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ヨーロッパでは大学はほとんどが国立なのに日本ではほとんど大学が私立なのはなぜですか?

A 回答 (5件)

専門家ではありません。

大学の学術交流の手続きの経過などや,ヨーロッパで学位をとった先生達の話から素人の想像ですが,ヨーロッパの大学の位置づけは日本とは全くと言っていいくらい違うようです。米国とも違う。歴史的な発展の仕方が違うからのようです。国民が大学に行かないといけないとも思ってない節もあるかもしれない。それが総数に違いを生んでいるように感じております。
 で,ちょっとググってみましたが,英国の大学は87校(高等教育カレッジが63校),フランスが87校,ドイツが州立で93校(それ以外に教育大学6校・芸術大学46校・高等専門学校188校)となっているようです。日本の国立大学はざっと100校。国や州として設置しなければならない大学のボリュームはほぼ同じですね。ま,人口が違うから簡単な比較はできませんが。英国のカレッジは知りませんが,ドイツは技能を身に付ける教育機関と,学問をする教育・研究機関つまり大学とを分けているという話を聞いたこともあります。ドイツは進学率も15%くらい。イギリスが33%,フランスでようやく43%,日本は50%強。大学に対する考え方そのものにもかなりの違いがあるように感じます。
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ヨーロッパでは、大学は国益に資するもの


国民皆の利益になるもの、という考え方が
強いのです。

これに対し、日本で私立が多いのは
米国の戦後政策が原因です。

米国の有名大学の多くは私立です。
ハーバードなんてのも私立大学です。

日本で私立が多くなったのは、そういった
米国の意向が影響しています。

なぜ米国は私立が多いのか。

それは、米国が自由を標榜している
国だからです。

公立大学は税金を使うので、研究や
教育の自由度が低くなりがちです。

その点、私立は自由度が高い、と
されています。
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真面目に話しますよ。



まず大学そのものは「キリスト教会」から派生したものです。
日本の学問がやはり仏教寺院から派生したように宗教は学問との親和性が高いです。

ただ教義的にキリスト教では教えられないものがあり(例えば進化論のようなもの)、それらに不満を持つ者たちが始めたのが大学です。
(最古と言われるボローニャ大学、パリ大学、あるいはオックスブリッジなどの創立年度が不明確なのはそのためです。隠れてこっそり学んでたサークルみたいなのが、大学のハシリです)。

また、それらに対抗するように宗教系の大学が出てきました。
(たとえばイギリスで人気第二位のセントアンドリューズは1244年にカトリック系修道会の設立です)、
つまり欧米の初期の大学は例外なく「私立」です。
歴史も500年1000年というレベルで、100年そこそこの日本の大学とはそれまで培われてきた基盤そのものが違います。
その過程の中で(日本の公教育のように)当たり前に無料で提供されるようになりました。
日本人の感覚で言えば「図書館」や「英検」に近いです。
ですから特にヨーロッパ人に聞くと、大学が公立か私立かという概念がありません。大学間のレベル差があまりないですから。
アメリカ人は別ですが、値段が同じでサービスが同じなので「家の近くの大学に行く」のが普通です。
もちろん歴史や伝統、大学ごとの強みはあるのですが、
東アジアやアメリカのように、ランキング化して何が何でもまるで大学に!
という雰囲気はないそうです。
ですからそもそも国公立かどうか?など、ほとんどのヨーロッパ人は気にしないんです。
イギリスのオックスブリッジや、フランスのグランゼゴールは別です。かなり特殊なケースで一般人は関係ないです。
場所は提供するし、試験合格したら進級できる。やりたい人がやればいい、のような感じです。

しかし、日本韓国などかつての途上国は違います。国家戦略として大学を作りました。
例えば官僚養成として東京大学、エンジニア養成として京都大学、農業促進のために北海道大学をつくりました。
これは当時の途上国としての戦略として正しかったと思います。しかし、やはり政府としての方針ですから漏れが出てきます。例えば江戸では蘭方医を厳しく制限したために江戸の医療は遅れており、
幕末や明治の最新の医療は大阪と長崎でした(そのため初期の大阪大学、慶應大学、東京大学の医学部を率いた者の多くは長崎や大阪の医師や適塾塾生でした)。
宗教学や英語も重要視されておらず、それに不満を感じた者たちが私立学校をつくりました
(当時の私立を使った津田塾の津田梅子、同志社の新島襄、早稲田の大隈重信、慶應の福沢諭吉などは当時としては珍しいと海外経験者、留学者でした)。
その流れが今も続いてる感じですね。

日本の私立と国公立は相互補完的に存在してるから、すごく良いことだと思いますよ。
セブンイレブンとローソンみたいなものでしょうか。

最近減ってるけど「法文学部って何なんw」て思いますし。
法学と文学を一緒にしてしまうとか、いかにも官僚的ですよね。愛を感じません。
法学部だけ、文学部だけにしたらいいのに、それでは、体裁が悪い、とは言え、人材も資金もない、だったら法文学部にしてしまえ、みたいなものですね。
ちな、これ掲げてる時点で「いわゆる二期校」ってバレるんですが、それは恥ずかしくないみたいです。
最近なら、
地方に雨後のたけのこみたいにできてる「地域ナントカ学部」とか「公共、政策ナントカ学部」とかも。地方は、地域課題をプロとしての大人が解決できてない事実が目の前にあるのに、なんで大学作って学部にしたら(役所OBやら、今まで散々結果を残してない人が講師したりするわけで)それで課題解決できるんや?っておもうわけです。
そういうのに不満を抱える人は東京の私立か海外の大学に行きますし。
みたいな感じですね。
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なぜでしょう?


日本では、国立より八王子に多いですね。
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儲けたいからです。



昔は旧帝国大学と僅かな私立大学だけでした。
ある意味、エリート教育・研究機関だったのです。

日本の経済が発展するに従って、企業が経営を担うエリートを欲しがるようになったのです。

でも、エリートが足りません。
国は教育・研究にお金を使いません。

そこで私立大学が急速に増えたのです。

ところが、私立大学の多くがエリート教育をしません。
エリート教育ができるだけの教員数がないからです。

でも、生徒からすれば、「農業より企業が良い」となり、進学熱が高まるのです。

そこで、私立大学はドンドン入学者を増やしたのです。
国からは私学助成金が受け取れます。

その結果、私立大学は肥え太る結果となったのです。

こうなると、入学者を増やすために色々と考えます。
スポーツ推薦や奨学金制度です。

こうして、エリート教育・研究の学府から普通の企業と同じになってしまったのです。

ただ、少子化の影響で、今後は私立大学の淘汰の時代に突入ですね。
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