私は2ヶ月前に会社を解雇されました。不当解雇であると思われるので弁護士に依頼して地位保全仮処分請求をする途中ですが、私の弁護士は会社の弁護士から「退職方向で示談を済ませたい」との要望があったので示談で早く処理を済ませたいようです。
私は地位保全の手続きを終えた後で裁判で争うつもりでおりましたが、地位保全の前に示談で解決する姿勢を示しても良いものなのでしょうか?それとも示談に応じるとしても地位保全した後の方が良いでしょうか?
それから仮払い額は給与の額100%を認めてもらうのは可能でしょうか?
(私としては時間をかけてもできるだけ良い条件での解決を望んでいます。)
宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

1 労働者の地位保全の仮処分と賃金仮払の仮処分の相違


 労働者の地位には,賃金請求権のほかに,例えば社宅の利用資格,就労義務,その他様々な法律関係が含まれています。ですから,労働者の地位保全の仮処分は,そういった様々な法律関係の総体としての労働者の地位を保全するわけです。
 ところで,雇用関係があっても,直ちに賃金請求権を強制執行したりはできず,債務名義(民事執行法22条。とりあえず,勝訴判決のことと考えてください。)を得て初めて強制執行できるわけです。ですから,労働者の地位保全の仮処分は,直ちに強制執行が許される法的効力(執行力)を持たないのです(最高裁昭和63年3月15日判決参照(*1)。)。
 他方,賃金仮払の仮処分は,単純な金銭支払命令ですから,執行力を有しています(民事保全法52条2項)。強制執行が,直ちに可能なわけです。
 裁判所の中に,労働者の地位保全の仮処分に消極的な考え方があるのも,それが執行力を持たないために,仮処分債権者(申立人のことです。)の緊急の保護に役立たない(民事保全法23条2項所定の「保全の必要性」を欠く)という理解に基づいています。
2 仮払額について
 お見込みのとおり,給料明細の区分に従うと思います。そして,基本給部分は全額支払われl,手当部分は全く支払われないというように,支払があるかないかのどちらかしかないのが原則です。もっとも,このあたりは,各手当の実質上の性格(中には本来基本給部分に含まれるはずの部分が,手当名目にされている場合もあるでしょう。)とも関係し,事案次第という面もあると思います。弁護士にご相談になるべきだと思います。

(*1) 賃金仮払を命ずる仮処分を強制執行した後,その仮処分命令が取り消された場合には,労働者の地位保全の仮処分が賃金仮払の仮処分と同時に発令されていた場合でも,(元)労働者は,強制執行により取り立てたお金を(元)使用者に返還しなければならない,と判示しました。労働者の地位保全の仮処分に賃金請求部分の執行力があれば,逆の結論にはなるはずです。
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この回答へのお礼

再度回答ありとうございます。
「地位保全の仮処分」は執行力を持たないために、労働者としては「賃金仮払いの仮処分」を行わなければ保護されないと言うことですね。2つの違いが分かりすっきりしました。
仮払額は基本給と各手当の実質上の性格により+αを目安に早速弁護士に確認してもらいます。
親切に回答頂き、本当にありがとうございました。またいろいろ教えて頂けたら嬉しいので宜しくお願いします。

お礼日時:2001/09/15 11:21

 申し訳ありません。

No.3の私の回答を一部訂正させてください。
 賃金仮払の仮処分が発令された場合の仮払額は、基本給が一応のベースですが、裁判所の裁量により、仮処分債権者(労働者)の生活保障や現在の収入見込み、解雇に至った経緯等を考慮して、諸手当に相当する額を加算したり、逆に基本給(+諸手当)の何割かに止めたりなど、事案ごとに妥当な仮払額が算定されています。
 具体的には、新日本法規出版の「判例マスター」等の判例検索システムで、「賃金」「仮払」「仮処分」といったキーワードを入力して、裁判例を検討してみてください。
 以上、お詫びのうえ、訂正いたします。
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 すみません,補足します。


 申立準備をされているのは,地位保全の仮処分ですか?賃金仮払いの仮処分ですか?前者なら,賃金相当額を強制執行により取り立てることはできないように思います(そのため,地位保全の仮処分の発令に消極的な裁判所もあるやに聞いています。)。
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この回答へのお礼

justinianiさん回答ありがとうございます。
>地位保全の仮処分ですか?賃金仮払いの仮処分ですか?
すみません。違いが分からないもので、地位保全の一環として賃金仮払いの仮処分があると思っていました。「地位保全の仮処分の発令に消極的」の部分をもう少し教えて頂けないでしょうか?
>示談促進の圧力にするという戦術は,十分あり得ます。
戦術になれば良いと思うのですが仮払額が少ないと不安な気もします。
仮払額が諸手当を除いた基本給部分というのは給与明細の項目に従って算出されるのでしょうか?
(概算で何パーセント~全額という一般的な基準ってないものでしょうか?)
私の知識を高め弁護士に質問できれば幸いだと思いますので宜しくお願いします。

