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日米地位協定の、どこをどう改めればいいんでしょうか?

A 回答 (5件)

日米地位協定は、改善すべき点が多々ありますが、特に重要なのは以下のような点です。



1.駐留米軍の配置と負担分担: 日米地位協定では、日本が駐留米軍に対して施設やサービスを提供する代わりに、アメリカが日本の防衛を支援するという取り決めがあります。 しかし、日本側の負担がかなり重くなっており、この分担について、より公平な負担配分が求められます。

2.犯罪行為の取り扱い: 駐留米軍関係者による犯罪行為が発生した場合、日本の司法権との調整や裁判手続きに関する問題があります。 公務中の米軍関係者が刑事犯罪を起こした場合、米国の軍法裁判で裁かれると規定しており、日本の捜査機関や司法が扱えるのは、米軍が身柄引き渡しを認めた場合に限られます。 米軍関係者の犯罪についても、日本側の司法権が認められる必要があります。 

3.出入国管理:米兵は出入国管理法から除外され、米軍基地経由で日本にパスポートなし・検疫不要で入国できるとしています。 そのために、沖縄県では米軍関係者からコロナ感染が広まったとされます。

4.民間空港の優先使用:米軍機は日本の空港への事前通告なしでの使用が事実上認められ、民間機よりも優先的な空港使用が認められています。 米軍機が民間空港に着陸した回数は2021年で314回にのぼり、民間機が空港に降りられない問題も起きています。

5.環境保護と土地利用: 駐留米軍の基地は広大な土地を占めており、環境への影響や土地利用の問題が存在します。 地位協定に、環境保護への取り組みや基地の効率的な利用方法の改善を含めることが必要です。
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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました!

お礼日時:2023/07/01 09:52

横田空域の管制権を、完全に日本に移譲する。


米軍人の事件や事故については、日本の捜査・警察権を全面的に認める。
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少なくとも同じ敗戦国であるドイツやイタリアと同じように、地位協定自体を無くすべきです。


そうすれば米軍基地などの予算を子育て予算に向けることが出来ます。

参考URL(朝日新聞 沖縄)米軍の地位協定、日本と欧州ではこんなに違う)
https://www.asahi.com/articles/ASM575VTRM57UEHF0 …
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日本は軍隊を持たないのでアメリカの保護領扱いです。



地位あげたいなら日本国憲法廃止、日米安保条約破棄です。いつでも日米戦争できます。
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同じ敗戦国のドイツやイタリアよりも日本の地位が低くなっているのが問題です。

せめて、ドイツやイタリアと同じようにしてほしい。どうして日本だけが属国扱いになっているのか理解に苦しみます。

1.国内法適用
日本だけが不適用で、ドイツイタリアは適用です。

2.管理権
日本の地位協定では立ち入り権の明記がありません。ドイツでは立ち入りが明記されていますし、立ち入りのパスも支給されます。イタリアはそもそもアメリカ軍の基地はイタリア司令部の下になっており、イタリアの司令官が常駐しています。

3.訓練や演習について
日本の地位協定では、航空特例法等により規制できません。ドイツ、イタリアはいずれもそれぞれの国の承認が必要となっています。

4.航空機事故
日本の地位協定では事故があった際、日本側が捜索等を行う権利を行使しないとなっています。つまり日本の捜査権が及ばないのです。
ドイツではドイツ側が現場を規制、調査に主体的に関与することになっていますし、イタリアではイタリア検察が証拠品を押収できます。
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