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現在、社会心理学専攻で卒論を書いている大学4年生です。
私の卒論は、ポジティブステレオタイプの有無2条件×それを表出する人の性別2条件の4条件の間で、脱個人化の感覚(自分が集団の一員として見られている感覚)、ネガティブステレオタイプ知覚(相手が自分に対してネガティブなステレオタイプを持っているという知覚)、差別知覚(差別をされていると感じる程度)を比較するものとなっています。

分析はHADを使うのですが、まず何から始めれば良いのか、どの分析手法を使えば良いのか全くわかりません。教えていただくのに情報不足でしたらお答えしますので、もしよろしければどなたか教えていただきたいです。

A 回答 (1件)

①先ずは4条件のクロス集計でデータを読み込む。


これが基本となる。ここで念のため有意差検定も行うとしても、生データである程度の差異がないと、分析が非常に難しくなるというか、違いが無いという残念な結果になってしまう。
この時点で、卒論の結果に至る組み立てを構築できるかどうかが大きなポイントになる。

②卒論の方向性が構築出来たら、それに見合った多変量解析の候補をいろいろ試してみる。ここまで来たら指導教官と相談して適切な候補をアドバイスしてもらうことも容易になる。
慣れているものから試すことになるが、私は昔の話だが、因子分析、重回帰分析、数量化Ⅱ類かⅢ類など自分にとって感覚的に理解できやすいものを中心に行っていた。

いずれにしても、クロス表の段階で何かの傾向が読み取れないと、多変量解析はほぼ確実に失敗するので、基本の4条件で良く分からなければ、因子分析で得られた主要因子を使ってクロス集計を色々やり直す地道な作業をした方が良いと思う。

多変量解析は、切れ味が鋭い結果が得られると快感ですが、基本的にはあくまでも脇役と考えていた方が宜しいかと思います。

ご健闘を祈ります。
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