①「象は鼻が長い」②「象の鼻が長い」③「象の鼻は長い」の差異には何か差異があるでしょうか?
ある人が
①「象は鼻が長い」
象という特殊な種の認識であり、象という種は鼻が長い。
②「象の鼻が長い」の解釈
個別の象という対象の認識であり、ある象の鼻が長い。
という違いがあると主張していました。
そこで、個別の象を指差しながら、①「象は鼻が長い」と言えるのか、その人に確認したら、言えると回答されました。
しかし、そうすると、①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の認識だという上記の主張とは矛盾します。
上記意見との関連性を問わず、お考えをお聞かせ下さい。
No.17
- 回答日時:
>>あなたが認める正しい用法は
誰が正しい用法か、誤りかなどを問題にしているのですか。
問題にしているのは文の意味の理解です。
「象は鼻が長い」「象の鼻が長い」「象の鼻は長い」
これらはすべて日本語の文法に即した正しい文です。
先ず、そのことを理解しましょう。
後は、それぞれの文がどのような意味かということです。
日本語の用法が乱れていますが!
差異には何か差異がある ?
あなたが認める正しい用法?
■
>差異には何か差異がある ?
①「象は鼻が長い」と②「象の鼻が長い」で差異があると主張したのはあなたですが。
なるほど。その主張は撤回されるのですね。了解です。
No.16
- 回答日時:
もう一度強調しておきます。
言語は話者の認識の表現であり、対象→認識→表現という表現一般の過程的な構造を止揚したものです。
あなたは、この言語の表現という本質が全く理解できていないということです。
文が何かを指すというレベルの理解だということです。■
であれば、その正しい理解に基づいて解釈した結果を具体的に提示しましょう。
あなたが認める正しい用法は以下の4ケースだということでよろしいでしょうか?誤解していると喚き散らかすよりも、であれば正しくは何であるのかを明確に提示しましょう。
①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の認識。
①「象は鼻が長い」は個別の象という対象の認識。
②「象の鼻が長い」は個別の象の部位の認識。
③「象の鼻は長い」は象という特殊な種の部位の認識。
No.14
- 回答日時:
>>①「象は鼻が長い」②「象の鼻が長い」には差異があると繰り返し主張されていたのはあなたですが。
どこが同じなのですか?
異なる故に、二つを取り上げているのではないのですか?
■
No.13
- 回答日時:
>>No.10 の応答に関して
>>は」は主題の提示という【機能】がある
>>「が」のほうが「は」より強調する力が強い
このような、語の意義という本質を外れた【機能】を問題にするしかない機能主義的な発想に基づく通説自体が誤りだということです。
そして、文自体の意味ではなく、続き云々という文自体を逸れた後付けの議論もピント外れということです。
問題は、「文の意味」、つまり話者の認識との関係であり、この認識を捉えられないために議論が逸れていくことになります。■
ですから、「間違っている!」と喚かれても無意味だし迷惑でしかありません。
あなたが正しいとおっしゃるのであれば、その正しい理解に基づいて解釈した結果をご回答下さい。
あなたが認める正しい用法は以下の4ケースだということでよろしいでしょうか?誤解していると喚き散らかすよりも、であれば正しくは何であるのかを明確に提示しましょう。
①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の認識。
①「象は鼻が長い」は個別の象という対象の認識。
②「象の鼻が長い」は個別の象の部位の認識。
③「象の鼻は長い」は象という特殊な種の部位の認識。
No.12
- 回答日時:
そもそも、
>>①「象は鼻が長い」②「象の鼻が長い」③「象の鼻は長い」の差異には何か差異があるでしょうか?
