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完全競争市場において、とある1社が抜け駆けをして安く販売した場合、その一社はどうなりますか?また、市場全体の価格はどうなりますか?

A 回答 (3件)

この問いは面白い問題を含んでいる。

ゲーム理論を勉強したことがあるだろうか?競争均衡は実はベルトラン=ナッシュ均衡でもある。ベルトラン競争とは各企業が価格を戦略変数として行動したときの競争で、このゲームのナッシュ均衡をベルトラン=ナッシュ均衡という。一方、競争均衡とは各企業がプライステイカーとして(利潤最大化をめざして)競争したときの均衡。ナッシュ均衡とは各企業が自分だけその状態から逸脱しても自分の利得(利潤)が増えないときをいう。したがって、当初において市場が競争均衡の状態にあったとすると、その状態はベルトラン=ナッシュ均衡でもあるので、各企業はそもそも価格を自分だけ変更する(この場合だと価格を引き下げる)誘因は存在しないことになる、というのが回答だ!
なお、競争均衡はベルトラン=ナッシュ均衡だが、ベルトラン=ナッシュ均衡はからずしも競争均衡ではない、つまり、逆は成り立たないので注意。
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「抜け駆け」というのは、事前に業界各社が協定を結んでいたということになりますが。



違法行為で、大問題です。
あってはならないことです。

ところが日本では、そういう闇協定があって、ある1社が名乗りでた場合、その1社の罰が軽減されるのです。

他社は、重い罰が課されますから、その1社は村八分になるでしょうね。
業界では孤立でしょう。

他社が共同でその1社を潰そうとすれば、その1社より価格を下げるでしょう。

ただし、その1社が飛び抜けて体力がある場合は、他社が共同で価格を下げても、結局共同した他社の方がまいってしまいます。

つまり、その1社が1強だと好き勝手にできるということです。
市場価格は上がるだけですね。
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資金力があって、安売りをつづけていることで他社が脱落すれば、市場を支配できるでしょう。


市場支配後は、価格が上がるかも?
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