お礼日時:2001/09/12 15:48

1 ご質問について


 労働者の地位保全の仮処分を得ておいて,示談促進の圧力にするという戦術は,十分あり得ます。示談してしまえば,ryouwさんの雇用関係に関する問題は決着が付くわけですから,仮処分は無意味です。
 仮払額は,諸手当を除いた基本給部分,というのが普通だと思います。
2 弁護士にご相談を
 弁護士の事件処理方針にご不審のようですね。でも,弁護士は弁護士なりに,依頼者にとってベストの戦術を練っているはずです。ryouwさんのご希望を率直にお伝えになって,弁護士は徹底抗戦がなぜリスキーと考えているのか,費用対効果の問題等を詰めてみられてはいかがでしょうか。
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女が高い地位、貴族とか、で、男が一般庶民又は卑しい身分の場合は、その子供は男子なら、女の家督を継ぐことは出来るのでしょうか?
宜しくお願いします。

Aベストアンサー

こんにちは。
私は、自称「歴史作家」です。


>>女が高い地位、貴族とか、で、男が一般庶民又は卑しい身分の場合は、その子供は男子なら、女の家督を継ぐことは出来るのでしょうか?

女性が貴族・・・男性が庶民。
これは、「あり得ません」。

(1)平安時代や戦国時代では、女性の結婚は地位が高くなればなるほど(例えば、皇族や公家、大名などなど)「許婚(いいなずけ)制度」や「政略結婚の道具」でしたので、この場合、自由恋愛で結ばれることはほとんどありませんでした。

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半年分ほど、家賃を滞納している借主の方に対し、本人訴訟にて
未払い分の家賃支払いを求める訴訟を起こし、第一審は勝訴しました。
相手方は、控訴したのですが、仮執行宣言付の判決でしたので、
強制執行をするつもりです。

訴訟に先立って、本人名義の銀行口座を仮差押えしております。
仮差押えの際、私は、担保として、現金を供託しました。
(なお、銀行口座内には、請求額の6割ほどの残高がありました。)

書籍にて調べたところ、本執行への移行に伴い、保全執行は終了と
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2. それとも、判決が確定する(または、相手方の同意を得る)まで、
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Aベストアンサー

概ねその通りなのですが、1点、細かいところで指摘させて下さい。

貴族院ですが、戦後1年半存続し、廃止されたのは、現行憲法施行の前日です。
現行憲法の審議にも参加しています。
廃止の経緯の元をたどれば、GHQに廃止されたと考えれないこともないのですが、
GHQのもともとの憲法案では、1院制ですから、
我が国の代表者とGHQの協議により、憲法の制定をもって廃止された、くらいに考えておいた方が良いと思います。

第百一条  この憲法施行の際、参議院がまだ成立してゐないときは、その成立するまでの間、衆議院は、国会としての権限を行ふ。
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実際のところ、第1回参議院選挙は、現行憲法施行前の4月20日に行われ、各選挙区の上位当選者を6年任期としています。
ので、101条は、実際には使われなかった条文ということになります。

あとは、Wikipediaの関連項目を追っていただければ良いと思います。
この関連の項目は、「書きかけ」では有りませんので、信頼して良いと思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/第1回参議院議員通常選挙

概ねその通りなのですが、1点、細かいところで指摘させて下さい。

貴族院ですが、戦後1年半存続し、廃止されたのは、現行憲法施行の前日です。
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GHQのもともとの憲法案では、1院制ですから、
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現在社外の取締役をしてをおります。
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それとも、仮に解任の事後にその保全は可能でしょうか。

Aベストアンサー

事前の地位保全は難しいのではないでしょうか。地位保全をするためには、その地位、つまりご質問者が取締役であることについて、争いが生じていなければいけません。解任手続き前は、地位自体に争いがないので、地位保全を求める利益がありません。

解任手続がされた場合は、株主総会の決議が違法であるとか、そもそも、株主総会をせずに退任登記されたというような場合は、地位の保全の仮処分を求めることはできます。

ただし、取締役の解任は、どのような理由でも合法です。社長を疑ったという理由で解任することも制限されませんし、不正を暴いたからという理由で解任することも問題ありません。形式的に適法な株主総会の決議が行われているのであれば、解任は有効です。

