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中国人の作家だという人が少し前にネット上に書いていたのだが、「(中国では)日本人に対するビザ免除制限はまだ解かれていないが、日中間の交流規模の大きさと需要の緊迫さを考えると、このビザ問題はいずれ何らかの形で解決されるだろうと思う。」
この需要の緊迫さと言うのは中国人特有の表現のしかただと思われるのだが、日本人も中国人も相手国に行きたいという強い衝動を持っていると言いたいのだろう。
まぁ、中国人が日本に来たいというのはわかりすぎるほどにわかる。日本には中国共産党のような強烈な人権抑圧組織がないので、一般の共産党員ではない中国人にとっては、普段感じているであろう精神的な抑圧から解かれた開放感は言葉に尽くせないほどに強烈で、きわめてありがたいことの筈だからだ。
だが、ここで聞きたいのだが、日本人のみなさんは中国がビザ免除制限が解除されたら、中国人の作家の言うようにぜひとも中国に行ってみたいと思っているのか、と言うことなのだ。
ツアーで数日間ちょこっと中国の有名な観光地を、と言うのならあり得るかもしれないが、一人旅や家族旅行を1週間とか10日ほども中国でしてみたいと思うだろうか?

私は、2月にタイのバンコクに行ってきたのだが、この時に上海空港を経由して日本に帰ってきた。
タイの空港のカウンターで渡してもらったチケットをよく見ると、上海空港の搭乗口の所に普通なら記入されているはずの番号が空白になっていて、全く何をしてくれるんだと思ったものだ。このこと自体は調べれば良いだけなのでどうと言うことはないのだが、中国の飛行機を使うと思いもよらないことが普通に起きるのだ。
上海空港に到着して乗り継ぎのための通路を行ったのだが、他の空港なら乗り換えを表す表示があるのに上海空港にはそうしたものは何もない。全く、不親切きわまりないのだが、とにかくこの通路以外には考えられないと言うことで同じ飛行機に乗っていた人たちも何人か周辺を歩いていることから、たぶん間違いないだろうと思って歩いて行くと、中国の空港にしかない関所が設けられている。この関所はただ単にチケットにはんこを押すだけという無意味なもので、だからこそ中国以外の国では存在しないものなのだ。所が、この関所に到着するとたくさんの人が待っていて列を作っているのだが、列に並んでも殆ど列が動かない。待っているうちに時間がどんどん経っていき、成田行きの飛行機の出発時間が迫っているのに、どうしてくれるのかと思っていると、1群の白人だけを除いて、それ以外の者はこちらに来いと言うことを手まねをしていたので、長蛇の列を作っていたものがみんな一斉にそちらに向かったのだが、するとすぐにチケットにはんこを押して通してくれた。しかし、問題なのがたぶん50ー60人ほどもいたと思われる白人たちだ。彼らも乗り換えのためにここに来ていたはずで、中国国内に入国する人たちではないことは確実なのだ。この関所に来るには中国国内への入国のための通路を通り抜けて来てしまっているのだから、当然彼らは中国以外の国に向かうための乗り換え客なのだ。それなのに、なぜかチケットにはんこを押してもらえずに無視された格好になっている。みんな焦燥感を漂わせていて、中には床に大の字になって寝ている者もいるという有様だ。
どこから来てどこに行くのかも知らないし、どうしてあんなところで悪い意味で特別扱いされないといけないのかは知るすべもないのだが、普通は、すぐにそこを通り抜けられるはずの所なので、いすも何にもない。待つのならカウンターの周辺に立ち尽くして待つか、床に腰を下ろして待つしかないのだが、待たされる人のことなど全く何の配慮もしない独裁国家の空港職員の無慈悲な対応に、直接関係のない私も不快に感じたし、実際に待つことを強いられた多くの白人たちはとんでもない所に来たと思ったことだろう。
まさに、中国共産党が支配している所では、何が起きるかわからないのだ。
たぶん、ツアーならよほどのことがない限り問題になることはないとは思うが、白人たちがツアーで旅をするというのは考えにくいので、あの待たされた白人たちは皆個人旅行か家族旅行の筈だ。所が、アメリカなどの中国と敵対している国の人であっても、ただ乗り換えるためにだけ中国の地に足を踏み入れるのだから特に問題になることはないだろうと思って来たところが、思いもよらないことが待ち受けていたと言うことなのだ。

