プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

次の文章は正反対の二通りの意味に読めますか? 読めてしまうのですがなぜでしょうか?

「●●は口で言うのは簡単だが、実際にやってみるとそれほど難しいことはなかった」

●●はまあ、適当なことを当てはめてください。
富士登山成功でも大学合格でも何でもいいでしょう。

この文章について、
1 ●●することは予想に反して難しかった、という解釈する人と、
2 ●●することは思ったよりも難しくなかった、と解釈する人がいます。
なぜでしょうか?

「え? 何言ってんの?
 難しかった、と言う解釈しかできないじゃないか!」
と言う人もいると思います。

ではこうしてみましょう。
「●●は口で言うのはに簡単だが、実際にやってみるとそれほど難しいことはなかった。
 事実、やってみたら結構あっさりと達成できた」

ほら、こうすると2の難しくなかった、という意味になります。
文章として矛盾、破綻、食い違いはないですよね。

逆も同じです。

「●●は口で言うのはに簡単だが、実際にやってみるとそれほど難しいことはなかった。
 結局私は涙を呑んで諦めた」

ほら、こうすると1の難しかった、という意味になります。
文章として矛盾、破綻、食い違いはないですよね。

なぜ同じ文でふた通りの全く逆の意味に解釈出来てしまうのでしょうか?

日本語に詳しい方、お願いします。

A 回答 (4件)

実際に読んでみましたが結論は同じです。



>「●●は口で言うのはに簡単だが、実際にやってみるとそれほど難しいことはなかった。 結局私は涙を呑んで諦めた」
文章を単純な一文にしましょう。
実際にやってみるとそれほど難しいことはなかったので、結局私は涙を呑んで諦めた。
たやすくできることは、やりがいが感じられないので実行するのをやめたことになります。つまりは簡単だったという意味にしかなりません。二通りになることはありませんね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>実際に読んでみましたが結論は同じです。

そうでしたか。
これは私が朗読の例をあなたにお聞かせすることができたら
「ああ、なるほど、そうやって二通りの読み方をすると確かに
 ●かんたんに達成出来ちゃった
 ●困難であり達成することは不可能だった
の二通りの意味に朗読しわけることができますね」
と納得してもらえるのですが、その環境がないのが残念です。

まあ「私(質問者)がウソを言っている」
と思うか
「へえー、そうなんだ、世の中には知らないことがあるんだなあ
 いつかその朗読を聞いてみたいなあ」
と思うかは回答者様にお任せします。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2023/05/03 22:07

>「●●は口で言うのは簡単だが、実際にやってみるとそれほど難しいことはなかった」


文を単純化しましょう。
「●●は、実際にやってみるとそれほど難しいことはなかった」
つまりは簡単だったという意味にしかなりません。二通りになることはありませんね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>つまりは簡単だったという意味にしかなりません。二通りになることはありませんね。


ああ、ご回答者様はそっちの方を取るんですね。

うーん、そうですかねえ?
いや、これ実際に口に出して読んでみると、読み方によって二通りに受け取れるんですよ、日本語って難しいもんですね。

実際に読んでみてください。あら不思議、二通りに受け取れる読み方があるから。
(読み方、ってのは「フリガナの付け方」の意味ではなく、「朗読の仕方」です)

あ、それから回答者No1様,No2様への回答にも書きましたが、
単語とか言葉(特に話し言葉にした時)って、辞書に書いてない使い方をする場合があるんですよ、実際。そういう考えをすると、この文章、どちらの意味にもなっちゃう、ってことです。

お礼日時:2023/05/03 13:39

まあ、回答No.と同じ趣旨、なのだけど。



>二通りの意味に読めてしまうのですがなぜでしょうか?
元文がオカシイから。そして、通常、一字一句きっちり読む、などということはしないので早とちりする人がいる。

まず、
「●●は口で言うのは簡単だが、」まで読む。最後の接続詞は否定形だから、続きは、「実際にやってみると難しい」と続くことが想定されるので、解釈をここで止める。
そうすると、 ●●することは難しかった
という解釈となる。
欧文なら、こういう解釈で間違うことはめったにない。

でも、日本語はこうはいかない。最後に逆転する。(否定は、文の最後につく。欧文は、かなり前のあたりである。)

