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夜の飛行機はGPSを頼りにして飛行するのですか?
地上の交通はかろうじてライトで分かりますが、飛行機はライトでは見えませんよね。

いつか不具合が起きるかもしれない機械を頼れるのですか?

A 回答 (9件)

飛行機はいくつかの航法機器を持っています。


GPS はそのひとつです。
そのほかに多用するのが、VHF 帯と中波の電波を使ったものです。
地上のどこにどんな周波数の電波を出す局があるかはわかっています。
なので、その電波が来る方向から方位を知ります。
また、UHF 帯で距離を知らせてくれる航法システムもあります。
小型機でもこの手の物は積んでいますし、それも2台積んでいる飛行機は多いものです。
旅客機などになるとそれを3台、4台とたくさん積んで万が一の場合にも困らないようにしています。
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基本的には慣性航法で、出発地点、中途のウェイポイント、可能であれば到着地の座標を入力し、ジャイロからの加速度入力値を積分して速度と距離を求める。

大韓航空機撃墜事件は座標の入力間違い、もしくは機体が安定しない状態での座標入力が原因で航路を外れたとされている。

地上の無線標識(指向性、無指向性)も使用して方向を得る。赤外線なんかも利用して方位も得る。GPSは当初精度が100mぐらいだったので使い物にはならなかったが、2~3mの精度に上がったことで大分利用されるようになってきている。しかしながら、天候の影響で受信できないこともあり、基本は航空機の自律航法。

>いつか不具合が起きるかもしれない機械を頼れるのですか?

IFRでは、自身の感覚よりも徹底して計器を信用するよう叩き込まれます。
熟練パイロットでもしばしばバーディゴに陥るから。飛行教導群F-15墜落事故はこれが原因と言われている。
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夜間の飛行では、飛行機はGPS(Global Positioning System)を頼りに飛行することは一般的ではありません。

GPSは主に位置情報を提供するために使用されますが、飛行機は様々な技術とシステムを組み合わせて夜間飛行を行います。

主な夜間飛行におけるナビゲーションと安全対策には以下のようなものがあります:

航空無線ビーコン(VOR/DMEなど): VOR(VHF Omnidirectional Range)やDME(Distance Measuring Equipment)などの地上の無線ビーコンを使用して、飛行機は位置や方向を把握します。これらの装置は航空管制と連動しており、正確な航空路を維持するのに役立ちます。

インストルメンタル・フライト・ルール(IFR): 夜間の飛行は視界が制限されることがありますが、航空機はIFRを使用して飛行することができます。IFRでは、飛行士は主に機器に頼りながら飛行し、大気中の位置を正確に把握するために様々な計器を使用します。

ランディング・システム: 夜間の着陸では、ILS(Instrument Landing System)などのランディング・システムを使用して、正確な進入経路と降下率を維持します。これにより、滑走路に着陸する際に視界が悪化しても、飛行士は安全に着陸できます。

TCAS(Traffic Collision Avoidance System): 他の航空機との衝突回避のために、航空機にはTCASと呼ばれる航空機間の監視システムが搭載されています。これにより、他の航空機との安全な距離を保つことができます。

したがって、夜間の飛行では様々な技術とシステムを組み合わせて航空機は安全に飛行します。ただし、航空管制との密なコミュニケーションや適切な訓練を受けたパイロットのスキルも重要な要素となります。
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1.地上からの誘導


   地上では、レーダーを使い、飛行機がどこにいるのか分かる。
   飛行機も、便名、速度、高度の情報を送っている。
   それらの情報を元に管制官は、方向、速度を誘導する。
2.地上の電波標識
   地上には電波標識がいくつもあり、それぞれに名前が付いている。
   管制官の指示する目標は、電波標識の名前となる。
3.飛行機のアナログ計器
   飛行機には速度計、方位計、コンパス、姿勢指示計などがある。
   (地上からの誘導、電波標識が無くてもこれらで飛べる)
4.空港施設のライト
   飛行機のライトで地上を照らすのではなく、
   空港の照明施設が空を照らしています。
   飛行場灯火 灯台みたいに回ってます。
   侵入灯、滑走路灯、侵入角度指示灯などが着陸をサポートします。

飛行機にとっては、GPSそれらの精度を高める物。
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VORなどの無線航法とGPSなどの衛星航法を併用しています。



それ以外の方法だと

1 慣性航法
 ジャイロなどを使って方角、加速度の積分しから速度と距離を計算して軌跡を算出する航法

2 天測航法
 六分儀で天体を観測して位置を求める、昔から使われている方法

3 地文航法
 地形を直接見て、地図比較して位置を探す方法、
1960年代まで国土が広大で電波航法支援施設の整備の遅れていたソ連では。天測と合わせて使われていた。この飛行機の機種のガラスドームに航法士が着座いて行っていました。
https://trafficnews.jp/post/126496

なお、無線航法は船舶用(オメガ、デッカ、ロラン等)はほぼGPSなどに駆逐され、運用停止と施設の撤去が進んでいます。スカイツリーができるまで日本一の高さ(455m)だった対馬のオメガ送信塔もて撤去されました(公園化した跡地に一部保存)。
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線路を走る新幹線ですら、高速で走っているときには3色の電灯のいわゆる「信号機」はありません。


あんなん、一瞬で通り過ぎて確認しようがありません。
もっと早い飛行機なら、なお無理です。

なので目より計器です。
不具合が起きるかもしれないから、自分の飛行機以外にも、管制や他の飛行機と連携を取るのです。
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GPSが一般的に使われだす前から夜でも飛んでいたよ。

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現在の旅客機は概ね次のような方法で飛んでいます。

どれか一つを用いるのではなく、複数の方法をあわせて飛んでいます。
ちなみに昼も夜もです。
手動の有視界で飛行コースを変えるのは、基本的には積乱雲を避けるといった場合などに限られます。それも管制の許可を得て行っています。


1.空港近辺や国内の主要路線は管制レーダーを使った管制からの指示にしたがう。

2.各所に設置されている電波標識の電波をとらえてそれをたどる。

3.出発空港で停まっているスポットの正確な経度・緯度情報をセット。あわせて途中にある定められた幾つもの通過ポイントの正確な位置情報もセット。離陸後はGPSの電波を使ってこれらの情報を使って飛ぶ。

参考まで。
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追加情報です。



飛行機は、飛行計画書を航空交通管制システムに届け出て運行されます。
これは自家用機でもです。

一度離陸した後は、航空交通管制の指示に従って飛びます。
そのとき、管制官とは無線で連絡を取り合いますが、管制官はレーダーでこちらの位置を監視しています。
飛行機には管制に向かって自分の飛行機を認識させる情報を発信する無線機を積んでいますから、管制官はその電波でレーダー上のどの点がどの飛行機かを認識できるんです。
仮に飛行機が積んでる航法機器に不具合が起きても、この連絡が取れる限りは管制官から位置は教えてもらえます。
迷子にはなりません。

もちろん、管制官と交信するための無線機も何台か積んでいます。

これは私の場合ですが、私は飛行機に備え付けの無線機の他に、GPS 受信機と管制官と交信できる無線機をかばんに入れて必ず持って行っています。
飛行機にはそのためのアンテナもつけています。
仮にそのアンテナが使えなくとも、手に持って通信は出来ますから、最悪連絡できないことはないようにしてますよ。
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