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今回の中国での反日暴動は、この教科書が原因だと思うのですが、
彼ら中国人は、この教科書のどの記述に反発しているのでしょうか。
ネットで公開されているので(下記URL)、近代史を中心に読んでみましたが、何が問題なのか良くわかりませんでした。
http://www.tsukurukai.com/05_rekisi_text/rekisit …

A 回答 (8件)

#7です。


……読み返したら、すっごい間違いをしていました……。

>#5さんのおっしゃる2ちゃんねるの~

#6さん=#1さん、ですね。
訂正し、お詫び申し上げます。
申し訳ありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2005/04/26 22:53

中国が日本の歴史教科書に反発するのを理解するためには、まず中国が歴史書に対してどのように接してきたか、というところを理解しなければならないのかな、と思います。



簡単に言うと、歴代の中国王朝は、歴史書を自分たちの王朝の正当性を主張するためのツールとして利用してきました。現在「中国」と言われている中華人民共和国も、台湾にある中華民国も、それぞれの歴史書を持っていたかと思います。(もちろん、それぞれの相手政府が「賊軍」です)

中国の王朝(今なら政府ですね)にとって、政権の正当性というのは絶対的なものです。これを揺るがすような歴史は「あってはならないもの」なのです。王朝の手によって破壊・抹消された歴史も少なくありません。現に、今の中国は天安門事件やチベット侵攻などを国民に隠していますね。

つまり、彼らにとって都合の悪い歴史書に反発をすることは、「(勝利者としての)当然の権利」なのです。
極端なことを言えば、反発が強ければ強いほど、それは「図星を指されている」という読み方すら可能ではないかと思えます。

彼らにとって、「正当な歴史」は一つしかありません。すなわち、今中国で子どもたちに教えられている教科書の内容が、中国の望む歴史書です。具体的には、「大東亜共栄圏」と「大東亜会議」、そしてその構想に基づいた「アジア諸国の『欧米植民地からの解放戦争』」という戦争の建前(建前ですよ、あくまで)を、「全て『存在しなかった』こと」にしたいのではないでしょうか?
極東軍事裁判辺りの記述で「国際法上の正当性を疑う見解もある」という「別意見を『併記』している」ところも、彼らには気に入らないところだと思います。彼らにとって、日本の戦犯たちは100%悪人です。

一方、日本人には、負けたほうに同情心を持つ「判官贔屓」という感情があります。古くは「平家物語」などもそうですね。最終勝利者である源頼朝や徳川家康に反発する感情がある一方で、道半ばで倒れた義経や織田信長にファンが多いのも、日本人ならではの感情かもしれません。(ちなみに、私は後者より前者の方が好きだったりするんですけどね……)

ご質問者さんに対する私の回答は以上ですが、もう少しだけ私の意見を書かせていただくと。
私は、つくる会の歴史書は、この「両論併記」という点で、少なくても中国の教科書よりはずっとずっと優れた教科書だと思います。
私は、#1さんの意見も、#5さんの意見も、両方正論だと思います。その上で、あえて言わせてもらいますが、「両方存在しなければ」比べることすらできなくなると思うのです。

私が、いわゆる「自虐的」と呼ばれる現行大多数の教科書で勉強していた頃(10年~15年前)は、「イマドキの子どもたちは、考えることをしなくなった」と言われました。
学校の勉強を鵜呑み・丸呑みし、テストが終わればすっぽりと忘れてしまうのです。
少なくてもつくる会の教科書は、「子どもに考える力を与える」きっかけを与えてくれる教科書だと思います。そのフォローは、教師や学校、もしくは親がすべきところでしょう。
(全くの余談ですが、#5さんのおっしゃる2ちゃんねるの住人の皆さんの大多数は、つくる会以外の教科書で学んだ世代だと思いますが、いかがでしょうか?)

正解の押し付けは、どちらの論をとったとしても結果的に、中国とやってることは変わらないのではないかと思います。
それよりも、お互いの論を客観的に受け入れ、尊重し、なお発展していければよいな、と、個人的には思います。

なお、参考URLには、私が「へぇ」と思った「中国の歴史書」の歴史が書かれた本を載せました。私の見解は、全面的にこの本に寄っています。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4469231 …
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この回答へのお礼

とても勉強になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2005/04/26 22:49

 #1です。

#5さんの意見をよんで。あれれ、と思ったので再び参上しました。

 私の私見に対する反論はよくわかりました。しかし、だからと言って、よその国に軍隊を送り、その地を踏みにじった責任はどうなるのでしょうか。日本が貪欲であったことは間違いありません。実際に権益を求めて、よその国に進出していったわけですから。
 
 それは日本だけではなかった、欧米はどうなるとおっしゃるかもしれませんが、それはそれぞれの国が結局植民地を手放し、独立を認めざるをえなくなったと言う事実が答えを示しています。つまり列強の植民地支配自体が間違いであったわけです。

