dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

ウクライナ市民が手作りの火炎瓶でロシア軍の戦車を火だるまにしている動画を見ましたが、全体のごく一部だろうと思われる数十秒間のものでしたので、あの戦車が、その後どうなったは分かりません。

多数の火炎瓶を投げられて車体全体が火だるまでしたが、果たして攻撃としては効果はあるのでしょうか?

軍事に詳しい方からの回答をお待ちしてます。

A 回答 (4件)

現用戦車には、火炎瓶攻撃が全くと言ってよいほど効きません。



 現用戦車では、火炎瓶どころかナパーム弾や気化爆弾に対する防御能力も開発項目に入っており、実際にスウェーデンでの実験などから、多くの現用戦車でナパーム弾ではほぼ効果が無いことが判っています。
 よく考えてみてください。現在の戦車では、CBRNE兵器(昔のNBC兵器やABC兵器のこと)の攻撃に対する防御力は無視出来ません。火炎瓶程度の火災では、『蚊が刺した』ほどの効果しかありません。

 ウクライナ侵攻のロシア主力戦車T-72やT-80は基本設計が古く、ナパーム弾まで考慮して開発されているかどうかは判りませんが、現用で使われているということは、防御力に関してアップデートされていると見てよいでしょう。

 そもそも。
 戦争映画などによく出てくる、『エンジン上部の冷却グリッドに火炎瓶を当てる』というのは、ガソリンエンジンを使っていた第二次大戦中のドイツ軍戦車に対してで、しかもかなり限定的な効果でした。

 火炎瓶攻撃がうまくいくと車両のガソリンに点火して行動不能になりますが、しかし戦車技術者もバカではなく、耐熱ホースや逆止弁などの対策が施されており(ラジエタだって、近接着弾の破片や小銃弾で穴が開かない様に、防弾仕様になっています。火炎瓶の炎程度では壊れません)、火炎瓶が戦車攻撃に有効な武器だったことは、歴史上一度もありません。

 但し、火炎瓶がウマく点火して火災となった時、車外の装備(通信用アンテナやスコープなどの展視孔)はダメージを受けるので、消火や修理の為に乗員が車外に出たり、通信や視界不良となって行動を遅らせる効果があり、『何もないよりはマシ』ということで火炎瓶攻撃が今日まで残っています。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

そうなんですか!
詳しい解説ありがとうございました。

お礼日時:2022/03/22 20:12

エンジン上部にあてると機能停止させられます。


それは1000万円のジャベリンと同レベルです。
ただ、そこまで誰かが肉薄し、確実に当てる
リスクがあります。
    • good
    • 0

戦車に火炎瓶ってのは、戦争ものでは時々登場していたと思います。


戦車の中にいると、周囲の状況がよくわからないのです。
で、時々、ハッチを開けて、周囲を確認する必要があるわけ。

そのタイミングで、ハッチの中に火炎瓶を投げ込めれば、効果があるでしょうね。もちろん手榴弾でもいいわけですが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
なるほど、定期的にハッチを開けて外を確認してるんですか。するとハッチを閉じた状態のままなら効果は無いのかな?!

お礼日時:2022/03/22 00:14

キャタピラーに当てるッ!



効果はありました。
    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!