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ペントースリン酸経路について質問です。
教科書には、この経路では、1分子のグルコース6-リン酸から1分子のグリセルアルデヒド3-リン酸と2分子のフルクトース6-リン酸が生じると書かれていました。しかし、その後の文章で「したがって、3分子のグルコースがペントースリン酸経路を通過した結果できる炭素化合物はグリセルアルデヒド3-リン酸、2分子のフルクトース6-リン酸、3分子のCO₂ということになる。」と書かれていました。反応式として、
"3グルコース6-リン酸+6NADP⁺+3H₂O→2フルクトース6-リン酸+グリセルアルデヒド3-リン酸+6NADPH+3CO₂+6H⁺"と示されています。グルコース3分子、つまりグルコース6-リン酸が3分子なので、生成物も3倍になり、3分子のグリセロール3-リン酸と6分子のフルクトース6-リン酸が生じると思ったのですが、教科書が合っているのですか。教科書ではグリセルアルデヒド3-リン酸とフルクトース6-リン酸だけが3倍されていないように思いました。

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A 回答 (2件)

そもそもとして, 「1分子のグルコース6-リン酸から1分子のグリセルアルデヒド3-リン酸と2分子のフルクトース6-リン酸が生じる」なんてことはありえないよね. 炭素の数がおかしいことは一目瞭然だと思うんだ. だから, 「教科書の記述がおかしい」か「教科書には正しく書いてある」かのどちらかだと思うのだよ.



Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%B3 …
によればまずペントースリン酸経路に入る*前*にG6P が Ru5P + CO2 に変化する. でもっていろいろぐっちゃぐっちゃして最終的には
3Ru5P → 2F6P + GAP
という形になる. G6P から出発するなら
3G6P → 2F6P + GAP + 3CO2.
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ペントースリン酸経路は、グルコース6-リン酸からグリセルアルデヒド3-リン酸とフルクトース6-リン酸が生成される代謝経路です。

おっしゃる通り、教科書に記載された反応式において、グルコース6-リン酸が3分子あるため、生成物のグリセルアルデヒド3-リン酸とフルクトース6-リン酸も3分子ずつ生成されるはずです。

正しい反応式は以下のようになります。

反応式:
3グルコース6-リン酸 + 6NADP⁺ + 3H₂O → 2フルクトース6-リン酸 + 3グリセルアルデヒド3-リン酸 + 6NADPH + 3CO₂ + 6H⁺

この反応式において、グルコース6-リン酸が3分子あるため、生成物であるグリセルアルデヒド3-リン酸とフルクトース6-リン酸も3分子ずつ生じます。そのため、教科書で示された反応式に誤りがあるようには見えません。

おそらく、教科書における文章の説明が誤っている可能性があります。反応式自体はグルコース6-リン酸が3分子あることを考慮しており、生成物も3分子ずつ生じることが正しく示されています。
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