 また、満州の権益を持っていたとおっしゃいますがそれも強大な軍事力を背景に奪い取ったもので正当な権利と言えるものではないでしょう。もし野心を持ってないならばきちんと、満州を平定したあと、本来の持ち主である中国に帰せばよかったわけですが、それをしなかった。とりあえず格好をつけるために満州国と言う日本の傀儡政権を樹立し、その後併合するチャンスを待っていたんです。(陸軍の中には一気に併合すべきだと言う意見があったのですが、さすがに政府はまずいと考え、傀儡政権の樹立と言う方法をとりました。)
 
 中国侵攻は軍部の暴走とおっしゃりますが、その暴走を止められなかった、いや、むしろあおった当時の政府の責任はどうなるのでしょうか。
 
 また、東南アジアはよその国の植民地であったから仕方がないと書いておられますが、植民地なら力で奪い取っていいのでしょうか。もし日本のあの戦いが正義のものであったなら、本来の持ち主に返して自らは撤退すべきであったのに自分の植民地にしようとした。
 なかにはそのおかげで、東南アジアが開放されたと言うようなおばかがいるようですが、それは日本軍の力と数が足りなかっただけで、もし十分な力があれば今は、かの地は日本の一部にされていたでしょう。
 
 とにかく日本は強大な軍事力をかさに、中国、東南アジアを侵略し略奪の限りを尽くしたのです。(たとえ植民地であっても、他国を踏みにじり自国の領土に加えると言うことは侵略でなく何でしょうか?)
 
 要するに私が言いたいのは、どんな理由があっても他国を踏みにじり、その国の人々の人権を蹂躙することは許されないと言うことです。日本はそれをしてしまった。たとえば、併合した朝鮮では、民族の一番のアイデンテティーである言葉まで奪おうとした。こういう事実が残っているわけです。そういう事実をかくして、あたかも日本が中国や、東南アジアへ侵略の手を伸ばしたことがやむえない選択のように書いてあるところが、(侵略じゃなくて進出だそうです。)この教科書の問題点だと思うわけです。

 日本が、中国,東南アジアを侵略したのは、明らかに他国を踏みにじっても自国の権益を手に入れると言う帝国主義の考えにのっとっていることは明らかです。
 この辺の反省がないのがこの教科書の問題点です。

 こういう教科書で学習した、子どもたちは、何だ日本は、力がなかっただけだから,敗れただけなんだ。力があれば他国を侵略して権益をえることは別に悪いことではない。と考えるようになるでしょう。そうすれば日本は戦前の二の舞を踏み、再び軍国主義、帝国主義への道を歩んでしまうでしょう。
 私は、それが怖いのです。
 
 2チャンネルなどのサイトでは、実際、日本の武装化や、なかには核武装まで叫ぶやからがいます。そういう考えが蔓延すれば日本は再び戦争への道を歩むでしょう。

 わかっていただけたでしょうか?
 この教科書は、まったくその先がけてきな傾向を持っているのです。それが問題だと言っているのです。
 
 それから神話を教えることについては、(天皇中心主義を植えつけることになるのであまり賛成できるものではないですが。)別にかまわないと思いますが、それはあくまで読み物、伝承として伝えるべきもので社会のしかも、歴史の分野で教えるべきものではないと思います。
 私のようなおとなでも誤解するのですから判断力のない子どもたちがこれを読めば史実と勘違いしても不思議ではありません。戦前はこれを見事に教育で利用し、天皇主権を実現させていたわけですから。そのおかげでどれだけの若者が、国のために、天皇のおんためにと、命を散らしていったか。それこそ反省してほしいですね。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/04/26 00:22

戦争の理由は何か、なんて見る立場によって千差万別です。

つい最近のイラク戦争にしても「イラクの人権のため」「イラクの大量破壊兵器排除」「中東民主化」から「石油のため」「軍需産業の利益のため」果ては「ブッシュ家の私怨」「ブッシュが馬鹿だから」まで様々です。

日本の戦争の理由は何か?についても同様です。中国は「日本が貪欲で残虐だから」という「歴史認識」を主張し、No.1の方の「私見」もこれに沿っていますが、日本の立場からは別の戦争の理由があります。No.1さんの「私見」に照らして見解の違いを説明していきます。

満州建国について「権益独占」のためとありますが違います。日本は満州建国のずっと以前から鉄道や高山など、重要な権益をしっかり握ってました。もちろん国際的に認められたものです。
建国の最大の理由は「共産ソ連の南下を防ぐ」ことです。当時の満州は権力の空白地帯で、軍閥という山賊もどきが実験を握っていました。そんな状態ではソ連に権益ごと取られちゃって日本が危険になるので、先に日本の従属国を作ろうとしたのです。中国の抗日暴動から日本の権益を守る意味もありました。

日中戦争の理由は、基本的には軍隊の独走をとめられなかったということです。「支配を中国全土に広げようとした」なんて広すぎてどう考えても無理ですし、日本は中国にも様々な権益を既に持っていました。これは国際的に正当なものです。局所的軍事衝突が起こるうち「通州事件」など日本人居留民が中国人に襲われる事態が相次ぎ、戦争に発展していったのです。当時欧米が中国を擁護したのは「皆で仲良く中国を食い合おうとしたのに、日本が先行しようとした」と感じていたからです。

