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今はガラスで仕切られています。交通博物館の時は、一般車両展示と同じく仕切ってなどいませんでした。なぜそんな措置をしたのですか?

A 回答 (2件)

こんにちは。



御料車はその当時の最高の技術で製作されています。
内装には絹織物などが使われており、美術品としての価値があります。

絹織物など繊維ですから、年数が経ってしまうと脆くなり簡単に崩壊してしまいます。
美術品でも、木工や陶器、金属は遺せますが、繊維はそう多く遺せない事実を見れば、これは明白だと思います。

あのガラスの内側は、湿度や照度を厳重に管理し、少しでも繊維が劣化しないようにしています。
博物館ですから、収蔵して見せて終わりという場所ではありません。
研究もしますし、収蔵物の保存に努めなければなりません。

交通博物館の時、まだ御料車の価値も定まっていなければ、保存方法についての研究も進んでいませんでした。
時代を経てこのままではイケナイという判断で、鉄道博物館に移してからは厳重管理を取るようになりました。
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この回答へのお礼

>交通博物館の時、まだ御料車の価値も定まっていなければ、保存方法についての研究も進んでいませんでした。
たかだか10年前なのにですか?
でもそれはそれで意識が高まったということですね。観にくくはなったけど。

お礼日時:2023/03/05 08:55

交通博物館時代の車両展示は建屋内で動態保存されたC57135、静態保存の1号機関車、マレー機関車と、屋外で、一応ピロティで雨の直接かからない屋外にあった開拓使号とか御料車、義経号あまざらしだった地下鉄銀座線の車両の車両(整備、復元されて地下鉄博物館へ)などです。


屋内展示で無い車両に関しては、公園などの生態保存よりは少しマシな程度で、車輪は油で防錆ではなく、銀色ペイントでした。

これらの車両は鉄道博物館移送に当たって、整備が行われ、屋内展示になっていますから、このあたりが#1の方の発言にある、保存方法の問題なのでしょう。

実は、全国の保存車両が次々に解体されています。国鉄貸与ならばともかく、廃止私鉄の車両などは多くが老朽化されて解体されています。
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この回答へのお礼

お召車両ありましたよ。

お礼日時:2023/03/05 21:27

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