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「求めないで優しさなんか臆病者の言い訳だから」の一文が文意として良くわかりません。1番で「人は悲しみが多いほど人には優しくできるのだから」と優しさを称えています。優しさが素敵なものとして。でもこの2番で「求めないで優しさなんか・・・」と逆に出てくるわけです。それでも自然に聞けていい歌だと思うのです。で、よけいに国語的に何か不思議な感じがして。優しさ=臆病者の言い訳だとしたらいいところは無いと思うのですが・・・武田鉄也さんの考えがどうこうではなく、国語的に解釈のヒントをお願いします。

A 回答 (8件)

私の解釈としては、他人に優しくあろうとする人になれ、優しくされたがるような人になるな、と、他の方と同様なのですが、そのままだと確かに妙な感じがしますね。



1番の「優しくできる」と、2番の「優しさなんか」が食い違うんですね。「なんか」という、なにかを軽んじて扱う副詞を、直接「優しさ」につけているところが、1番の意味と食い違う原因だと思います。能力や可能性としてプラス評価したものを、あとでマイナス評価しているように読めるからです。「優しさを求めるなんて」という意味の歌詞になっていれば、つながりがよかったのでしょうね。

そこで考えを変えます。「優しさなんか」を理解のベースにして、読み直します。

「優しさを求めること」=「臆病者の言い訳」なのでしょう。1番では優しさ自体を賞賛しているのではなく、優しくできる人間の深みを称えていて、2番では(求めるような)優しさ自体には価値がないんだから、そんな臆病な言い訳じみた考えに逃げ込まないでほしい、と読むのが妥当だと思います。

「優しさ」という言葉を「心遣い」などと言い換えると、より意味がはっきりしてくるのではないでしょうか。悲しみを知れば、人は他人に心遣いができるようになってくる、自分にもっと心遣いしろと他人に要求するなんて心得違いだ、と解釈しました。

いかがでしょうか。
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まず、私はこの歌詞を「優しさなんて」と覚えています。


ウェブ検索すると同じように記述している人が何人もいるので私一人の思い込みではなさそうです。
「なんて」「なんか」のどちらが正しいかはきちんと調べていませんが、どちらでも以下の解釈は成り立つと思うのでこのまま書きます。

さて、皆さんは全員以下のように歌詞を解釈していますね。

〇「優しさ」というのは「臆病者の言い訳」であるから「求めないで」

私は、ずっと以下の意味だと思ってきました。

〇「求めないで優しさ」というのは「臆病者の言い訳」なのだ。

分かりにくいですね。もう少し言葉を補ってみます。

〇求めようとしないで「求めないことが優しさだ」と言っているのは、結局「臆病者の言い訳」に過ぎない。

まだ、分かりにくいかな。もっと敷衍して書いてみますね。

〇例えば好きな人に告白するような「欲しいものを求める努力」をしないで、「告白すれば相手を傷つけることもある。告白しないのは私なりの優しさなんだ」などと言ったりする奴がいるが、そんなのは断られて傷つくのが恐い臆病者が言い訳に言っているにすぎない。
(だから、人を信じることができないと嘆くよりも、人を信じて行動しよう。その結果裏切られて傷ついても、その方が良いのだ)

正直言って、20何年間この解釈を信じて疑ったことがありませんでした。私自身が、求めないで優しさと言い訳することの多い臆病者だからかもしれません。
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ありゃ・・ずいぶん違う解釈もあるんだなぁ^^;



私が思っていた解釈は・・

「人にやさしさを求めないで」
「人なんて、結局、やさしくない」と人を信じようとしないのは「臆病者」のする事だ・・・と^^;。
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自分なりの解釈です。



1番の歌詞の「優しさ」は自分が失恋の痛みを通して自らが傷ついたことにより学んでいくであろう、他人に今後与えられる「真の優しさ」。傷ついた人の痛みを知り、他人の気持ちも思いやれる度量といったものでしょうか。

2番の歌詞の「優しさ」は失恋の痛みを和らげるために、つい自分が相手に求めてしがいがちな「偽りの優しさ」。ふられた相手にどんなに優しさを求めても、本当に欲しいものは手に入りません。そんな甘えこそが「臆病者である自分への言い訳」だと言っていると思います。

同じ言葉でも状況によって内容や結果が違うことは良くあります。例えば「がんばれ!」という言葉も、やる気満々で何かに取り組もうとしている人に対しては良い意味の応援に受け止められますが、既に精一杯努力しているのに結果が出せずに泣き出しそうな人に対して言えば更に追い討ちをかけてしまい、むしろ無責任で残酷な言葉になってしまいます。

言葉って奥が深いですね。
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こんばんは☆



あたしの勝手な解釈なのですが、2番では「優しさ」を否定しているわけではないと思います。
「優しさを求めること=臆病者の言い訳」って歌っているんじゃないでしょうか!?

2番は、「人を信じる前に『信じられない!』って嘆いて被害者ぶるよりも、傷つくとしても、人を信じた方がいい。」というような意味ですよね?
(つたない日本語でごめんなさい;)
で、その被害者ぶって「かわいそうね。」みたいな優しさとか同情を得ようとするのは、傷つくことを恐れている臆病者だ、ってな感じだと思います!

あ~ぁ。
いい歌なのにうまく伝えられなくてごめんなさい…。
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これだけみると、nanpuuさんが仰るとおり、不思議な感じがしますよね。


でも、実際は矛盾してないと思います。
、「求めないで・・・」の前の歌詞が、「信じられぬと嘆くよりも、人を信じて傷つく方がいい」と書いてあるので、この歌詞の意図は、
(1)優しさは「与える」物であって「期待する」物じゃない
(2)人を信じるために、他人の「優しさ」を期待するひとは、自分が傷つくことを恐れている「臆病者」なんだ
ということではないでしょうか。そう考えると、納得しませんか?
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人には優しくしてあげて、人には優しさを求めない そんな意味なんじゃないかな。

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国語的な解釈かどうかわかりませんが、


つまりは「優しさを求める=臆病者」と歌ってるのだと思います。

人に優しくするよりも、優しくされたいだとか優しくされていないと悲観的になるのは、臆病者のすることだよ・・

なんて解釈を私はしておりましたが・・。
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