という質問自体がナンセンスであることが理解できませんか。
明らかに差異があるから列挙されたのであって、問われるべきは、①~③の文の意味はどのように異なるのでしょうか?ということです。■
>という質問自体がナンセンスであることが理解できませんか。
①「象は鼻が長い」②「象の鼻が長い」には差異があると繰り返し主張されていたのはあなたですが。また、その主張内容が不明瞭だから明確に書くように何度も頼みました。
ナンセンスだとしたら、それはあなた自身の問題でしょう。
No.11
- 回答日時:
>>動物園である象を見ながら、個別の象という対象の認識をもって「象は鼻が長い」。
家で子供に象がどのような動物か説明しながら、象という特殊な種の認識をもって「象は鼻が長い」
この2つは状況も認識も異なります。これを踏まえた上での投稿をお願いします。
「この2つは状況」はあなたが勝手に想定されただけで、別にそのような状況を想定する必然性はありません。問題にしているのは、「象は鼻が長い」という文の意味で、それに対応する認識ということです。わざわざ、「2つは状況」に限定する意味はありません。
それは、あなたが文が「何かを指す」という認識過程を欠落した、対象と直結するた発想をされているためです。
>>個別の象という対象の認識を
ではなく、対象である象の【個別性の側面を捉えた認識】だと何度も回答していますが?
■
>「2つの状況」に限定する意味はありません。
「2つの状況」に限定などしていません。「象は鼻が長い」は状況も認識も異なる場合に利用できるというあなた自身が認めたはずのことについて、ごちゃごちゃおっしゃっていたので、明確に分かるような具体的ケースとして提示しました。
【個別性の側面を捉えた認識】という言い回しが不明瞭ですが、
②「象の鼻が長い」は個別の象の部位の認識。
とは何か違うのですか?違うとすれば何が違うのか分かるようにご説明願います。
あなたが認める正しい用法は以下の4ケースだということでよろしいでしょうか?
①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の認識。
①「象は鼻が長い」は個別の象という対象の認識。
②「象の鼻が長い」は個別の象の部位の認識。
③「象の鼻は長い」は象という特殊な種の部位の認識。
もしも、どこか納得しないというのであれば、修正したものを提示して下さい。
No.10
- 回答日時:
No8です。
>どちらも何か続けたほうが自然とおっしゃっているだけなので。
言葉足らずだったようで、①③は耳という話題に移っても不自然ではない。
②は鼻が長いに言及してるので、その説明が次に続かなくてはいけない。
ということです。
>「が」にそのような機能があるとは一般的には理解されておらず、むしろ③「象の鼻は長い」のほうが鼻を強調して言及していると解釈するほうが一般的だと思います。
そこは意見の相違ということになりますが、強調することと
言及することは違います。②は言及③は強調です。
③は言及はしていません。というよりは、それ以上言及する必要が無い場合に使用する言い方だからです。
言葉は流れですから、使われる場面と前後の文章も想像しながら
解釈する必要があります。
>②は鼻が長いに言及してるので、その説明が次に続かなくてはいけない。
そのようには感じないです…。また、その根拠についても疑問を感じます…。
>そこは意見の相違ということになりますが
「は」は主題の提示という機能があることは通説だと思います。
>②は言及③は強調
「が」のほうが「は」より強調する力が強いという説は見たことがないのですが、そのようなことが書かれたソースはあるのでしょうか?何らかの文献があるのでしたら教えて下さい。
No.9
- 回答日時:
>>不明瞭で何を主張されたいのか分かりません
なぜ不明瞭にしか理解でいないのか、なぜ頓珍漢な応答を繰り返されるのかが良く理解できました。
団那は語、文は何かを指すものという粗雑な、誤った理解をされているためです。
語、文、文章は何かを指すのではなく話者の認識の表現です。この点が全く理解できていないために、話者の認識ではなく状況を持ち出すしかないということです。従って、下記のような不明瞭な質問をされることになります。
>>また、以下の3ケースについて、正しいのか、誤りなのか、それぞれご回答願います。
②「象の鼻が長い」は象という特殊な種の認識。
誤りです。
「象の鼻」という個別性の認識の表現です。
③「象の鼻は長い」は象という特殊な種の認識。
誤りです。
「象の鼻」という特殊性の認識の表現です。
③「象の鼻は長い」は個別の象という対象の認
誤りです。前項の通りです。
助詞「は」と「が」の意義の相違をどのように理解されていますか?
