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ならないのですか?

A 回答 (9件)

#2さんと#3さんの回答が参考になります。



で、日本の住宅が欧米の1/3でスクラップになるのは、税制の問題がいちばん大きいです。

日本の木造建築は住居の減価償却期間が33年です。これは「帳簿上、33年経つと建物の価値はゼロ」という意味で、ローンが最長35年なのは「33年で価値が無くなるものは担保にならない(後2年分は土地の担保)」だからです。

なので、住宅メーカーも古い建物よりも新しいものを作りたがるし、ローン会社もリフォームより新築のほうを借りやすくしています。

欧米の住宅も木造なら減価償却は30年ぐらいなのですが、日本と違うのは「リフォームすると税金が控除されて、償却期間が延びる」という点です。
欧米人、特にアメリカ人がリフォームに熱心なのは「自分で安くリフォームしても、控除を受けられた上に資産価値が上がって高く売却できる」からです。

だから#3さんのように「買っても数年で別の家を買う」というようなことがしやすいのです。

日本ではこれができないので、古くなると壊してしまうことが多く、特にバブル崩壊まではその傾向が強かったのです。

輸入住宅が主流にならないのは、上記のようなことのほかに、他の方も指摘するように地震対策の問題が大きいです。
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寿命自体は日本でも100年は持ちますけど、日本人が特に古いものを好む傾向がないので短くなっているだけですね。


断熱材の性能がかなり劣るというのはどこの情報でしょうかね。

基本的に日本は湿気が多い国ですし地震も多いので、欧米諸国の住宅自体が合いませんし基準も大きく違います。
それぐらいはちょっと考えたらわかりそうなものですが。
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為替レートの問題がまずあります。


輸送料などを加えた際の価格の問題があります。
それと高温多湿の東アジアの環境にあった製品かどうかという問題があります。
そして何より家を建てようと考える人の輸入品に対する仕上がりやアフターサービス面なども含めた信頼感の問題があります。

ちなみにスウェーデンハウスはそれなりに業績を伸ばしているようですが、日本のメーカーや工務店さんの仕事のような丁寧さ緻密さなどの点ではちょっと・・・というところがあるようですね。

ちょっとした高級車より高い買い物で長いローンを組んで買う方が多いわけですから失敗するリスク、後悔するリスクは出来るだけ下げたい・・・ということになると輸入物は難しい面がありますね。カタログデータだけではなかなか踏み切れない。。。

参考まで。
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建築関係者ではなくDIYに興味のある者です。


日本政府は住宅は消耗品として扱っていた。どんどん作ってどんどん壊し建て替え仕事を作る。金が回り経済が良くなる。50年前住宅の寿命は10~20年だという考えでした。粗末なので性能は悪かった。最近30年だのとかになったがボロ住宅で儲けた甘い汁の思い出は拭い去れません。その辺が日本住宅への不信感ですね。

日本の住宅建設大事なのは地震と台風対策です。昨夜テレビで見ていたアメリカ家屋の耐風実験で風速20mで屋根が飛び30mで家が飛びました。こんな住宅なら安い。竜巻で町が更地になるのが理解できました。DIYでもできる家の性能では商品未満。
ツーバイフォー住宅を作っているハウスメーカーありますが作り方は日本流で安価ではありません。ツーバイフォーは間取り変更できない欠点もあります。3部屋をバリヤーフリーにして間取り変更しました。最初の間取りとはぜんぜん違うものにしました。フレキシブルにリフォームできる日本の住宅ならではです。

45年ほど前スエーデン住宅は凄いと輸入され話題になりましたがあっという間に腐り失敗。悪宣伝になりました。いまだに悪印象は消えません。高温多湿の日本には向かない。改善したら日本家屋になっていたというのならお笑い。

性能以外に狭い日本の土地には大きすぎるとか総合的な経済合理性がないから欧米住宅が浸透しないと思います。建て替えるにしても輸入住宅は念頭にはありません。
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経済面で考えると、


日本は、極端な「円安」がずっと30年間も続いています。
輸入となると、元々高額の建築材・備品に加え、建材の運搬に掛かる費用、など
輸入コストが膨大になりますよ。

それより国産の高級住宅の方が高い品質でも、割安になります。

そもそも海外の高級住宅と、国内の普通の住宅を比較すること自体、無意味です。
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国内の住宅会社保護ですね。


オイルショック後に、先進国の基準は凄い良いと言うので
昭和60年頃 日本の住宅施工関係者を海外視察へ
R2000計画が発表したが、ブラザー合意後 円高になるまで、輸入住宅ブームは来なかった。


住宅性能 韓国>中国>>日本  いま最低なんですよね
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理由はいろいろあると思います。



私はプロファイルに記した通りの在米の隠居爺です。
なので、私のコメントはアメリカの家についてです。

私は今まで、買って所有して2~3年以上住んだという家は7軒経験しました。
別荘や、半年の様な長期滞在のための家なども含め、それ以下の短期間借りて住んだ家も入れれば、20軒以上の家は経験してきました。

そんな経験から感じるのは、まず第一に、空調のことがあるでしょう。

アメリカの標準的な家の空調は、寝室やリビングだけでなく、廊下やトイレ、風呂場、クローゼットや玄関のフォイヤーなんかも含めてすべてをまとめて冷暖房するセントラル方式が一般的です。

それも、24時間365日稼働させています。
帰省などで何日も家を留守にするときにでさえ、それを止めることはしません。

理由はいろいろありますが、その大きなものはふたつです。
冬季に、家の中の水回りを凍らせないためと、家の中が常に乾燥した状態に保たれるようにするためです。

この国の人は湿気が嫌いです。
それと、家に居る時には夏でも冬でも、極寒地や亜熱帯の地域などを含め、全米どこの地域でも、家の中ではパジャマやTシャツと短パンぐらいの軽装で過ごしていたいというのが当地の人々の価値観です。

