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10月25日はリクエストの日だそうですが、1936年にドイツ放送でリクエスト番組が世界で初めて行なわれたそうですね。
大人気だったことからどこの放送局でも採用することとなって今に至っているわけですね。
それで思いますが当時の音楽は蓄音機で鳴らしていたはずですから、そのことについて疑問がわいてきました。
家庭で音楽を聞くとき、レコードの針は、表と裏を1回聞けば新しいのと交換しなくてはならなかったと聞いたことがあります。
鉄の針と竹の針があったとも聞いたことがありますが、疑問のひとつ目は、放送局で音楽をかけ続ける場合、針はやはり毎日、何十本も交換して使いまくっていたということなのでしょうか。
それともやはり、何かの工夫があって、それほど交換しないですむようになっていたでしょうか。
家庭用とプロ用とは、同じ針でも大きな違いがあったでしょうか。
同じようなことは、ジュークボックスでもありますね。
場合によっては50枚ほどのレコードを入れたジュークボックスがあって、それを店に来る人たちがお金を入れて聞いていたということですが、昔ならば蓄音機のジュークボックスだったそうですね。
すると、やはり針についてはしょっちゅう交換しなくてはならなかったような気がします。
それならば別に、機械で再生しても、手でかけても、針の交換の手間は同じで、自動的にかけられる仕組を用意しても面倒くささはそれほど違わないのではないかと思います。
というわけで、実際、昔の音楽再生事情はどうだったのでしょう。

A 回答 (3件)

戦前のマシンはレコードが8枚から多くて24枚でした。


針は鉄針を使用し、数曲掛けて音が劣化すると店が交換していた。
でも、結構適当な扱いだったそうです。

戦後(1950年から)はレコードも近代の塩ビになり、枚数も50枚~と多くなりました。
もう針は、宝石(ルビーやサファイヤ、ダイヤモンド)を使用していました。
それでも、メンテはマシンのレンタル会社のサービスがレコードの交換と合わせて行う程度と聞きました。

これは国内の事例て、アメリカは1940年には宝石針を使用が始まったそうです。
国内も愛好家も輸入してしていたそうです。
私の実家にあったプレイヤーにはルビー針が付いていました。
SP盤EP盤LP盤やその変形も再生されていた。

庶民のプレイヤーはSP盤は竹針がメインだたっと。
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この回答へのお礼

いいお話ありがとうございます。
アメリカでは1940年代から宝石針があったというのはさすがですね。
それならばジュークボックスも連続再生ができたことでしょうね。
そしてそれより前ならばやはり、何枚か聞いたら鉄針を交換するしかなかったのですね。またそれも結構適当だったというのも、まあそうなのかもしれませんね。
実は話に聞いたのですけれど、宝石針とまではいかなくても、鉄針とは違って、150回前後も再生できる針というのがあったという話も聞いたことがあります。
さていつの話なのでしょうか、それは金属であったらしいのですが。
そんなのを聞きますと、さて放送局は何を使っていただろうかなど思ったりするのです。
庶民の蓄音機は竹針か鉄針、納得でございます。
余談としてセラミック製の針というのか、焼きものの針もあったけれど、さすがにあまり使いものにならなかったらしいという話なんかもあるようですね。
それこそマニアの話なのかもしれません。

お礼日時:2023/10/27 13:27

実家が旧家で、大きな土蔵の蔵をいくつも持っていました。


季節が変わるごとにする衣替えのたびに蔵をあけて衣類や家具調度を入れ替えてました。
そんな蔵には貴重品や頻繁には使わない調度品もしまってありました。
『蓄音器』や『レコード盤』もその中にありました。
記憶には、山のように金属製の『針』が入った箱があったのを覚えています。
一介の個人の家でこれですから、放送局となれば音楽を1回流せば針ぐらい変えたんでしょう。

もうその蔵はありません。
蓄音器たちのその後も知りません。
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この回答へのお礼

思い出深いリアクションありがとうございます。
竹の針より鉄針の方が高価だったことでしょうね。
また、日本の場合戦争中には金属が不足していたため蓄音機の針も竹のものばかり使っていたなどの話も聞きますから、貴重な蓄音機の鉄針を厳重に保管していたということなのでしょうか。
こうしてみなさんからのお答えを読んでいるときに思いついて検索してみましたが、蓄音機の針についてもおもしろいことが書かれているページも出出てきました。
館長ブログ ほっと物語 | 金沢蓄音器館
https://www.kanazawa-museum.jp/chikuonki/kancho/ …
マニアの間でのお話かもしれませんが、針にも相当種類があったらしいことも書かれていますね。

お礼日時:2023/10/27 13:01

70のジジイです。



SP盤の手回しの蓄音機は知っています。
手回しハンドルを回せばゼンマイがまけ、それが回転の力になりました。
アームにホーンがそのまま連結され、ホーンから音がでました。
もちろん電気はいりません。
でも、さすがに竹針というのは見たことがありませんね。
鉄製の針でした。

当時のSP盤はLP盤と同程度の大きさでしたが遙かに厚かったですね。
1分間に78回転で4~5分程度しか再生できませんでした。ですので裏表を再生すれば針は交換しなければなりません。
使用済みの鉄針と割り箸を組み合わせて忍者の十字手裏剣などをつくったもんです。

ジュークボックの黎明期は知りませんが、日本ではじめてジュークボックスがつくられたのは1962年だそうです。すでにこの時期には、レコード針は耐久性のあるサファイア針、ダイヤ針が使用されるようになっています。ですのでジュークボックスには、高価ではあるものの、もっとも耐久力のあるダイヤ針が使用されていたのでしょう。
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この回答へのお礼

お答えありがとうございます。
国産のジュークボックスはさすがに1962年ということでE.P.レコードが出回るようになってからのことでしょうね。
そんなときに竹の針や鉄の針も考えられないことと思います。
こちらはLPレコードのことはよく記憶にありますが、家のレコードプレーヤー、レコード針は2年に1度くらい交換していたような気がします。
それほどたくさん音楽を聞きまくっていたわけでもありませんでしたからそれでよかったのですね。
また、ジュークボックスも、大型商店に置かれているものでは、自動演奏でずっとかかりまくっているものもありましたから、もちろんそうしょっちゅうダイヤモンドの針など交換することなど考えられないでしょうね。
それにしてもゼンマイ式蓄音機で聞くときに、同じ鉄針でも太さに3段階ほどあって、大きな蓄音機では太いものを使うと、大きな音が出て迫力があったなどの話を聞くこともありますね。
うるさいときには、ラッパの部分に布などつめて小さな音にして聞いたなんてことも聞いたことがあります。
確かに話で聞きますと、S.P.レコードはとても厚みがあって、78回転だったと聞きますね。そんな回転数ならば3分か4分で終わってしまうのも気分的にはよくわかる気がいたします。
そしてやはり表と裏を聞くと新しい針に交換しなくてはならないなんてこともあったのですね。

お礼日時:2023/10/27 13:16

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