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・男性の頭が良かったり、一般的に地位のある仕事でも可。(弁護士・医師等・・・)
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・教師と生徒、でも構いません。(主人公は生徒)
・時代ものもOK

☆タイムスリップ
・時代背景がシッカリ書かれている。
・出来れば長編

★上に該当すり作品で、既読のもの
・天は赤い河のほとり(他篠原作品)
・花より男子
・甘くみんなよ!
・イタズラなKISS
・先生!
・Oh!Myダーリン
・裸足のアイツ
・王家の紋章
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・しなやかに傷ついて

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さいとうちほさんの「円舞曲は白いドレスで」がお勧めです。

参考URL:http://www.s-book.com/plsql/sbc_book?isbn=4091334113

Q地位保全裁判からの損害賠償 慰謝料請求

具体的にわかりやすくお願いします
懲戒解雇処分を下された者が 裁判を起こし不当解雇であると主張しています その争点の中で会社側の矛盾点がみえ 処分手続き上も解雇権なきものが実行しました 役職者が無権限行使を行い 間違いに気づき撤回したが時すでに遅し(通告どおり処分実行後撤回などありえないので・・)無権限行使を人事がうまくごまかそうとする始末 で会社は追認したとします
そこで聞きたいのですが 地位保全での判決で勝ちが決まりましたとします それから損害賠償や慰謝料請求などをしたほうが良いのか?または地位保全裁判段階から慰謝料請求 損害賠償を含めもとめたほうが良いのか?解雇理由が曖昧で社会通念上認められないものでした では間違いをしましたゴメンなさいではすむはずもなく いきなりの解雇で従業員は路頭に迷いますよね 精神的にも大きく打撃を受けます 
なかなか書くにかけない事情も理解していただきお答え願います 要するに地位保全裁判段階から間違った判断で結果 従業員に著しい不利益が生じますよね
職も奪われ 懲戒解雇なれば再就職もなかなか出来るものではありません それを請求したいのですが
よろしくお願いします

具体的にわかりやすくお願いします
懲戒解雇処分を下された者が 裁判を起こし不当解雇であると主張しています その争点の中で会社側の矛盾点がみえ 処分手続き上も解雇権なきものが実行しました 役職者が無権限行使を行い 間違いに気づき撤回したが時すでに遅し(通告どおり処分実行後撤回などありえないので・・)無権限行使を人事がうまくごまかそうとする始末 で会社は追認したとします
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Aベストアンサー

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Qえた・非人は 天皇の子どもが その地位に落とされ 制度としても成ったの

えた・非人は 天皇の子どもが その地位に落とされ 制度としても成ったのではないか?


 部落民の起源を考えました。ただし まったくの憶測です。典拠も根拠も何もなく ただあたまにひらめいただけのものです。

 論拠をあとづけするとすれば 一定の単位体としての社会(つまり 国家)の中で 最高位と最低位とを同じ血筋の者が占めるということで それなりの秩序をかたちづくりそれによって体制を維持しようと考えたのではないか です。

 

 もともとは 死のけがれにかかわる仕事に従事するものとして このえた・非人は そういう身分としてつくられた。人にしろ牛馬にしろ屍の処理は 血のけがれとともに 忌み嫌われていたようなのです。ちょうど学校で検便の係に いやで嫌いだと思っている者をつけるように ただし みづからの血筋からそのキヨメ(清め)の作業に 身分として 小さい子どものときにすでに親子の縁を切らせ つけるようにしたのではないか? 

 源氏や平氏が 天皇家から臣籍降下して家筋を成したのと同じようですが ただし名もなく最低の身分に落としめられるかたちである。

 そういう遠きおもんぱかりがあったのではないか?

 それなら たしかに家産国家であると考えられる。領土もそこに住む人も 天皇家の財産であるという特異な社会を築こうとした。のではないか?

 この夢想について ご見解をお示しください。

えた・非人は 天皇の子どもが その地位に落とされ 制度としても成ったのではないか?


 部落民の起源を考えました。ただし まったくの憶測です。典拠も根拠も何もなく ただあたまにひらめいただけのものです。

 論拠をあとづけするとすれば 一定の単位体としての社会(つまり 国家)の中で 最高位と最低位とを同じ血筋の者が占めるということで それなりの秩序をかたちづくりそれによって体制を維持しようと考えたのではないか です。

 

