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週刊朝日廃刊
 すみません。久々の質問です。
ここ数日、週刊あさひの廃刊がテレビ等のマスコミで大きくとりあげられているのに違和感を覚えています。確かに100年を超える歴史には一定の評価もあるでしょうが、昨今珍しくもない一雑誌の廃刊が何故これほど話題になってるのでしょうか。
 私個人的には朝日新聞の系列ということで、半ば憎しみをこめた感情を持っており一度も買ったこともなければ読んだこともありません。今朝のNHKの放送でも取り上げられていましたが編集担当者が「知的で優しい大人の雑誌だったと思います。このスピリッツ。今後も無くさずに歩んでいきたい」という自画自賛のコメントに失礼ながら「学級新聞かよ。そのスピリッツが読書に伝えられなかったから売れずに廃刊になったんだろ。あんた達の力不足だっだけやん」と笑ってしまいましたが、私の父などは一定の感傷があるようで最終号が欲しい口ぶりでした。他の雑誌と何か違う点があったのでしょうか。よろしくご教示下さい、

A 回答 (4件)

このたびの週刊朝日の休刊(実質的には廃刊)については、同じ朝日の週刊誌などとも総合的に考え合わせてみましょう。

すなわち、AERAの創刊(1988年)、朝日ジャーナルの休刊(1992年)、J-CASTニュースの設立(1997年)などです。

朝日新聞社には朝日ジャーナルという左翼系週刊誌がありました。それの休刊(実質的には廃刊)と相前後して創刊されたのがAERA(アエラ)です。しかし、AERAは朝日ジャーナルの後継誌ではなく、論調は左翼的ではありません。近年は、知的キャリアウーマン(?)を読者に想定した編集方針になっているようです。
世の中には右寄りの人がいて、朝日の総体を左翼と言いふらしています。しかし、それは彼らの判断基準が狂っているからであり、客観的に朝日新聞は大して左翼でもありません。微妙にやや左がかった記事も載ると言いましょうか、それが朝日色です。
微妙でなく左翼だったのは、朝日ジャーナルです。どうせ彼らは朝日ジャーナルを読んだことがないのでしょう。
それに対し、週刊朝日は1922年の創刊から今年まで101年も続きましたが、けっこう保守的な論調の記事も載りました。

一方、J-CASTニュースはネットメディアで、設立の中心になったのは朝日新聞社の出身者です。
ただし、朝日の子会社ではないし、論調に朝日色は見られません。朝日出身といっても、傍流のAERA、週刊朝日にいた人たちなのです。
そんな人たちが設立したJ-CASTニュースは、「微妙にやや左」ではなくてノンポリ(nonpolitical)、あるいはむしろネトウヨに迎合するかのような右寄りの論調です。ネトウヨに迎合した方が、ネットでは売れて(アクセス数が多くなる)、経営安定につながるからでしょう。

ちなみに、朝日新聞には産経新聞(ネトウヨ御用達と言われる)から移ってきた記者が少しいるそうです。産経に入社して、取材や記事執筆をひと通りこなせるようになったものの、安月給に不満を持つ人が朝日へ転職するのです。朝日としても、仕事をこなせる人を中途採用すればリスクを抑えられるので、双方にとって好都合なようです。
そういう記者は、産経にいるときは産経色の、朝日にいるときは朝日色の記事を書いて、要するに商売優先なのでしょう。「この新聞は右寄りだ」「あの新聞は左寄りだ」などと言っても、その程度のものなのです。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。朝日系メディア全体の俯瞰で説明ありがとうございます。大変参考になりました、そういえば大学生時代、わたひも大人ぶって朝日ジャーナルなんか買って読んでいました。(全然面白くなかったけど)

お礼日時:2023/05/30 16:00

高校生の時、学校の図書館に週刊朝日、週刊読売、週刊文春、週刊新潮が毎週入っていたので週刊誌はよく読んでいましたね。


あの頃の週刊朝日は「夏目房之介の学問」「西原理恵子と神足雄二の恨ミシュラン」「ナンシー関の小耳にはさもう」など名物連載が目白押しで一番面白く、週刊朝日が書架に置かれる木曜日が待ち遠しかった。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。私も中学高校まではそうでした。ある意味いい時代でしたね。

お礼日時:2023/05/30 15:57

朝日ってのは新聞も週刊誌も含めて日本の良心の発露というか、社会の木鐸としてあがめられてきた時代があったのですよ。

近年になってその化けの皮が見事にはがれてしまったわけだけれど、昭和の時代、特に安保世代を生きてきた人の中にはまだそれが忘れられない人や憧れを捨てられない人がいるということではないですか。昨日もテレビでやってましたけど、編集部って編集長以外は結構なお年寄りばかりのように見えました。ちょうどそんな年頃の方たちですよ。廃刊は当然と言えば当然、むしろよく今まで頑張ったと。
 自分の感想としては旧態依然の反権力を気取った結論ありきの記事ばっかりだったような気がします。ただ連載漫画の「パパはなんだかわからない(山科けいすけ)」だけはそうした妙な角度がついてなくて出色でしたね。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
確かにかって「権力の監視番」を自認していた時代がありましたね。私も中学高校までは何となくそれを信じていました。おっしゃる通りそれ以後の国家としての威信を損う数々の所業にも関わらずその立ち位置を変えようとしない状況には呆れて私は個人的には縁を切りましたが、やはり長年刷り込まれたその立ち位置からの呪縛から逃れられない人が多いのでしょうか、だとしたらおそろしいことですね。

お礼日時:2023/05/30 15:55

あんなつまらん週刊誌も珍しい


廃刊当たり前
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。

お礼日時:2023/05/30 15:24

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