さらに、中国旅行をするについての大きな問題は、誰もが知っていることだが、GmailやGoogle MapなどのGoogleのサービス、それにGoogleやYahoo!の検索、Facebook、X、LineなどのSNSが使えないことだ。
こうしたものが一切使えないとなると、普通に日々インターネットを行っているものにとっては不便きわまりない。

そのうえ、中国では現金はほとんど使われておらず、すべてスマホのQRコード決済になっている。クレジットカードも日本から持って行ったのでは、外資系のホテル以外では使えないと思っていた方が良い。それではということでQRコード決済を使おうとすると、手続きの際にあたりまえだが本人確認が必要になるのだが、中国人以外の人は本人確認のしようがない。日本のマイナンバーカードのようなものがないと本人確認はできないから。あくまでも中国人であることが本人確認の前提になるので、パスポートを見せても何の意味もない。結局、外国人は現金しか確実に買い物に使えるものがないのだが、現金は全くと言って良いほど流通していないので、買い物やタクシーなどを利用した場合、相手の方で現金の持ち合わせがないことから、よほど運が良くない限りお釣りは期待できないという状態だ。

中国以外の国ではインターネットも自由にできるし、クレジットカードも使えるし、勿論その国のお金を使うことに何の不便もない。中国だけがこのような不便を強いられるのだ。
このような不便で面倒なことが多々ある上に、何が起きるかわからないような国に、中国人の作家が言うように是非行ってみたいと思うだろうか?

A 回答 (5件)

>この需要の緊迫さと言うのは中国人特有の表現のしかただと思われるのだが、日本人も中国人も相手国に行きたいという強い衝動を持っていると言いたいのだろう。



中国が短期商用、短期滞在の日本人に事前査証取得義務を課さなくなったとしても、日本が中国人の査証免除を実施するとは思えない。査証免除取極は基本相互主義だけど、日本に来る中国人の素行の悪さがその原因。

>このような不便で面倒なことが多々ある上に、何が起きるかわからないような国に、中国人の作家が言うように是非行ってみたいと思うだろうか?

日本人で中国に観光に行きたいという人はいるだろうし、中国人でも日本人でもビジネスで行き来したい人はもっといるだろう。日本人ビジネスマンは減少傾向だから、「需要の緊迫」は中国側ニーズというのが真実なんじゃないかと思う。

ちなみに個人的には中共支配地域に足を踏み入れたいとは、まったく思わない。
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この回答へのお礼

回答をありがとう。
私は中国の空港に何度か経由地として行っただけなのだが、それでも他の国の空港と中国の空港では全く雰囲気が違う。
案内板が殆どないし、荷物検査は最初に飛行機に乗るときに検査を受けていると言うことなど関係ない。徹底して調べないと気が済まないという感じで、中国以外の国ではインドネシアのジャカルタではすごい細かいところまで検査をして、まるで中国みたいだとは思ったけれど、ジャカルタの場合はイスラムだし、出発点だからわからなくもないのだが、すでに出発の空港で検査を受けているのに、そこまで厳格に調べないといけないのかと思うほどで、あれをみただけで、こんな国には絶対に入国したくないと毎回中国の空港に行くたびに思う。
勿論、中国の飛行機を使うのは安いからで、他の航空会社と同じ金額だったら、絶対に中国の航空会社なんか利用したいとは思わない。

お礼日時:2024/04/23 16:53

No.3です。



> >有料のVPNサーバーを使えば中国国内からの直接アクセスが制限されているサーバーへのアクセスは問題無くできます。
>
> 最近日本人の作家が中国に行ったらしく、ネットに書いていたけれど、有料のVPNサーバーでも制限が厳しくなっているらしいですよ。

厳しくなっているのは“らしい”ではなく“事実”です。
ですが、今年の4月時点で問題無く使用できる大手の有料VPNサーバーが複数あることもまた“事実”です。
事実をしっかり確認し対処することが肝要です。


> >日本人もAlipay登録ができるのでこれを使うと> ><ほぼ現金を持たずに済みます。
>
> 日本に住んでいる中国人の話では、中国に滞在している駐在員たちですら、買い物では大変な不便を強いられていると言うことのようなのに、1週間かその程度訪れる旅行者が何の不便もなく旅ができると?