 もともとは 死のけがれにかかわる仕事に従事するものと...続きを読む

Aベストアンサー

歴史を新しい見方で考える というのは興味が湧きます。このQ/Aも注目しております。質問者の考えを裏付けるには相当な資料が必要と思います。
話の中核に志貴皇子、春日王、浄人王、あるいは桓武天皇の話が展開されています。少し 調べたところ
www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-9280.htm
の第5号に吉田栄治郎氏の『奈良町北郊夙村の由緒の物語』という論考があります。それを読む限り 天皇制の強化のために 最底辺クラスを補強していくという話ではないように思いました。一資料だけですので結論づけるのは問題かもしれませんが。
 人種の特定に科学的手法としてDNA、とりわけ 人種の特定に男子のY染色体、女子のミトコンドリアを調査する方法があるようです(一人の遺伝子は一つのパターンです、例えばある人はD2とかであります。だからある程度母集団が大きくないと信頼性は落ちます)。ご存知のようにY染色体は男系にのみ伝達される遺伝子で同じ遺伝子を持つ人は同一の祖先男子である といえますが まだ生きている人でしか調査できないとか 天皇家系の調査は調査が問題であるとか 結果の解釈が妥当であるかとか 等々 まだまだ発展途上と思われます。ミトコンドリアも同様難しい問題があるようですが 過去の人骨からも採取され得るということ、細胞はどの細胞からでも取れるとか 一歩進んでいるようです。私は DNA人種特定で 先生の裏づけデータをとるというのは かなり無理があるようにおもいます。

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の第5号に吉田栄治郎氏の『奈良町北郊夙村の由緒の物語』という論考があります。それを読む限り 天皇制の強化のために 最底辺クラスを補強していくという話ではないように思いました。一資料だけですので結論づけるのは...続きを読む

Q仮差押え(民事保全法)について只今勉強中です。

仮差押え(民事保全法)について只今勉強中です。
そこで、解釈できない内容が出てきましたので、質問させていただきます。

債務者に仮差押え命令があった場合、保全異議の申立てをする事ができると
言うのは理解できます。

しかし、
裁判所はこの保全異議の申立てに対し、仮差押えの執行の条件として債権者に
担保を立てることを命ずるのが一般的。
担保として認められるのは、この担保は金銭又は有価証券を供託する方法の他、
裁判所の許可を得て、銀行等との間において支払保証委託契約を締結する方法
によって立てることができる。

と言うのが理解できません。

なぜ、債務者による仮差押えの異議申立てに対して債権者が担保を出さないと
いけないのですか?また裁判所は担保の提出を命ずるのですか?

そもそも上記の私の考えが全く方向違いの考えなのでしょうか。
何か例を元に教えて頂けると助かります。

Aベストアンサー

前回過分のお褒めの言葉を頂いたので、気を良くして再度回答する。厳密性を失わない程度に、噛み砕いて書いたつもりだが、多少誇張されている感がしないでもない。

端的に答えれば、保全手続きによって、債務者が損害を被る可能性があり、その弁償に充てるために担保を立てることが要求されることがある、ということ。

そもそも保全手続きとは何か?

強制執行等するためには、債務名義(確定判決等)が必要であり、一般的に時間がかかる。そのため、その間に債務者の財産状態が悪化したり、「財産隠し」が事実上出来てしまうので、予め債務者が財産を処分できないように、債権者の一方的な申し立て(保全すべき権利及び必要性の疎明だけでよい。)によってされるもの。

裁判所は、当事者双方の話を聞いて判決・命令・決定をするのが原則であるが、債務者の話を聞いてたら、財産を隠す猶予を与えることになるため、保全手続きに関しては、一方的な申し立てによって行われる。

ただしそのため、少し大げさに書けば、債権者ですらない第三者にもかかわらず、単に「嫌がらせ目的」で保全手続きをすることが必ずしも不可能ではない。例えば、いわゆる「自転車操業」をしている企業に対し、第三者が銀行口座を仮差押をすることも不可能ではなく、その場合その企業にとって重大な損害が生じる恐れがある。

そのために、保全異議の申し立てが出来るが、仮に申立てがあったとしても、既に開始した保全執行が当然に停止されることはない。(当然に停止されるとすれば、「財産隠し」が出来てしまうため)

そこで、民保27条において、保全異議の申立てがあった場合において、保全命令の取消しの原因となることが明らかな事情及び保全執行により償うことができない損害を生ずる恐れがあることにつき疎明があったときに限り、担保を立てることを命ずることが出来る。と定められている。

前回過分のお褒めの言葉を頂いたので、気を良くして再度回答する。厳密性を失わない程度に、噛み砕いて書いたつもりだが、多少誇張されている感がしないでもない。

端的に答えれば、保全手続きによって、債務者が損害を被る可能性があり、その弁償に充てるために担保を立てることが要求されることがある、ということ。

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強制執行等するためには、債務名義(確定判決等)が必要であり、一般的に時間がかかる。そのため、その間に債務者の財産状態が悪化したり、「財産隠し」が事実...続きを読む


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