ADHD、自閉症スペクトラム？の白黒思考

ADHDや自閉症スペクトラムの特性としてよく言われる白黒思考って、どうしてそうなるんですか？

私はADHD、自閉症スペクトラムの診断を受けています。自分ではわからないのですが、就労移行支援の支援員やほかの訓練生から白黒思考だとか拘りが強いという指摘を受けることがあります。

この特性はどうしてそうなるのでしょうか？支援員には対処法は助言してもらっており、自分でも事故対処が少しずつできるようになってきた気はしますが、それでも指摘されます。

どうしてそういうことが起こるのでしょうか？

No.1 ベストアンサー 回答者： kantansi 回答日時： 2023/05/16 12:34

ADHDや自閉症スペクトラムの特性として白黒思考や拘りが強くなる理由は、脳の情報処理の仕方に関係しています。

一般的に、脳は情報を処理するときに、多角的に考えたり、状況や文脈を考慮することができます。しかし、ADHDや自閉症スペクトラムの方の脳は、情報処理の際に、一度に扱える情報の量が少なく、詳細な情報処理に向いているとされています。

このことが白黒思考や拘りが強くなる原因となっています。脳が扱える情報量が少ないため、あることに対して特定の判断をすると、その結論を覆すために必要な情報を見逃すことがあります。また、詳細な情報処理が得意なため、ある一部の情報に対して拘りが強くなる傾向があるとされています。

ただし、白黒思考や拘りが強くなることは必ずしも悪いことではありません。例えば、プログラマーやエンジニアなど、細かい部分に注目する仕事にはこのような能力が必要とされていることもあります。ただし、社会生活を送る上で、ある程度の柔軟性や対応力が求められる場面もあるため、支援員の助言やトレーニングを受けることで、自己理解を深め、対応力を高めることが重要となってきます。