はい。
日本人も日本で発行されたクレジットカードと日本の携帯電話番号でAlipayに登録し使用することが可能です。
これも“事実”です。


> 日本人か中国人か知らないけれど、日本人だとすると、これほどまでに中国びいきな人がいるということに驚いた。
> 日本に住んでいる中国人ですら、中国を否定的な見方をする人が少なくないのに。

個人的な感想は自由です。
ちなみに当方、生まれも育ちも日本で、知る限り先祖を遡っても海外出身者はおりません。
なお、当方は中国を含め一定の国のひいきするような事はしていませんし、ひいきしているととれる内容の投稿もしていません。
中国に限らず、その国を旅行者として訪問する場合を考える際は現在の政治体制は切り離し、差別なく“事実”の情報を得ようと心掛けているだけです。
それだけのことです。

ではこれにて。
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ネットに関しては中国が利用制限をしていない多くの有料のVPNサーバーを使えば中国国内からの直接アクセスが制限されているサーバーへのアクセスは問題無くできます。



クレジットカードの件は確かに不便ですが、日本人もAlipay登録ができるのでこれを使うとほぼ現金を持たずに済みます。

あと、査証に関してはインドなども結構面倒です。
中国は24時間以内のトランジットであれば査証なしで入国できますので、乗り継ぎの間にちょっとだけ観光といったことが出来ます。
で、中国もインドも新型コロナがおさまって以降、多くの日本人が観光に行っています。
スパイ関連の法律が施行されて大きな影響を行けているのは観光で行く人ではなく仕事で行かれる人でしょう。

ちなみに日本からヨーロッパへ行く場合、ロシアのウクライナ侵攻により日本や欧州の航空会社の飛行機はロシア上空を飛ばないため所要時間が従来より2時間以上長くなっています。
しかし、中国はロシア擁護の姿勢をとっているためロシア上空を飛べるので中国の航空会社を使って北京や上海などで乗り継いで行くと所要時間が短く済みます。
それをよしとしてロシア上空を通ってヨーロッパ方面へ旅行に行くことをよしとするかは個人個人の判断ですが。

参考まで。
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この回答へのお礼

>有料のVPNサーバーを使えば中国国内からの直接アクセスが制限されているサーバーへのアクセスは問題無くできます。

最近日本人の作家が中国に行ったらしく、ネットに書いていたけれど、有料のVPNサーバーでも制限が厳しくなっているらしいですよ。

>日本人もAlipay登録ができるのでこれを使うとほぼ現金を持たずに済みます。

日本に住んでいる中国人の話では、中国に滞在している駐在員たちですら、買い物では大変な不便を強いられていると言うことのようなのに、1週間かその程度訪れる旅行者が何の不便もなく旅ができると?

日本人か中国人か知らないけれど、日本人だとすると、これほどまでに中国びいきな人がいるということに驚いた。
日本に住んでいる中国人ですら、中国を否定的な見方をする人が少なくないのに。

お礼日時:2024/04/22 07:39

私自身は仕事で中国には数十回行ったことがありますが、今の中国及び香港には行きたくないですね。

 でも、習近平以前の中国は、結構自由で、特に男性にとっては天国のような国でした。 

ところで、「中国以外の国ではインターネットも自由にできるし、クレジットカードも使えるし、勿論その国のお金を使うことに何の不便もない。中国だけがこのような不便を強いられるのだ。」と言う事実はありません。 中国より不便な国は世界全体の半分以上あります。
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この回答へのお礼

>中国より不便な国は世界全体の半分以上あります。

それは普通の日本人が行きたいと思っている国?
私は東南アジア諸国の殆どを旅したけれど、中国より不便な国など行ったことがないけれど。
フィリピンは、犯罪大国なので、行くたびに必ず強盗やすりかっぱらいに会うと言うことがあったけれど、そうした犯罪に遭いやすいと言うことを別にすれば、買い物などで不便さは全くなかった。
ま、アフリカなどでは問題が多そうだけれど、以前テレビ番組で芸能人が普通は行かないような国に行くという番組があった。あの番組で、ジュニアの兄のせいじはアフリカの殆どの国に行っていたけれど、中国より不便そうには見えなかった。

お礼日時:2024/04/22 07:26

現実は多くの人が旅行に行ってます


行っているのが事実
何であろうと事実はそれだけ
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