Markus Gabriel さんは我が存在すると主張していますか?

Marus Gabriel さんは世界が存在しないと主張しています。

世界に対するのは我です。

Marus Gabriel さんは我が存在すると主張していますか?

それはなぜですか?

Gautama Siddhārtha.さんは我が存在しないと主張しています。

我に対するのは世界です。

Gautama Siddhārtha.さんは世界が存在すると主張していますか?

それはなぜですか?

質問者からの補足コメント

• No.2さんの回答を表にします。
  　　存在するまたはしない
  　　　　　　　　　　我　　　　　　世界
  　　Gabriel　｜　　する　　　　　しない
  　　Gautama｜　　しない　　　　しない
  　Gabriel さんは意味の場に登録が存在に対応します。Gautama さんは定常であるかどうかが存在に対応します。空はどのような意味なのかわかりませんでした。ヴィトゲンシュタイン『論理哲学論考』の5.63に「私は私の世界だ」とあります。
  空は意味の場に登録されていますか?
  我と世界をどのように区別しますか?
  我と世界が同じ1つのものへの別の名前ですか?
  『तिहाईयों के बेहतरीन अंदाज़』
  

  No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時：2024/02/04 05:03

No.3 回答者： tmkl 回答日時： 2024/02/05 14:08

空の意味は、事物の本質は認識により抽象された仮象であり、実体たる具象は無常なので、本質も実体も確かなものではなく、ただ縁起＝関係性（図と地のような）により客観的に起こり（去来し変化し）、主観的に意味として登録されるのみということかもです。

空は意味の場に登録できます。空（虚）という図に対し、それとは別の、実体とか定常とかの概念が地としてあるからです。
太古に変化的具象の世界観（無常・空）が地としてあり、次に何かしらの実体があるとする抽象的世界観が（図として）生まれ、それが蔓延して地になったところへ、シャカが再び無常観（空の世界観）を意味の場に登録したのかもです。

我と世界を区別すると、まず実存世界（内界＋外界、つまり主観世界＋客観宇宙）があり、その主観世界のうちのセルフイメージを我とします。実存世界 ⊃ 主観世界 ⊃ 我 となります。

我と世界は同じものへの別の名前である場合があります。
主観的認識対象としての世界＝内界と、その認識主体としての我は、相互に契機となるような図と地であり、もし図＝地（我＝世界）になると、我が意味の場から外れ、主観的世界も存在の足場を失います。消えるタイミングが我と世界とで一緒です。意味のあるものとしては我も世界も消えますが、主観世界に含まれない実存世界においては、それまで我や世界だったものが感覚対象や客観的事物としては存在するかもです。

我と世界は同じものへの別の名前ではない場合があります。
我と世界は要素が異なります。世界は我や他者やその他の事物を含みますが、我はいちおう他者やその他の事物と区別できます。もし主観的に、我＝他者＝その他の事物となると、我と世界の要素が同じになり、世界＝我となるため、どちらも意味の場から外れ、主観世界が消えます。そして感覚的世界や客観的宇宙にのみ存在することになるかもです。

No.2 回答者： tmkl 回答日時： 2024/01/29 20:27

マルクスガブリエルは、我が存在すると主張しているかもです。

彼がいう、存在する、とは、意味の場に登録できる、ということです。すなわち、図と地の関係が成立することです。
日常生活とかファンタジーとか、色んな世界がありますが、それら諸世界というそれぞれの図は、その他の世界＝地があるため、意味の場に登録でき、存在できます。しかしそれらの世界を全て包含するような世界全体は、その他をもたないため、意味の場に登録できず、存在しないことになります。
その理屈から、我という図には世界（この場合は諸世界）や、他者という地があるため、意味の場に登録できる＝存在することになります。

ゴータマシッダールタは、世界が存在すると主張していないかもです。
彼の場合、存在する、とは、空（無常で変化するもの）としては存在する、ということです。すなわち、定常的で変化しないものとしては存在しない、ということです。なので、我も世界も空としては存在し、空ではない定常的なものとしては存在しないことになります。
ただし、意味の場を考えると、空としての我や世界があるためには、空以外の存在が必要です。そこでファンタジーとしての定常的なあの世などが意味の場に登録される必要があるかもです。

この回答へのお礼

とみくさんおはようございます。
　素晴らしい回答です。問に対して答が合致しています。ありがとうございます。『世界はなぜ存在しないのか』の内容がわかりました。嬉しいです。

お礼日時：2024/02/04 05:00