消防設備点検と防火対象物点検の違い

消防設備点検と防火対象物点検の違い

ビル管理業務従事者です。
消防設備点検でハード面を点検し、防火対象物点検では共用部含め、各テナント内のソフト面(防火管理者の専任や訓練状況、日々の点検や維持台帳の管理等)を点検している認識ですが、防火対象物点検にも消防設備の点検欄があります。
テナント内にある消化器やスプリンクラー、感知機、誘導灯等もこれに該当すると思いますが、消防設備点検で点検しているにもかかわらず、防火対象物点検でも点検項目に該当するのはなぜでしょうか？
また、その根拠となる法令等があるという事でしょうか？
テナント様より、消防設備点検で見てるのに防火対象物点検でも見るのはなぜか。なんなら専有部とはいえ消防設備は建物側の設備の為、テナントごとに防火管理者と防火対象物点検者が確認する必要があるのかという問いもあり、自信の後学のために御教授頂けますと幸いです。