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最近ニュースで「2007年問題」という言葉をよく耳にします。2007年に団塊の世代が一斉に定年を迎えて深刻な人材不足が予想されるということのようです。

しかし私は、団塊の世代だけに優秀な人や貴重な人材が集中しているというわけではないと思うのです。

従業員数の激減についても疑問があります。
人口構成を見ても団塊の世代だけが飛びぬけて多いということはありません。定年退職した人の分だけ若い人を雇えばいいだけのような気がします。
確かに少子化なので今後、数の確保は難しくなると思いますが、2007年にどうこうという問題ではない気がするのですが。

なぜ2007年が深刻なのか教えていただけないでしょうか?

A 回答 (1件)

>しかし私は、団塊の世代だけに優秀な人や貴重な人材が集中しているというわけでは


>ないと思うのです。

この世代は今の社会のインフラの創生期を担った人たちです。
すなわちシステムの成立と現状のシステムへの変遷の知識と経験があります。
個々の人のスキルが問題なのではなく、このような貴重なノウハウが重要なのです。
昨今の重大な事故の続発は、この貴重なノウハウがリストラなどで中間層の人材が減ったために
うまく継承されなかったことが一因とも言われています。

>人口構成を見ても団塊の世代だけが飛びぬけて多いということはありません。
>定年退職した人の分だけ若い人を雇えばいいだけのような
>気がします。

従って、能力があっても経験が少ない若い人では、即座にこの世代の代わりにはなりません。
また、この不況下、団塊の世代のノウハウを継承するだけの時間も余裕もありません。
だから深刻なのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とてもよくわかりました。

お礼日時:2005/05/07 10:53

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