なお、語、文が何かを指すという誤りについて説明しておきましょう。
こどもが眼前の対象を知らない場合、「これは何ですか?」と質問し、この時、同時に対象を指差します。
この動作を捉え、「これは何ですか?」という質問、文があたかも何かを指すように誤解し、語や文が指すと誤認したものです。
この場合の「これは何ですか?」という文自体は疑問という認識の表現です。
この表現と動作の取り違えという誤りです。
この点は、「この」という代名詞が「何かを指す」という誤りと同じで、この点は時枝誠記が『日本文法 口語篇』の「代名詞」の項で説いています。
つまり、対象自体が不可知と見なすカント的不可知論、ソシュール的な発想の根本的な誤りだということです。
言語が対象とする現実の世界は、諸実体・諸属性・諸機能・諸関係などの種々の側面から捉えることができる立体的、重層的な構造を持っています。言語表現に当たってはその対象のある側面を抽象し、概念として捉え表現しています。
対象を丸々捉えることはできません。語や文が「指す」というのはこうした対象のある側面の抽象であることが理解できずに、単に曖昧な動作、行為に置き換えた誤りということです。■
認識について色々おっしゃってますが、
動物園である象を見ながら、個別の象という対象の認識をもって「象は鼻が長い」。
家で子供に象がどのような動物か説明しながら、象という特殊な種の認識をもって「象は鼻が長い」。
この2つは状況も認識も異なります。これを踏まえた上での投稿をお願いします。
「象の鼻」に関しては言い方に問題がありましたのでその点は訂正します。(②「象の鼻が長い」は個別の象という対象の認識。はあなたが書いたもののコピペだった気がしますが…。)それを踏まえて、あなたが認める正しい用法は以下の4ケースだということでよろしいでしょうか?
①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の認識。
①「象は鼻が長い」は個別の象という対象の認識。
②「象の鼻が長い」は個別の象の部位の認識。
③「象の鼻は長い」は象という特殊な種の部位の認識。
>助詞「は」と「が」の意義の相違をどのように理解されていますか?
まさにその点が問題となりますので、それに関しては上述の点が確定した後に検討しましょう。
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象という特殊な種を指して
①「象は鼻が長い」
個別の象という対象を指して
①「象は鼻が長い」
と、異なる状況に利用できると、あなたは認めました。
したがって、
①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の認識。
②「象の鼻が長い」は個別の象という対象の認識。
という差異があるとの主張は成り立ちません。
個別の象という対象を指して①「象は鼻が長い」と言うとき、個別の象という対象の認識がありますので、
①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の認識。
①「象は鼻が長い」は個別の象という対象の認識。
②「象の鼻が長い」は個別の象という対象の認識。
が可能だとなり、差がなくなります。
(②「象の鼻が長い」は象という特殊な種の認識。
が可能であるかあなたは明言されていないので、この点は不明ですが。この点に関してはご回答頂ければ。)
動物園である象を見ながら、個別の象という対象の認識をもって「象は鼻が長い」。
家で子供に象がどのような動物か説明しながら、象という特殊な種の認識をもって「象は鼻が長い」。
この2つは状況も認識も異なります。そのどちらにも「象は鼻が長い」と言えるとあなたは認めました。
そのことは理解した上で投稿して下さい。
三浦の『日本語の文法』には、
今日は遅刻した。
月は東に日は西に。
などを例に出し、この種の「は」は特殊判断のときに使われる、と述べています。さらに続いて、
象の鼻が長い。
は
キリンの首が長い。
というような観念的な前提が存在するわけである、と述べています。このような前提の妥当性は疑問がありますが。
三浦の「は」の特殊性はこのような特殊判断として理解すべきであって、
①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の一部である個別の鼻の属性の認識の表現です
