毎年、コシヒカリを120a程度耕作しております。
そして、毎年悲しい程倒伏しております。(T_T)
(特に大豆耕作後の田んぼはひどいです。)
そこで、対策方法を教えてください。
JAによる土壌調査によると
PH・苦土・加里・りん酸は平均値で、遊離酸化鉄が多く、腐植・けい酸・石灰が少ないとなっています。
田植えはゴールデンウィークにペースト施肥田植機(三菱)にて行い、
6月中旬にけい酸加里をやります。(もしかしたら、ペースト施肥田植機が悪いのかも・・・と思っています。)
・・・で稲刈り2週間前位になると小雨でもべったり倒れてしまいます。
来年こそは、絶対に倒伏しないコシヒカリを作りたいです。
稲刈り直後からの対策をご伝授下さい。
No.9ベストアンサー
- 回答日時:
No.3,6,7です。
ペースト肥料窒素は40kg×14%=5.6kgということのようですね。
毎年ひどく倒れて困るということであれば、窒素を2/3から極端な話1/2に減らしても良いのではないかと思います。その際、2段施肥であれば浅い方の割合を多くしましょう。
そのほか、初期の生育が良くなるように、浅植え、浅水とします。植え込み株数を少し増やしても良いかも知れません。
代掻きは軽く、中干しをきっちり、といった対策も考えましょう。
以上ですが、なにぶん現場を見たわけでもなく、限られた情報に基づく「あて推量」ですので、間違いがあるかもしれません。近くの農家、JAや普及センターなどと相談して対策を決める際の参考にしてください。
来年の今頃、倒れていないコシヒカリを見ることができますように。
indoken 様
本当に有難うございました。
ペーストの件は三菱農機さんに早速今の状況を相談しましたところ、来年は事前に対処していただくようお返事をいただきました。
私達は毎年、どんな圃場にたいしても何にも知らずに教科書どおりの土作りをしておりました。
育児にも色々あるように、稲にも色々あるんですね。
来年からはその子その子に合わせた育て方をしていきたいと思います。
皆さんのご意見やアドバイスをたくさんいただき、大変勉強になりました。
先行きが明るくない農業ですが、頑張って美味しいお米を作っていきたいと思います。
ありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
皆さんが回答していますが窒素過多よりリン酸とカリ分が不足しているような気がします。
窒素は当方の施肥基準と変わりませんがリン酸とカリ分が少ないようです。リン酸とカリは殻を丈夫にして倒伏を有る程度防げます。春の耕起前に苦土重焼燐を1反当たり10キロと塩化カリを7キロ程度散布すればいいと思います。珪カルは溶脱しませんから秋に散布してもかまいません。中乾しをやることにより倒伏は軽減できますが倒伏しやすい水田では中乾しは早めにして下さい植え付け本数により違いますが坪60本植えで1株が20本になった頃が中乾しの時期です。ゴールデンウィーク頃植えれば6月15日~20日頃になります。中乾しが終われば週に一度程度水を入れれば問題ありません出穂期までは間断潅漑にします。いつまでも満水にしていると下位の節間が伸び倒伏しやすくなります。
それでも倒伏しやすい水田なら倒伏軽減剤を使うしかないと思います。
ご回答ありがとうございます。
自宅保管の重焼燐がありますので春のシロカキ前に散布します。(数年前に購入していましたが全く散布しておりませんでした。)
塩化カリも少量でよさそうなので出来そうです。
来年は中乾しにも気をつけたいと思います。
田んぼが水路の下手にあるため毎年、欲しい時に水が入れられないのでついつい思い切って水が抜けなかったんです。
ほんとに皆さん、アドバイス有難うございました。
頑張って美味しいお米を作っていきます。
No.7
- 回答日時:
No.3&6です。
当て推量が当ったらしいので、なんとなく嬉しい!ケイ酸をやることは悪くないと思います。
ペースト肥料の成分は分かりましたが、
ペースト肥料の量、場所(位置、つまり、株の横何センチ、深さ、上下2段施肥なら上と下の割合など)が気になります。
この回答への補足
何度も有難うございます。
ペースト肥料の量、場所(位置、つまり、株の横何センチ、深さ、上下2段施肥なら上と下の割合など)が気になります。
ペースト肥料は1箱(20kg)で1.5反やります。(3反で2箱使用しました。)
三菱農機さんからは毎年ペースト施肥田植機をレンタルしているので他の項目は設定されてしまっていて分かりません。ただ、田んぼが深いので深植えになっていると思います。
よろしくお願いします。
間違いました。訂正します。
×ペースト肥料は1箱(20kg)で1.5反やります。(3反で2箱使用しました。)
◎ペースト肥料は2箱(40kg)で1反やります。(3反で6箱使用しました。)
全然違いますネ(^^;)失礼しました・・・・。
No.6
- 回答日時:
No.3です。
収量450kgなのですね。
判断材料が少ないので全くの推測ですが、超湿田とのことですし、稲草ができ過ぎて籾数が多すぎるのではなく、むしろ田植え後の生育はあまり良くないのに、途中から青々して結構伸びてくるような田んぼなのかな、と感じますがいかがでしょう?
