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インフレターゲットってなんなのでしょうか?なぜインフレさせる必要があるのでしょうか?

A 回答 (5件)

ネットでも、「インフレターゲット」で、結構情報が検索できますが、、、、



https://www.hitachi-hri.com/keyword/k028.html

深刻なデフレ下での採用は世界初
それでは諸手を挙げてインフレ目標政策を採用できるのかと言うと、反対意見も多く一筋縄ではいかないようです。よく耳にするのは、「これまでインフレ目標政策を採用してきた国はみなインフレ対策としてのものであって、長期にわたるデフレの対策として導入された例はない。物価を抑えることはできても引き上げることはできないのではないか」という反対意見です。たしかに日本がインフレ目標政策を採用することになれば、深刻なデフレ対策としては世界初の採用国となるのですから、慎重な意見が出るのも致し方ないところでしょう。このほか、「インフレが過熱した場合に物価の上昇を制御できなくなる危険性がある」、「中期的なインフレ率の数値目標を明示するのは難しい」といった意見も聞かれます。
こういったことからも、導入への道のりはまだまだ険しいものと言えますが、今後の金融政策を考える上で、インフレ目標政策の導入を検討する余地は十分にあるでしょう。

論議の背景とインフレ目標政策の利点
日本でインフレ目標政策の導入が論議され始めたのは2000年ころのことです。平成不況が長引き、経済がデフレのさなかにあったこのころ、中央銀行である日本銀行(以下、日銀)が市場に対してデフレ阻止の強い意思を明らかにすることによる効果を狙った金融政策の必要性が騒がれ始めました。
インフレ目標政策の導入に肯定的な論者によれば、以下の二点が利点とされています。まず一点目は、日銀が物価安定目標を数値化することにより、物価安定の定義が明確化されるという点です。今のところ、何をもって物価安定というのかという定義付けがされていないため、識者の間でもかみ合わない議論が散見されます。これが、物価安定目標が数値化されれば、今がインフレなのかデフレなのか、物価水準は適正なのかが明確になるというわけです。
二点目は、人々や市場のインフレ予想に直接働きかけることで実際に物価水準の安定化が図れるという効果です。政策の担い手である日銀が目標値を掲げるわけですから、将来の物価水準はだいたい目標範囲内に落ち着くだろうと予想できることになります。
インフレ目標政策の論議が活発化した2000年ころと違い、現在の日本経済は戦後最長の「いざなぎ景気」(1965年11月~1970年7月の57カ月間)を超える景気拡大期にありますが、物価は依然として低水準で推移しています。そのため、インフレ目標政策には、デフレに歯止めをかけるための特効薬として大きな期待が寄せられているのです。

https://www.iima.or.jp/abc/a/7.html
インフレターゲット
一国の中央銀行が金融政策の中心的な目標を「物価の安定」と定めたうえで、中期的な(約2、3年)物価上昇率(インフレ率)の目標値または範囲を公表し、その達成のために金融政策を講じるという金融政策の枠組みを「インフレターゲット」といいます。IMFによると、世界で初めてインフレターゲットを導入したのはニュージーランドで、1990年にさかのぼります。導入のタイミングは国によってさまざまで、①マネーサプライと実体経済との関係が不安定化したとき、②高インフレが長期化したとき、③金融危機に遭ったとき、等が挙げられます。
ターゲットは、中銀のインフレ予想と政府が適切と判断するインフレ率とを比較し、中銀によって設定されます(国によっては政府単体、または中銀と政府協働の場合もあります)。採用する多くの国ではターゲットの水準を一桁台の低い数値、または「〇%~〇%」や「〇%+上下の許容幅」と幅をもたせています。中銀は目標達成すべく金利の上げ下げ等といった金融政策を講じていきますが、政府の影響なくさまざまな手法がとれるよう中銀の独立性はある程度保障される必要があります。
インフレ率の物差しとなる物価指数は、消費者物価指数や個人消費支出(PCE)デフレーター等、国によって異なります。なお、目標未達によるペナルティーを課す国はほぼ存在しません。
インフレターゲットの利点は、数値の目標または範囲が明示されることで現状の物価水準がインフレなのかデフレなのかが把握できるとともに、ターゲットに向けた中銀による金融政策の手法についても透明性が高まる、ということです。この結果、物価水準の高い安定性につながるとされています。

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インフレターゲット (インフレターゲット)
インフレターゲット(Inflation Targeting)とは、政府や中央銀行が物価上昇率(インフレ率)に一定の数値目標を掲げ、市中の通貨量を調節することにより、緩やかなインフレを誘導し、安定した経済成長につなげる金融政策を指します。日銀は2013年1月、デフレからの脱却を目指して、物価安定目標を2%とするインフレターゲットを導入しました。その後、大規模な金融緩和政策や景気刺激策を行っています。

https://www.boj.or.jp/announcements/release_2013 …
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値上げすれば、企業が儲かります。



企業が儲かれば社員の給与もあがります。

給与が上がれば消費が増えて、企業は更に
儲かります。

こうやって、日本の経済規模GDPが
大きくなります。

デフレはその反対です。

デフレが続くと、国は貧しくなり
遂には途上国に墜ちてしまいます。
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そもそもこの国の政府や学者の唱えてた「デフレ」が、嘘や間違いの可能


性があると思います。
様々な製品で、値段がそのままでも中身が減ってたりするものが多いですし
自販機の飲料も昔は100円が普通だったのに、そんな値段で売ってるもの
は基本的にありません。かき氷も1000円以上で売られてます。
それらを見て一体どこがデフレなのか?と。

それはつまり、大量生産・大量消費時代を想定した過剰供給が原因で、収益が悪化しただけなのに、その言い訳として大企業や資本家が「デフレ」とい
う逃げ道を選択して誤魔化してきた為に事実関係が破綻・矛盾して、収拾が
つかなくなってるだけなのでは?と思います。

日本における地理的構造の問題や、現状維持に税金や労力を費やす構造も
成長を抑圧する機能として発現してる側面はありますが、今の腐敗構造は
自民党が続く限り、誤魔化しと嘘にまみれ、時間を無駄にして、日本の衰退
をじわじわと傍観するしかないでしょう。
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給料上げるため

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目的はデフレからの脱却で、かつ過剰なインフレを抑制することです。


そこで政府・日銀が、インフレ率に一定の数値目標を挙げて政策を実行するんです。
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