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確か中学校の国語の授業で、文節に区切る練習をしていた覚えがあります。
これは何のために文節に区切っていたのですかね?

文法で品詞をみつけやすくするため?

A 回答 (3件)

そもそも、「文法」というのは、文が文として成り立つ法則のことであり、文が成立している時点で自然にそこに存在しているものです。


その法則を、なんとか言葉で説明しようとするのが文法学説であり、一般にはこの文法学説のことを「文法」と呼んでいるのですが、研究者によって説明の仕方が違えばそれだけ異なる文法学説が生まれます。
高校までの学校で教えられているのは、いわゆる「学校文法」と呼ばれるもので、理解のしやすさや教えやすさが重視されたものです。
日本語の「文」の構造について、橋本進吉という学者によって「文節」という概念が提唱されました。そしてその「文節」同士の関係を説明することで文の構造を把握しようとしました。これが学校教育で採用されたのです。
なぜ、学校の授業でまず文節に区切るかといえば、学校で教える文法の考え方が、文節同士の関係を把握する、という文法学説に基づくものだからです。だからその基本単位となる文節に分けることから始めるのです。
文節で品詞を見つけやすくするのではなく、文節と文節の関係、つまり「文の成分」(主語、述語、修飾語など)を把握するためです。

なお、大学で学ぶ「文法」は、学校文法とは異なる考え方をする学説がいろいろ紹介されるかと思います。それこそ「文節」という概念を採用しない文法学説も普通にありますからね。
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「文節」って言葉を理解するためじゃないですかね。


文法って、ただ教えるため学ぶためにあるもので、
本当に無意味ですけど。テスト対策としてはね...

参考↓
https://toyokeizai.net/articles/-/285330
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この回答へのお礼

なんというか、日本語学を調べていて思うのは、今住んでいる日本には日本らしい穏やかで調和を大切にする文化ができてきましたけど、そういう文化は言葉(日本語)によっても影響を受けていたのかなとも思ったりします。

中でも、文法が日本語を形作るので、文法の成り立ちを追っていくのも文明の理解に意味があるのかなと思ったりしました。

中学生ではあまり意味がないですが、ただ「こういうのを習った」ということを記憶に残すだけでも、何も知らないよりは意味があったんだろうと思いました。そういう点では当時の授業に感謝です。

お礼日時:2023/06/13 19:49

国語の「きまり」として「文法」があり、


どんな文章でも
『基本的には「文章」→「段落」→「文」→「文節」→「単語」の構成単位を守って書かれています。』
引用HP:文節の分け方 〜基礎から間違えやすいものまで丁寧に解説するよ〜【中学国語文法】
https://gakonai.com/bunsetsu/

まとまった「文章」を読み解くには、
「文章」を「段落」に分けて、
さらに「段落」を「文」に分けて
そして「文」を「文節」に分ける。
(さらに「文節」を「単語」に分ける作業もありますが)

生まれた時から身の回りにある「国語」は
「学校」などで意識的に教わらずとも身に着くので、
無意識のうちに上記のことをしていますが
テスト問題などを読み解く際には、割と意識的に
上記のことをしていると思います。

「文章」を理解するために、「文節」に区切る必要があります。
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この回答へのお礼

それはわかりますが、中学国語の指導要領の中でどの分野のところで文節に分ける作業をやったかなぁという意味です。
確か2年生の頃?で品詞を見つける的なテーマのところだったかな?

お礼日時:2023/06/13 15:12

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