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Nikkorレンズについて質問します。

Ai AF Nikkor 85mm F1.4D(IF)とAi AF Nikkor 85mm F1.8Dは値段にかなり差がありますが、
どういった違いがあるのでしょうか?

やはりF1.4DにはF1.8Dには無い価格相応の持ち味があるのですか?

A 回答 (5件)

この2本のレンズのカタログ上の大きな違いは、絞り羽根枚数の違い=円形絞りかそうでないか(ボケ味に影響します)・ピントを合わせる際のレンズ駆動方式の違い(IFかRFか)・フィルター径の違い・レンズ構成枚数の違いとなります。


その他外観では1.4Dの方がしっかりした作りとなっていますよね。

さて問題の違いについてですが、私の感じた事をいわせてもらうと、1.4Dの方が円形絞りを採用している事もありボケが綺麗。そして2~3絞った時のキレは1.8Dより上です。またヌケも1.4Dの方がいいですね。
1.8Dは悪いレンズでないですが普通の単焦点って感じですよ。
また、1.4Dの開放描写に関しては人によっては甘いと感じるかもしれません。
(デジタルではこの両者の違いはなかなかわかりずらいかも・・・)

でも、この両レンズの違いって価格差ほどない・・・と思います。じゃ~なにが値段の差なのか・・・
それはカタログ上の違いも含め、モノとして1.4Dの方がこだわって作られた事にあるんだと思います。
やはり描写だけではなく、使って見た感想を率直に言わせてもらうと、1.8Dを普通のレンズとするならば、1.4Dは特別なレンズ、モノとしての使い心地が良いレンズでした。
それだけで私たちユーザーも幸せな気持ちになれるじゃないですか・・・
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両者の違いは開放時の明るさです。


じゃあ、その僅かシャッター速度で一段の違いが倍以上の価格の開きになるのか、と言えば
世の中にはF1.4じゃないと撮れない写真と言うものが確実に存在するんです。

もちろん、状況によってその条件は変化しますから
今日F1.4でなければ撮れないものでも、明日になったらF1.8で撮れるのかもしれませんが
逆に言えば今日撮れなかったらこの先永遠に撮れないものもありますから
その場で最良の撮影結果を得るためには動かし難い条件というものは存在します。

そこで「じゃあ撮れないんだったら無理して撮らなくてもいい」という人には
F1.4と言うものに何の必要も意味もない、ただ高価なだけのレンズですが
「どうしても撮りたい」という人にとっては
例えその1カットの為だけとしても、それだけの金額を出してレンズを持つ意味があるのです。

以上が、そのレンズが存在する事のユーザー側からの理由です。
その場合、値段と言うものは後回しになります(無視はできませんが)。



もうひとつ、製造者側からの「高価になる」理由ですが、それは
「ただ大きなレンズを使えば明るいレンズ出来る」と言う単純な問題ではないからです。
実際に設計に携わった訳ではありませんから受け売りの知識になりますが
例えば絞りを一段明るくするだけで収差が格段に増えてしまって
基本設計からし直す必要があるらしいです。
もちろん、レンズに使用できる純度の、より大きな光学ガラスも必要ですし、
そうして作ったものは当然高価になりますから、数は売れない、
そのために更に高価にせざるを得ない、というのが理由です。



ですので、F1.8で撮れるものを撮っている人にとっては
それ以上の明るいレンズは単なる自己満足でしかありません。
そういった人には「いやに高い」レンズとしてしか見えないかもしれませんが
F1.4でなければ撮れないものを撮っている人や
一度その開放描写にはまってしまった人には、価格は問題にはなりません。



ただ、現実的な話に戻しますと
もう少し企業努力で安くして貰えたら、とは思います。
実際に仕事で持ち歩く場合(と言うか業務用途)ではレンズは一生モノではありませんし
破損や盗難などもありますから、数年で買い替えと言うのが現実です。
それでも、やはり明るいレンズの開放絞りの描写を知ってしまうと後戻りはできませんから
(ニッコールレンズがそう、と言う訳ではありませんが/笑)、
次も同じレンズを買う事になります。
多少はメーカーからの補助もありますが、今の価格はかなり負担になるのは事実です(涙)。
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値段の差、85mmに限らないです。


たとえば50mmのF1.4と1.8、ニコンでは差はすくないですが、キャノンでは相当の値段の差がありますね。

持ち味・・・。開放が明るいものはやや無理をしていることもあり、必ずしも良いとは言い切れないような気もします。また、実際に使うときは絞ることも少なくないので、日常の使用では開放の明るさを生かすことは限られます。
開放がちょっと暗いもの、コンパクトで軽くなります。また、フィルタ径も大きくなる、という欠点もあります。
85mmで1.4と1.8の差なら、多くの人は無理しなくても1.8で十分かな、と思ってしまいます。
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>どういった違いがあるのでしょうか?



開放時の明るさが違う。
フレヤーやゴーストが出にくい。
・・・材料や作り方が違うので、基本的に高く、高いがゆえに沢山売れない、従って余計高くなる。

>やはりF1.4DにはF1.8Dには無い価格相応の持ち味があるのですか?
カタログ上で一番目立つのが絞り羽の枚数、大体の場合明るいレンズのほうが枚数が多い。ボケ(?)が丸く自然に写る。
安いレンズだとボケが六角形になったいする。
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このレンズやメーカーに限らず、レンズ焦点距離の次に表記されるF○○という数値は、開放絞り値を表します。



簡単に言えば、この数字が小さければ小さいほど、明るい高級なレンズです。

明るいレンズがなぜ良いかといえば、一般的なところでは、暗い場所での撮影に強くなります。また、レンズには被写体深度というピントが合う範囲があるわけですが、これは絞れば絞るほど広くなります。

つまり、絞りがF16では、3メートルから無限大の範囲にあるものがピントが合っているように見えるが、絞りF1.4では3.5mから3.6mの範囲しかピントが合っているように写らない・・・という感じです。

ピントが合う範囲が広い方が便利なことも多いのですが、例えば人物のポートレート写真などでは、人物にはピントを合わせたいが、バックの風景はぼかしたいとか、極端な例では瞳にはピントを合わせたいが、後でかき上げる髪はぼかしたいなんてシビアな要望も出るわけです。そうなると、出来るだけ明るいレンズが必要になります。

明るいレンズの設計は難しく、さらにどのレンズでも開放絞り値での写りを良くするのは難しいのです。これが明るいレンズでは、その特性上、普通のレンズよりも開放絞り値で使われる頻度が高いですから、開放値での写りを良くするために、そのメーカーの総力を注いだレンズになります。

したがって、値段にかなりの差があります。もちろん価格相応の持ち味がありますが、その持ち味を必要とされない人にとっては、それは不必要な性能です。

スポーツカーの方が高性能な車には違いないですが、軽自動車で十分な車の使い方をする人が多いのと同じようなものです。

もっと明るいレンズがあれば・・とか、もっと被写体深度が浅ければ狙った写真になる・・ というような事が増えてきたら、どうしても手に入れたいレンズになると思いますよ。
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