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No.2
- 回答日時:
禁欲からは魂の救済はない、幸福もない。
物と心について一言
ある意味で、近代化は人の物への最大の解放だと言える。
現代人は生産力を最大限に占有し、最も豊かな物質文明を創造した。
しかしながら、物の視点からすると現代人はますます物質生活に依存して、
ますます物質にとらわれ束縛されている。
言い換えれば、現代人はすでに物の有効性に抵抗しえなくなってきており、
物に囲まれたことによる利便性から脱することができない。
同時に、芸術と美はますます博物館という象牙の塔に隔離され、
精神の独立性と自由性は相対的に弱くなった。
こうなると、何が幸せで、何が良い生活なのか?
現代人の幸福は必ず一定の物質面での満足と豊かさに関連しており、
必ず名利、金銭、地位に関連している。ところが、
これらの幸福は順応性を持っている、つまり、
時間が経つにつれて人々は何かの物欲によって生まれた喜びを
自然に忘れる。明らかに、本当の満足を得ることができないのである。
これではただ「相対的幸福」というだけである。
本当の良い生活は心の物への支えであり、心が物を基礎としながら
物を超越するのである。
『絶対的幸福』とは、
いかなる苦痛もない真空状態のことでも、永遠に楽しい夢の世界でもない。
生きている人ならば、喜怒哀楽もある。しかし、
喜怒哀楽に引きずられ支配されるのではなく
あたかもサーフィンを楽々とこなすように楽しむのであり、
この領域を絶対的幸福と呼ぶ」
物を超越することで、心は自由になり、限界を超越する意義を体感で
きるのであり、意義の体験に対し自分の尊厳を得ることができる。
「人間は生きる意義を求める動物である。このような追求があれば、
どんな苦しみにも打ち負かされることはない。
このような追求がなければ、たとえ他のすべてを持っていても、
それは空虚である。心はゆっくりと死に向かうのである」
意義を体験するからこそ、人は本当に満足し、生き生きと生命の力を
獲得することができる。
物と心に関して、ギリシア人は
むしろ極めて得がたい本能の優雅さと調和を保ち続けた。
彼らは「物からのリラックス」に精神的な喜びを伴わせることを知っていた。
現代人にとっては、素朴ながらも満ち足りた状態に戻ることはできないし、
「物を話題にしただけで顔色を変える」必要はない。だから、
簡単に欲望に抵抗し、物質を拒否することはない、例えば、
贅沢品を求めているうちに、贅沢品に描かれた美しさのように人々が
贅沢品の美しさを通じて、品性のある生活を求めるようになれば
そんな追求自体も美しいことだろう。
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