さて「春は何もやらない」とのことですが、ペースト施肥はやっているのだと思います。ペーストの窒素肥料はどれだけ施用しているのでしょう?
目覚しい効果のある窒素過多対策は、肥料を減らす以外にあまりありませんが、溝を切るなどして冬に田を乾かす、代掻きを軽く(可能なら無代掻き栽培に)する、ワラや堆肥を減らすなどが考えられます。
またワラ、籾がらは焼くことにして、11月の石灰窒素は止めてしまってよいと思います。
この回答への補足
ありがとうございます。
田植え後の生育はあまり良くないのに、途中から青々して結構伸びてくるような田んぼなのかな、と感じますがいかがでしょう?
まさにそのとおりの田んぼです。
ペーストの窒素肥料はどれだけ施用しているのでしょう?
三菱農機さんの指示通りの分量です。(あとで調べてみます。)
肥料は減らす方向で行くことにして、秋鋤き時のけい酸投入(反200kg)、もしくはシロカキ前ののけい酸投入についてはどう思われますか?
お忙しいのにスミマセン。
よろしくお願いします。
ペーストについて調べました。
(在庫で残っているペーストの外箱に書いてありました。)
----------------------------------------------------------
若葉有機ペースト14号(ワカペ14)・東西肥料(株)20kg
保証成分量(%)
窒素全量 14.0
内アンモニア性窒素 1.0
リン酸全量 10.0
内可溶性リン酸 10.0
内水溶性リン酸 10.0
水溶性加里 10.0
く溶性苦土 1.0
原料の種類(窒素全量を保証する原料)
尿素ホルムアルデヒド尿素肥料
乾燥菌代肥料
備考:窒素全量の割合の大きい順である。
-------------------------------------------------------
三菱農機 ペースト施肥田植機
http://www.mam.co.jp/now/paste/index.html
これでわかりますでしょうか?
No.5
- 回答日時:
栽培の専門家ではありません。
が、関連の仕事をしていますので、情報は耳で聞いています。
窒素肥料をしぼるのは当然として(ゼロでもいいかも)
粗植、深水がキーワードになるかもしれませんので、
調べてみてはいかがでしょうか。
この回答への補足
ご回答ありがとうございます。
粗植、深水・・・
調べてみます。
まだまだ勉強しなくてはいけないことがいっぱいです。
色々教えてください。
ありがとうございます。
No.4
- 回答日時:
前作は大豆なんですね。
だったら、元肥はPK化成にしているんですよね?
豆科の植物の根っこは根粒菌と言って窒素(N)のかたまりです。
と言うことは、既に田んぼには窒素成分があるわけです。そこにNPKと3拍子そろった肥料を与えると窒素過多になって倒伏しやすくなるのは当たり前です。
ただでさえ倒伏しやすいコシヒカリなのに窒素過多なんて以ての外。
来年は窒素過多にも注意して栽培してみてくださいね。
この回答への補足
ご回答ありがとうございます。
みなさんのご意見をお聞きして窒素過多が原因のようです。
窒素過多を改善する方法って何かあるんでしょうかね?
