
No.4
- 回答日時:
ご質問が発展していますので補足です。
花街には通常男子禁制というのが普通で、江戸城の大奥、中国の後宮、オスマントルコのハレムなど例外はありません。 力仕事などどうしても男子でなければという場合も去勢した男子を使用したものです。
従って「童子かむろ」も一時期しか存在しなかったのです。
花魁道中に「かむろ」を付けたのはNo3のご回答のような事と、大きく華やかな衣装をつけた花魁をさらに引き立てる役目もありました。 聖徳太子の肖像にも2人の王子がついているのと同じです。
また道中の履き物はたしか3枚歯の高下駄で八文字の歩き方で進む。 この優雅な歩み方は吉原は外八文字
といい踏み出した足を地につけ、外方向に開くもので2町を歩くのに2時間を要したといいます。
京都島原では内八文字でしたのでこれに対抗したのでしょう。
花街の太夫以上となると大名の相手も勤めるので、華道、歌道、書道、話術などのほか礼儀作法も修得する必要がある程でした。
現代でいえばスーパーモデルと文化人をミックスしたような存在といえましょう。
ありがとうございました、皆様の協力でだいぶ解ってきました、皆さんの意見を総合すると
どうも、私が疑問に思っている風習は京の島原から
きたみたいですね。島原以前に日本に遊郭はあったのでしょうか?(また疑問がしょうじました)
ご説明のスーパー太夫は相当の教養をもっていた文化人のようですね、床の技術の評判はどうだったのでしょうか?また床入りにはいくらかかるのでしょうか?
(下世話な話ですいません)
No.3
- 回答日時:
先の方が答えている通り、かむろは七、八で売られてきた子供で、奉公して遊女に預けられると、衣装一切をその遊女が負担して面倒をみました。
男の子もいて、器量のよい子は女の子のかむろと一緒に道中していたことがありましたが、こちらはいつとなくやみました。
かむろがついてくるのは、見栄えやおつきという、華やかなイメージの問題だと思います。それにあの豪奢で重たい衣装や高くて歩きにくい草履、万一の時のフォローの役目もあったと思います。
かむろは面倒を見てもらうかわり、花魁の食事、茶、煙草の運搬など雑用の一切をしますので。
遣手というのは楼主の下の遊女たちの一切の取締役で、振袖新造はかむろからなるもので、客をとるのととらない者があり、おはぐろをつけず、振袖を着て、姉女郎の道中の供をします。袖留新造は振袖新造によい客がつき、袖留にして一部屋をもった上妓になれない見世張の突出しで、一本になった遊女です。番頭新造は上級遊女の世話をしていました。年季明けののち勤めるので、三十をすぎていて、色事の裏表をわきまえ、花魁のためになるように立ち働いた者をいいます。
参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122018 …
詳しい回答ありがとうございます、
大河ドラマの清盛のお付きに青年の、かむろ、がでていますが、これが変化して、童女の、かむろ、になっていったのでしょうか?
No.2
- 回答日時:
かむろは、売られてきた少女や、遊女が産み落とした子どもがなることが多かったようです。
出来がいい子は遊女にされ、悪ければ下働き。いずれにせよ酷だなぁと思います。仕事は遊女の身支度を手伝ったり、手紙の使いをしたり、常連客を店まで引っ張ってきたり。忙しかったみたいです。
もうお読みかもしれませんが、漫画で安野モヨコさんの「さくらん」という作品が、さくっと遊郭の世界を知りやすく、面白かったのでおすすめいたします。
ありがとうございます、現在、江戸の風俗の勉強をしています、遊郭にはほかに、遣手、番頭新造、振袖新造、などの女性がいたようですね。
また、(かむろ童子)という男もいたそうです、
NO1,NO2,の方の説明でだいたい解りました。
ただ、いまいち解らないのは、童女を花魁に付けるという習慣が、宗教的な物から来たのか、またまったく別の理由かなのか、という点です。
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