とっておきの「まかない飯」を教えて下さい!

建設業者や自衛隊員、レスキュー隊や介護福祉士、漁師などに使えば筋力増強がイージーになって仕事のパフォーマンス上がって良いと思いませんか?
高齢者に打てば、寝たきり予防にもなるのでは?

A 回答 (2件)

土方、自衛隊員、レスキュー、介護福祉士、漁師などの肉体労働者は、実は大部分が頭脳労働であり、人並み以上の筋力はほとんど必要ありません。


人の力で及ばない作業は、器具や機械を駆使して行うため、女性でも活躍しています。仮にステロイドで筋力が上がっても、それほど作業効率はあがりません。

一方、確かに高齢者の筋力低下を防ぐ効果はあります。しかし、その効果は限定的です。高齢者は脳も内臓も全て弱っているので、筋肉だけ維持できても寝たきり予防できるとは限りません。
自らの脳が出した指令で筋肉を動かす。そして筋肉への負荷を脳が感じて、神経や筋肉が鍛えられる。老化を遅らせるには双方向の刺激が必要です。
ステロイドで筋肉量だけ維持するのは、点滴や胃ろうで無理やり生き延びさせる延命治療と同じ。医療費の無駄遣いですね。

というわけで、普通の人にはお金の無駄です。

コスト以上に問題なのが副作用です。アナボリックステロイドの副作用は大きく分けて2つがあります。

●男性ホルモン過剰で起こる問題
●ネガティブフィードバックの問題

男性ホルモン過剰で起こる症状は、女性化乳房、皮膚炎、ロイドレイジです。男性ホルモンは女性ホルモンの原料になるため、多過ぎると体内で女性ホルモンに転換され、体が女性化して乳房が膨らんできます。

また、男性ホルモンが多いと、皮脂分泌が増え、体中に脂漏性の炎症できて化膿します。この湿疹の跡はなかなか消えません。

ロイド・レイジとはステロイドの投与による性格の凶暴化です。
適度な量の男性ホルモンは自己肯定感を高め、行動力の源になります。しかし不自然な量を投与すると性格が凶暴化します。レイジとは「激怒,激高」と言う意味です。海外では、ステロイドユーザーが、殺人やDVで捕まる事件は非常に多いです。ボブサップも過去に凶暴化して周囲の人への暴力や妻へのDVで訴えられています。

これらの副作用は短期間の使用で起こります。

実際、ステロイドを使う海外のボディビルダーも、ステロイドを打つ期間はほんの数週間です。たった数週間の使用で、筋肉が何キロも増え、女性化乳房、性格の凶暴化、睾丸萎縮などの症状が出ます。

副作用を完全にコントロールする方法はありません。
時間差で副作用が出る場合もあるため、大金をはたいて経験豊富なドクターを頼ったり、副作用を抑える薬を使っても、突然乳房が膨らんだりしてきます。

さらに深刻なのがネガティブフィードバックの問題です。
体にはホルモンバランスを一定に保つ働きがあり、外からホルモンを入れると、体内でホルモンを作れなくなります。

特に男性ホルモンは精巣で作られるホルモンなので、外から男性ホルモンを投与すれば、精巣が活動を停止して、キンタマが委縮して退化していきます。
ステロイド投与期間後は、萎縮したキンタマが元に戻るまで男性ホルモンが出せなくなって、しばらくの間はメンタルが落ち込み、無気力、自殺願望、ED、抑うつ状態で苦しむことになります。
ステ使ってるボディビルダーは、その副作用と戦いながらハードな筋トレを続けなければなりません。

長期間使用を続けると、完全にキンタマが退化して、元に戻らなくなります。自分で男性ホルモンが出せなくなると、脂肪が増えてブクブク太り、筋肉も衰え、骨も脆くなり、無気力になり、性欲も無くなり、男として人生終了です。

数千万円~数億円稼ぐボディビルダーやアスリートなら、リスク覚悟で頼るのはわかりますが、単なる肉体労働者には割に合いませんね。

男性更年期障害など、既に男性ホルモンの量が少なくて不調が出ている人なら、保険適用でテストステロン補充療法が認められていますが、
1~2週間ごとに通院して注射しなければならないし、しばらくその治療を続けたら、その注射無しで日常生活を送ることはできなくなります。

健康な男性がアナボリックステロイドを使うのは、わざわざ男性更年期障害になりいくようなもので、リスクしかありません。



ただし富裕層の高齢者なら、毎週適量のテロイドを打って若さを保っている人もいるかもしれませんね。

元々アナボリックステロイドは、入院患者の体力低下を防いだり、筋肉や骨の病気の治癒が目的で開発されたものです。
日本では違法ではないので、自費診療や自己責任で打つのは個人の自由です。低身長の子供に対して、成長促進のために、副作用の少ないステロイドを投与してくれる病院もあります。

高齢なのに美容整形したりしてるイケオジ社長なんかは、ステロイド打ってる人もいるかもしれません。スポーツやボディビル大会に出ないのであれば、どうなろうが本人の自由です。


また、プーチンはステロイド疑惑がありますね。71歳であの顔の若さや筋肉は普通あり得ない。ロシアはドーピング大国だし、独裁者が不老不死を求めるのは世の常です。自分の天下を少しでも長引かせるために、ステロイドや薬物を使用していてもおかしくないでしょう。

しかしやたら好戦的なのも、ステロイドの副作用、いわゆるロイドレイジの影響でないかと言いう人もいます。戦争がステロイドのせいだったらたまらないですね。
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この回答へのお礼

懇切丁寧なアドバイス、感激です。まさかウクライナ情勢の元凶説まで及ぶとは、示唆に富むご回答ありがとうございました。ステは大会にさえ使わなきゃいいってもんじゃないんですね。

お礼日時:2024/07/26 13:43

私は、クスリ、サプリメントは、嫌いです。

たぶん、ステロイドは、骨が弱くなり、大腿骨疾患を誘い手術に至ります!
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この回答へのお礼

骨がもろくなるのは女性ホルモン欠乏なので関係ありません

お礼日時:2024/07/25 23:06

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