よって、
日本語文章は後ろから読む。
こうした癖がついている人は、
「それほど難しいことはなかった」の部分を優先的に読む。
そうすると、
「●●は口で言うのは簡単だが」は、どうでもいいこととなるため、
分全体としては、「簡単だった」という解釈となる。


まあ、元文は、「論理の断絶」とのカテゴリの悪文であって、正しくは
・●●は口で言うのは簡単だが、実行は難しいと予想。しかし、実際にやってみるとそれほど難しいことはなかった。
が正しく、「実行は難しいと予想。」を省略したため矛盾となった。こんなところ。

別解釈として、No.1回答のとおりの解釈で
・●●は口で言うのは簡単であり、実際にやってみても簡単だった
※接続詞のミス。
※※こちらの可能性も相当に高い。


一方、
●●することは予想に反して難しかった
という解釈は、
・それほど難しいことはなかった
の部分を無視してはじめて難しかったということに。

論理の断絶とか接続詞間違ったとかはよくあるミスだけど、難しかった、との解釈には、二重否定を一重否定と読み替える。(=結論が逆転する。)そしてはじめて、「難しかった」。
という結論になるので、こっちはありえないでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答者No1様へのお礼コメントと同文ですがお礼コメントします。

ご回答ありがとうございます。

なるほど、厳密にいうと2の解釈、つまり、
「”だが”で接続されている前半部分と後半部分は、
 正反対のことを表している。これ以外の解釈はない」
ということですが・・・

しかし(ここから先、具体的説明を付加すると膨大になるので超省略しますが)、
話し言葉文章や口語的文章においては辞書に載っていない使い方をしても
あまり問題視されることなく、揚げ足を取られることなく、スルーされることがあります。
その結果、”だが”で結ばれた文章の前半と後半が正反対の意味にはならないこともあります。
また、”それほど”というのが受け取り方、解釈の仕方によっては
二通り以上になる場合もあります。


「国語教師として国語の試験や入試試験の解説をするという場面においては
 ”だが”で結ばれた分の前半と後半は正反対の意味を表すことが正解”
 とします」
ということで、貴殿のお答えも間違いではないと思います。

まあ
「話し言葉文章や口語的文章においては辞書に載っていない使い方をしても
あまり問題視されることなく、揚げ足を取られることなく、スルーされることがあります」
ってことはそれ即ち日本語を正しく使っていない、ってことじゃんか!!
と言われそうですけど。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2023/05/03 08:59

>>文章として矛盾、破綻、食い違いはないですよね。



いいえ。
最初から破綻しています。
そのため、意味不明な混乱した誤った議論をしています。

まず、
「●●は口で言うのは簡単だが、実際にやってみるとそれほど難しいことはなかった」
は文章ではなく文です。そして、「口で言うのは簡単」で「実際にやってみるとそれほど難しいことはなかった」のであれば予想通り簡単であるに過ぎず、

「●●は口で言うのも簡単で、実際にやってみるとそれほど難しいことはなかった」

が正しい表現で、「だが」と逆説で結ぶこと自体が誤りだということです。■
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

なるほど、厳密にいうと2の解釈、つまり、
「”だが”で接続されている前半部分と後半部分は、
 正反対のことを表している。これ以外の解釈はない」
ということですが・・・

しかし(ここから先、具体的説明を付加すると膨大になるので超省略しますが)、
話し言葉文章や口語的文章においては辞書に載っていない使い方をしても
あまり問題視されることなく、揚げ足を取られることなく、スルーされることがあります。
その結果、”だが”で結ばれた文章の前半と後半が正反対の意味にはならないこともあります。
また、”それほど”というのが受け取り方、解釈の仕方によっては
二通り以上になる場合もあります。


「国語教師として国語の試験や入試試験の解説をするという場面においては
 ”だが”で結ばれた分の前半と後半は正反対の意味を表すので正解”
 とします」
ということで、貴殿のお答えも間違いではないと思います。

まあ
「話し言葉文章や口語的文章においては辞書に載っていない使い方をしても
あまり問題視されることなく、揚げ足を取られることなく、スルーされることがあります」
ってことはそれ即ち日本語を正しく使っていない、ってことじゃんか!!
と言われそうですけど。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2023/05/03 08:56

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!