なので、外がどんな天候であれ、家の中は空調で乾燥させた20~25℃の温度に保ちます。
二重窓に厚い断熱材はそのためのものです。
天井裏には厚さが30センチ以上に脱脂していない綿のボールなどが全体に敷き詰められています。

その乾燥と言う状態が保たれているというのが当地の家が長持ちする大きな理由の一つだと私は思います。

しかし、こんな空調を日本の家庭が受け入れられるとはとても思えません。

また、主要パーツがメートル法の単位で作られていないことも大きな理由だと思います。

ドアや窓、それらの枠、階段や手すりなどの木工品、取っ手などの金具類、台所や洗面所のユニット家具などですね。

何十年前の家でも今の家でも、その寸法は変らないですが、それは全てインチ・フィートの単位で決まった寸法になっています。

アメリカの家は、こういった標準パーツを組み合わせているので安いんだと思います。
仮に壊れたり傷んでも、その替えはどこにでも同じ寸法で売ってます。

アメリカの家が日本に受け入れられないのは、大きくはこれが理由のように思います。

ちなみにレンガの家のことを話された人が居ますが、あれはアメリカの家については全くの的外れです。

アメリカの家の多くに、レンガや位置を積み上げた外壁の家があります。
今の我が家もそうですが、あれは格好だけです。

家そのものは完全な木造で、その最外壁に1層だけのレンガの壁を積み上げただけです。
最近では、その恰好をしたレンガや石壁のパネルが売っていて、それを張り付けると言う工法もあるようです。

当地には地震がありません。
なので、1層だけレンガを積み上げても、それが倒れてくることはないのです。
日本人としては怖いのですが、そのレンガの壁は家の骨格と結合して倒れてこないようにする工夫はありませんし、鉄筋さえも入っていません。

そういう点では、仮にアメリカの家をキットで売っていたとしても、日本の耐震基準や防火基準に照らせば、まず認可はしてもらえないと思います。

それからもうひとつ。
アメリカの人は家は手入れを結構します。
外壁の洗浄やペンキの塗り替え、主に外回りの傷んだところの修理なんかです。
外見上の庭の手入れもです。

そして、家電設備の手入れも。

ちなみに、私の家は築約20年です。
屋根裏にある空調機と温水器、キッチンにある冷蔵庫、食洗器、電子レンジ、オーブンレンジ、ディスポーザ、洗濯場にある洗濯機と乾燥機は家に備え付けです。
20年を経たので、空調機、冷蔵庫、ディスポーザ、洗濯機、乾燥機はここ4~5年の中で順次新しいのに入替えました。

20年たっても、置き換える機器は同じ寸法で最新のものが手に入るように標準化されています。
これも日本では無理なんじゃないかと思います。
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輸入住宅がレンガ造りのこととは思いませんが、バイフォー住宅が主流になるほど魅力がないからでしょう。



建前の助っ人にいった時の施主さん交えての雑談で出てきた中で
「アメリカ、台風で屋根飛びすぎ(笑)」という発言があり、建物にあまり良くない印象があるのかも。
(風速も規模も違う台風なのですが、ニュースだけ見ればそうなっても仕方ない)

そしてあのモダンさが苦手な人が多い。
(日本の現在の外観は和洋折衷案の成り損ねデザインばかりなのに、日本人はそれが好き。
ハウスメーカーもそれがわかってるから、どこの国にもない日本人感覚の「重厚性」を理解し構築できてる)

高断熱仕様は日本の在来工法でもやっています。
輸入住宅との性能差はないし(構造的にバイフォー住宅のほうが不利)。
あるのは窓の枠材がアルミと樹脂の違いなのと、ガラスが2層か3層か。
この辺は近年国産も販売されてても高すぎて採用されなかった3層ガラスも、徐々に発注が増えてる。
国民の中の少し資金に余裕がある人達がランニングコスト(エアコン稼働時間)の面に目を向けるようになったから初期投資をしてくれる形で普及。

ちなみに住宅寿命と人気は全く関係ない。
日本は建物に資産価値が無くなるように経済成長戦略の舵取りした国だから、建物が古くなるころ住む人の世代が変わるので
「リフォームするほどの価値がない。それなら自分の好みに建て替えたい」が優るからというだけのことで、そこに輸入住宅が選択肢にある人はそれも検討する。

そして地震大国なので建築基準も世代が変わる頃に更新されてしまい、ついつい新基準に合わせて考えてしまうので、建て替えることになる。

そういう総合的に見た中で選ばれるか選ばれないかの話ですね。

車に興味はなさそうな質問ばかりの人には伝わらないかもしれないけど、
アメリカの2シーター大排気量車、通称「アメリカンマッスル」は、V8エンジンという車格に対して無駄にデカいエンジンを載せていてこその車、というのが車好きの認識なので、そこに2000ccファミリーカーレベルのエンジンを載せた、安くて燃費の良いグレードをラインナップしても売れなかったんです。
見た目変わらずコスパもいいのに。

家も同じで、住む人の選択肢に入るにはまずその人が家に求める「条件」が一番優先されるので、見た目が嫌なら弾かれるし、台風に弱いニュース映像が記憶にあればイメージ先行で弾かれる。
「断熱性能に差はないです」なんてことを聞かされれば、わざわざ知らない技術の建物より、日本で長年使われた技法のものを使いたいという保守思考になっても不思議ではないのです。
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気候が違います


日本は四季があり高温多湿ですからレンガ作りの家は向いていないし
取り寄せる建材も日本の風土に合わないのです
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