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一応、医療倫理とか性倫理に関わる質問です。
今の日本に於いて【精子バンク】と言うものがありますが、保守層(ていうか右寄り層)の側からすれば精子バンクは《邪道》でしかないのでしょうか?
保守層は男性層の社会的地位をやたらに重んずる傾向があるみたいだし、「そのようなものが日本にある時点で、医療倫理や性倫理に反する。けしからん!」とか「俺らは精子生成マシンではない!」と吠える人とかが多そうな感がするのですが…。

精子バンクがあってメシウマな思いをするのは、同性婚のレズカップルぐらいとなりそうな感がするような…。

質問者からの補足コメント

  • 精子バンクの存在自体が「男性層の社会的地位低下の元凶」となりうるものがあるでしょうし、付随的に《搾精病棟》なんてのが付けられたら目も当てられないようなものとなるかも…。そうなるのを、左翼連中は企んでるかも。

      補足日時:2024/04/03 16:19

A 回答 (1件)

【精子バンク】の利点は男女によって違います。


男性にとっては「自分の精子を保存することによって、生殖能力を失う(事故や戦争による負傷など)ことを保全すること」で、これは女性の卵子を凍結することと非常に近いものになります。

女性にとっての「精子バンク」は「生殖行為を伴わずに子供を身ごもることができる」ことと「優秀で好みの遺伝子の子供を自分の遺伝子とかけ合わせること(いわゆるデザイナーベイビー)」になります。

男性側の考え方は保守層も特に異論を唱えないと思いますし、特に《国家や社会に尽くす》という保守的な考えと「戦争で犠牲になった男性の子供が作れること」は相性が良いと言えます。

だから一概に「保守層が反対する」とは言えないです。

しかし、精子バンクが「女性に販売するという商業的自由」を得たなら、保守の考え方とは真逆になるといえます。

この点において男性の地位の低下、という視点でいうなら「頭脳明晰で容姿端麗な男性の遺伝子」とそれ以外の遺伝子に優劣が付くことになり《女性が考える価値感で男性性の経済的な優劣が固定化する」とも言えます。

なので「商業的な精子販売」について日本の保守層はかなり強力に反対していますし、同時に代理出産とか外国人精子(または卵子)の利用にも強く反対しているのが現実です。

>そうなるのを、左翼連中は企んでるかも。
左派というよりフェミニストですね。

進歩的フェミニストは「男性から解放」がテーマですから「男性との生殖行為がない妊娠」はあこがれの一つであるといえます。
 また進歩的フェミニストはミサンドリー的な考え方をしていて、それが「革新的」だと勘違いしている部分がありますので、男性社会が「女性の容姿=遺伝的形質をミスコンなどでランキングする」ことに対する報復として、男性の遺伝子をランキングすることを「良い事」とするのは大いにありえると思います。

後は同性愛の人たちが「自分達の子供を」を得るのに利用する可能性はありますが、これはレズビアンしか有効ではありません。ゲイのカップルでは子供を産む機能そのものがないからで、この場合は養子縁組しかありえません。

日本は同性愛婚についてだんだん許容的になっているとはいえ、同棲カップルが子供を得ること、については議論そのものが全く無い、といっていいですから、精子バンクでメシウマになるかどうかは日本ではまだ先の話です。
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