②「象の鼻が長い」は個別の象の部位である鼻の属性の認識の表現。
③「象の鼻は長い」は犬や馬の鼻ではなく「象の鼻」という「特殊(種の)な鼻」の属性の認識の表現。
のような「象という特殊な種」ではないでしょう。
三浦の『日本語はどういう言語か』には
一台のテレビを指して、
これは最新型です。
と言うのも特殊性を扱った「は」だと書かれています。「これ」は個別のテレビを指していますので、
①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の一部である個別の鼻の属性の認識の表現です
②「象の鼻が長い」は個別の象の部位である鼻の属性の認識の表現。
③「象の鼻は長い」は犬や馬の鼻ではなく「象の鼻」という「特殊(種の)な鼻」の属性の認識の表現。
のような「象という特殊な種」に限定されるという解釈が誤りである事をはっきりしてしています。
長くなってしまったので要約します。
「が」は個別で、④「は」は特殊だという主張の論理的欠陥が明確になりました。
<ツチノコ説>
①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の一部である個別の鼻の属性の認識の表現です
②「象の鼻が長い」は個別の象の(部位である)鼻の属性の認識の表現。
③「象の鼻は長い」は犬や馬の鼻ではなく「象の鼻」という「特殊な(種の)鼻」の属性の認識の表現。
④「このテレビは最新型です。」は「このテレビ」というテレビの特殊性の側面に対する属性認識の表現。
<致命的誤謬>
②「が」と④「は」で同じ説明をしてしまってます。
②「象の鼻が長い」は個別の象の(部位である)鼻の属性の認識の表現。
④「このテレビは最新型です。」は「このテレビ」というテレビの特殊性の側面に対する属性認識の表現。
・個別性
「あの象」
「このテレビ」
「このテレビ」の認識があるのだから、個別性を認識しています。個別性の認識なしに「このテレビ」の認識など不可能。
・特殊性
「鼻が長い」
「新製品」
「鼻が長い」のは象の特徴。実際に、三浦はキリンは「首が長い」ことを対比しています。「新製品」は特殊なのに、「鼻が長い」は特殊じゃないとか子供の言い訳レベル。
これに反論するには②と④のどちらかにしか当て嵌まらない何らかの差異を示すしかありません。ところが、返されたものは、どれもどちらにも該当する内容だから論理的に無意味。
以下の記述を見れば明らかなように、「は」の特殊性とは「特殊な種」であり、「が」の個別性とは「個別の物」であるというのが主張でした。
<ツチノコ説>
①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の一部である個別の鼻の属性の認識の表現です
②「象の鼻が長い」は個別の象の(部位である)鼻の属性の認識の表現。
③「象の鼻は長い」は犬や馬の鼻ではなく「象の鼻」という「特殊な(種の)鼻」の属性の認識の表現。
④「このテレビは最新型です。」は「このテレビ」というテレビの特殊性の側面に対する属性認識の表現。
しかし、④において、う「個別の物」としてのテレビの属性でしかない「最新型」を特殊性として認めた時点で、ツチノコ説は完全に破綻したのです。「最新型」は「特殊な種」ではありませんから。
そこが三浦とツチノコ説の差異であり、ツチノコ説の明白な誤謬でもあります。
経緯を正確に書くと、当初のツチノコ説は、
①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の一部である個別の鼻の属性の認識の表現です
②「象の鼻が長い」は個別の象の(部位である)鼻の属性の認識の表現。
③「象の鼻は長い」は犬や馬の鼻ではなく「象の鼻」という「特殊な(種の)鼻」の属性の認識の表現。
と主張しており、「は」の特殊性は「特殊な種」の認識に対応していて、「が」の個別性は「個別の物」の認識に対応していました。
ところが、三浦の『日本語はどういう言語か』に
これは最新型です。
が例として載っていることを指摘された結果、
④「このテレビは最新型です。」は「このテレビ」というテレビの特殊性の側面に対する属性認識の表現。
と方針変更に追い込まれました。しかし、その結果、②「が」と④「は」で同じ説明をしてしまうという既述の致命的誤謬が生じたのです。