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窒素固定細菌が窒素から合成するのはアンモニアですか?それともアンモニウムイオンですか?

A 回答 (2件)

アンモニアイオンです。

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窒素固定細菌 たとえば根粒菌などが、


窒素固定のどの反応を起こしている
過程のことをいうのかによりますよね。
たとえば窒素分子の固定を行える
ニトロゲナーゼという酵素の
反応過程のことを指しているのなら、
その反応で生成されるのはアンモニアです。
ただし、アンモニアでは根粒菌の体内でも、
保持するのが難しいので、
すぐにアンモニウムイオンに変換して、
アンモニウム塩に変えてしまうはずです。
そうすると、根粒菌はアンモニウム塩を生成する。
という言い方もできると思いますが、
おそらくその先でアミノ基を合成して、
グルタミン酸塩にまでしてしまうのではないでしょうか。
そうすると、根粒菌は窒素からアミノ酸を合成している。
そういうところまで表現できてしまうことになります。

また、根粒菌の反応以降、亜硝酸菌や硝酸菌など硝化細菌が
存在すると、これらはアンモニアを使って呼吸を行うので、
その過程においてアンモニアを硝酸イオンに変換します。
最終的に硝酸塩に変わっていくことになるので、
根粒菌やこうした硝化細菌ら窒素固定細菌たちという、
グループでの反応過程で考えた場合、
窒素を硝酸塩に固定している。
というように言うこともできます。
つまり、窒素をどのように加工していくのか、
その工程のどの部分を指しているのかに注目して
考えると良いのだと思いますよ。
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