基礎的な日本語を徹底的に細かく解説した辞書を教えて下さい。

基礎的な日本語の語彙のニュアンスや類義語との使い分け、使用方法についての細かな説明などが載ている辞典でおすすめのものはありますか？

　候補のひとつとして森田良行さんの「基礎日本語辞典」があるのですが、出版年度が３０年ほど前なのでその内容が古くなっていないか不安です。「基礎日本語辞典」の内容が現代でも通じるものなのか、読んだことがある人や使ったことがある人の意見を貰えるとありがたいです。
　他にも、ここ１０年ほどで出版された本の中でおすすめのものがあれば教えていただけるとありがたいです。

No.3 回答者： kigoshi 回答日時： 2024/03/27 09:18

日本語に対して真摯に学習される姿勢に感服いたします。

補足を読むとかなり広範囲なご要望ですね。
これに対応するためには２～３冊の書籍では無理があると思います。
たとえば、類語辞典
https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/books/89 …
や、語源辞典
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E8%AA%9E%E6%BA%90% …
などを揃えることである程度満足ができるかもしれません。
また、意外な種類の書籍にもご要望に叶うものがあるかもしれません。
たとえば歳時記など
https://www.amazon.co.jp/%E5%90%88%E6%9C%AC%E4%B …
または和語に関する書籍も役立つかもしれません。
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%B …

いずれにせよ、県立図書館クラスの大きな図書館（もっと良いのは、学外者が利用できる国文系の学科のある大学図書館）で、司書の方にレファレンスしてもらい資料を紹介してもらう、というのが最善手と思います。

ご参考まで。

No.2 回答者： joypeet 回答日時： 2024/03/25 17:19

私は　言泉という辞書を使っていました

言泉: 国語大辞典 単行本 – 1986/12/1
尚学図書言語研究所 (編集)
今は平井昌夫著の　ことばの百科事典　を読んでいます
これは読書と読書の間に読むと良い程度の物ですが
母音と子音の声の出し方を口の絵をかいてその部分の名称とともに息のさえぎり方まで書いてあります
言葉や文字の同音異義語間違いやすい言葉など言葉と文字の必要な知識は書いてあります
10年以上前の物ですからご要望の物とは違います
老婆心の書き込みとお忘れください

この回答へのお礼

言泉、タイトルがとってもおしゃれで惹かれるものがありますね。ことばの百科事典というのも内容が興味深そうです。機会があれば読んでみたいと思います。

お礼日時：2024/03/25 20:06

No.1 回答者： kigoshi 回答日時： 2024/03/25 16:37

森田良行の本だけでも他にたくさん出ています（下に2例リンク）。

日本語ほど多彩な表現や機微を持った言語は類を見ないと思っています。
世界最短の文学と言われる俳句は日本語だからこそ実現しているのだと考えます。
日本語の語彙のニュアンスや類義語をだた1冊で全て著すことは不可能だと思います。
何を言いたいかというと、あなたがそのような辞書をどのように使いたいのか、その用途を示すことによって、お勧めの書籍が変わってくるということです。
使用目的をもう少し具体的に示されるとより適切な書籍を推薦してもらえると思います。

気持ちをあらわす「基礎日本語辞典」2014年
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-4044071047
思考をあらわす「基礎日本語辞典」2018年
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-4044003726

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。使用目的が曖昧だという助言まったくもってそのとおりだと思います。
　私の考えている使用目的を説明します。
　私は普段「現代国語例会辞典第五版」で調べ物をしているのですが、多義的な単語や日常的に使う語を調べるとき、結局どういう意味なのかあまり釈然としないことがあるのです。例えば「知る」なんかは意味が７つにも別れ、根本的な意味は何なのかなぜそのような意味の派生が生じるのか、いまいち理解・納得できないのです。
　そこで、単語の根本的な意味や意味の派生、ついでに言うなら類義語との使い分けなんかが詳しく説明されている辞書を探しているのです。基礎的な言葉に限定しているのは、使用頻度が多い、またその意味が多義的な言葉が多く根本的な理解が必要だと考えているためです。

　長文申し訳ないです。自分自身もなぜそういった辞書が必要なのか考えながらこの文章を書いたので、文章が散らかっているかもしれません。同時に、頭の中の整理にもなりました。回答ありがとうございました。

お礼日時：2024/03/25 19:49