おしえて

コロナワクチン

締切済

質問者：11124112
質問日時：2023/02/20 00:51
回答数：6件

コロナワクチンって、最近は全然「打て！打て！」言われませんけど、どうしてですか？

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回答 (6件)

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No.6

回答者： sandaba
回答日時：2023/02/20 10:47

No.5です。

＞で、結局結論はなに？

とのことですが。ごく単純明快に言い切ってもらわたいならお答えします。雰囲気です。いわゆる「空気」というやつ。

先の回答では、そのような空気を生み出すに至ったいくつかの要因について説明しました。数え上げれば他にも色々あります。

ひとつ付け加えるとすれば、マスコミ報道もそうです。2年前の今頃は、日本だけワクチンがまだ調達できてないとか接種体制が整ってないとか大騒ぎして、功罪はともかく大衆の飢餓感を煽りました。夏頃には感染者数激増してるのにオリンピック開催なんかケシカランと大騒ぎしていました。

ところが最近は、第8波で大勢の死者が出たにもかかわらず大して報じない。飽きたんです。マスコミが飽きたのか、視聴者である大衆が飽きたのか、卵と鶏の関係なのでどちらとも言い難いですが。今は新規感染者数落ち着いていますが、第8波の真っ最中でもマスコミが好んで取り上げる話題は、医療現場の深刻さよりも、物価高騰が大変だとか、海外からの観光客が戻ってきたとかいうものでした。今の日本社会には「コロナに振り回される時代は終わった」という空気感が確実にあります。

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No.5

回答者： sandaba
回答日時：2023/02/20 09:24

コロナワクチンに限らず、すべての医療はメリットとデメリットを秤にかけて行われるものです。

たとえば臓器移植や骨髄移植は、死ぬ確率のかなり高い、荒っぽい治療法です。しかしそうしなければ大抵死ぬという場合にはこのリスクは許容されます。

一方で職場や学校の健康診断で、何の不調も感じていない人全員に毎年胸部X線検査するのは、それで病気を早期発見できるメリットと、ごくごく僅かながら癌の発生確率を上げるリスクが議論になっています。ちなみに欧米では行われていません。

コロナワクチンについては、登場時には感染や発症の防止効果が高い、逆に接種せずに感染すれば致死率が高いということで強力に接種が進められました。

しかし今はウイルスの変異が進んだ結果、感染・発症の防止効果は薄れています。重症化防止の効果は未だ高いとされていますが。しかしそもそもウイルス自体が重症化率の低いオミクロン株に置き換わっています。

また、今や大半の人が3回接種しています。4回目以上の接種にも、重症化率をさらに下げる効果はあるとされていますが、もともと重症化率・死亡率の高い高齢者にとっては大きなメリットでも、より若い世代にとってはメリットが見出しにくくなっています。

同時に、コロナワクチンには少ない確率ながら生命にかかわる重篤な副反応のリスクがあります。というより、あらゆるワクチンにはだいたい数十万人〜数百万人に1人程度の割合でその種のリスクがあります。

というわけで、時間が経つにつれ、既接種回数の増加とウイルスの変化によって、メリットとデメリットの差がだんだん小さくなってきているのです。

日本政府は、さらなるワクチンの接種をTV CM等で呼びかけてはいます。しかし全国旅行支援の補助金や入国検疫（日本在住者にとっては海外旅行からの帰国）について、ワクチン接種3回以上という基準を設けています。これは多くの人にとって「政府はとりあえず3回打てばいいと言っている」というメッセージと受け取られているはずです。

個人的に見聞する範囲だと、高齢者と医療従事者は5回打った人が多いです。しかしそれ以外だと、3回止まりが大半、4回打った人がちらほら程度です。