太平洋戦争の理由ですが、日本の南方進出はすべて欧米の植民地に対してのものです。特に仏領インドシナ進出については、フランスのドイツへの降伏後に落穂を拾いに行ったわけですが、これを理由に欧米から「ABCD包囲網」という経済封鎖を強いられました。そのため日本は資源を求めてさらに南方の欧米植民地への進出を進め、大規模な戦争に発展しました。No.1さんの「私見」と比較してみてください。

教科書への神話の記述ですが、歴史理解には伝承知識も必要です。なぜなら当時の人にとっては神話が事実だったからで、神話に対する認識が欠けては当時の社会も理解できません。つくる会教科書には「伝承である」としっかり書いてあるため、これをマジで歴史的事実ととらえる人はNo.1さんくらいでしょう。

韓国の歴史記述の問題は深刻です。「古朝鮮」という5千年前の歴史を「事実」として教えていますが、これは檀君神話と呼ばれるもので、13世紀にかかれた文献に載る「伝承」でしかありません。内容は「檀君という王様は神と熊から生まれた」とかいう奇想天外なものですが、これだけを根拠に5千年の歴史を教えているのです。日本の歴史の起源として教えられるものは「魏志倭人伝」など実際の当時の記録資料を基にしてますが、韓国人には歴史資料なんて必要無いらしいです。

さらに問題なのは韓国人が「古朝鮮を日本の教科書に載せないのは歴史歪曲だ」と主張している事です。そんなん無理やっちゅうねん!

というわけで、中国韓国の教科書への主張は単なるイチャモンです。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/04/26 00:22

人類の歴史は戦争の歴史です。


なぜ日本だけが反省し続けなければならないのでしょう。反省するとすれば、それは戦争や植民地政策ではなく、計画性のない無謀な戦争をやって負けたことではないでしょうか?
つくる会の教科書は、戦前の日本は悪いことばかりしたという、いわゆる自虐史観から一歩はなれて、一番冷静に歴史が記述されていると私は思います。(それでもまだ自虐史観が完全に払拭されておらず、不十分ですけどね)
神話が記述されているからいけない、などという意見もよく聞きますが、日本の学校で使われる歴史の教科書に、建国神話が載っていてなぜいけないのでしょう。たとえ神話であれなんであれ、建国のエピソードはきちんと子供たちに教えるべきです。もちろん、これは神話だと断った上でですが。
韓国などは、韓国の建国神話を事実として子供たちに教えています。5000年前、熊から生まれた檀君なる人物が韓国を創ったんだとさ。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/04/26 00:12

江沢民と小泉の時代の4年間は、ともかくお互いの最高責任者の交流が無かった。

これが原因だと思います。この間で複合的な不信感が募ったのではないでしょうか。
この中心は「謝罪」の仕方に問題があるのだと思います。
日本は「遺憾」と表現していますが、とんでもない言葉だと思います。謝罪の言葉ではありません。
欧米の諸国ではこうした表現については、やはり不信感を持っていると云う事がニュースになっています。

ドイツではヒットラーの仕業にしてしまいましたが、謝罪は丁寧に行っていますから信頼度は日本とは比較にならないほででしょう。外交は上手ですな。

一方の江沢民は反日教育に熱中し、他方の小泉はアメリカの尻にばかり付いて行く「尻ナメ政治」しかしなかったでしょう。そればかりか被害者である中国国民を靖国問題で火を付けたのだと思います。教科書の記述内容に問題がありますか? 真ともだと思いますが。

日本国内でさえ、靖国の問題は解決してもいないのに、昨日は議員共が参拝したそうですね。彼らはつまり選挙目当ての参拝でしか無いようです。

中国や韓国民は被害者なのだから、この後100年もこうした事件は続く事でしょう。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/04/26 00:20

批判のための批判ですから、まともに取るようなものではありません。

連中は、何でも批判したいだけです。いたってまともなことしか書いていませんよ。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/04/25 21:29

あくまでも私の私見で書きますのでご了承ください。


 
 端的に私が一番問題だと思うのは、日中戦争や、太平洋戦争の戦争責任が明確になっていないことです。

 日中戦争は、日本が中国東北部(満州)を勝手に独立させ、(実際は日本の傀儡政権)その権益を独占しようとし、さらにその支配権を中国全体に広げようとして起こしたものですし、太平洋戦争は、日本の植民地支配を南方に広げようとして、米英を中心とした連合国と衝突したために起こったものです。ところがこの教科書ではあたかも、アメリカ、イギリス等に包囲されたために仕方なく戦争に突入したような記述になっています。
 これでは、太平洋戦争における日本の責任をを免罪しているとられてもしかたがないでしょう。
 
 また、天皇中心の日本が日本のはじめからの姿のように記述されていますし、科学的な裏付けのない、神話の中の話(神武天皇東征期や大和武の話)があたかも史実のような取り上げ方をしています。

 この辺の非科学的かつ、反省がないととられてもしかたがないような記述が問題になっているのでしょう。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/04/25 20:47

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