ご存知でしたらアドバイスをよろしくお願いします。
No.3
- 回答日時:
基肥や追肥窒素量を減らすのが基本的な倒伏対策ですが、収量を減らさない的確な方法を決めるためには、現在の施肥量、収量、単位面積当たりの穂数や籾数、草丈、他がどんな状況なのかを知る必要があります。
もし追加できる情報があれば、もう少し具体的な回答ができるかも知れません。
問題の田んぼは「湿田」なのでしょうか?湿田気味であれば、ワラや籾がらは燃やしたほうが良いかも知れません。
水田連続でひどく倒伏し、窒素肥料をごく少なくしても大豆跡がひどく倒伏するようであれば、当面、大豆跡については、コシヒカリの栽培はあきらめて、他の倒伏しにくい品種にするのが良いかも知れません。(倒れにくくて美味しい品種もそれぞれの地域にあるはずです)
この回答への補足
ご回答ありがとうございます。
お恥ずかしい事ながら不定休の共働き夫婦が超特急で米作りをしており、今日までJAの栽培暦のとおりしか出来なくて『単位面積当たりの穂数や籾数、草丈・・・』は調べたことがありませんし、今年の9月初旬刈取り予定の田はすでにローラー倒伏しております。
昨年の反收量は、450kg(出荷袋15袋)ギリギリ位でした。
昨年の刈り取り後の作業は
(1)11月に反あたり石灰窒素を20kg+地力アップ(ケイカル+ようりん)100kg→秋鋤き
(2)春はペースト施肥田植機なので何もやらない→シロカキ→田植え
(3)6月中旬にけい酸加里20kg
以上です。
私の住んでいるところは大昔は沼だったそうで赤土の粘土質で超湿田です。(^_^;)
みなさんのお話しを聞くとやっぱり窒素過多状態ですね。
(大豆畑は25aを毎年ローテーションしており連作はしておりません。)
さて、どうしたらいいものでしょうか?
よろしくお願いします。
No.2
- 回答日時:
(1)ワラや籾殻は燃やした方がいいでしょうか?
土に返せば有機物の補給になりますし、燃やせばCO2を出すことにもなりますので、可能であれば土に返すことをおすすめします。
(2)秋にケイカルを散布(反あたり200kg)しようと思うんですがいかがでしょうか?
当方では、シロカキ前の耕耘時に100kg散布を基準にしていますが、散布量については、ケイ酸が少ないようなので200kgでもいいと思います。窒素のように過剰害はありません。
(3)追肥とは、いつ頃に・何をやればいいですか?(葉色の見方がわかりません)
追肥は、普通の三要素入りか窒素とカリの2要素が入った化学肥料です。施肥量や時期は生育状況によるので、近所のコシヒカリを作っている人か、JAや普及センターに相談するといいでしょう。
この回答への補足
ご親切にありがとうございます。
ケイカルの件ですが、秋に200kgも散布するより kgw2005さんのように春のシロカキ前にシッカリ散布した方が効率が良くないでしょうか?
冬の間にケイ酸成分が脱けてしまう?ことはないんでしょうかね?
秋も春も散布すると主人は言ってるのですが、なんせ散布量が多いのでなるべく省力化したいのが本音です。
いかかでしょうか?
No.1
- 回答日時:
コシヒカリは、草丈が伸びやすく倒伏しやすい品種ですが、対策としては、以下の点に注意します。
1.窒素肥料を控える。
ペースト肥料に含まれる窒素成分は、草丈を伸ばすので、基肥を減肥し、葉色などを見ながら、生育が悪いようなら追肥で調節します。特に、大豆は、根粒菌が窒素成分を蓄えるので、倒伏がひどいのではと思われます。
2.水管理に注意する。
田んぼへ水をためっぱなしにしていると、根腐れが起こりやすく、稲も軟弱になります。ときどきは、田の水が無くなり、土に小さなヒビが入る位まで待って次の水を入れるようにすると稲が丈夫に育ちます。
この回答への補足
早々にありがとうございます。
もう少しお尋ねしてもいいですか?
(1)ワラや籾殻は燃やした方がいいでしょうか?
(2)秋にケイカルを散布(反あたり200kg)しようと思うんですがいかがでしょうか?
(3)追肥とは、いつ頃に・何をやればいいですか?(葉色の見方がわかりません)
すみません。よろしくお願いします。
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