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No.1
- 回答日時:
オーストラリアの場合、
オーストラリアは乾燥しているところが多く、また在来の害虫があまりいないため、農薬の散布量は少ないみたいです。また同国は食料輸出国です。同国における有機栽培の状況についてですが、国内全体の消費量から見れば少ないそうです。(元々農薬散布量が少ないため、有機農産物に対して利点を感じていないみたい)
しかし、都市部の住民やレストラン等を中心に消費が伸びているのも事実です(シドニー郊外の青果物市場では有機栽培専門ブースが設けられていました)。
価格については約1.5倍の価格であるが、手間やリスク等考えると有機栽培を耕作することについてメリットが少ないみたい。
また、有機農産物に対する認証関係については輸出物については輸出相手先の認証を得たりしているようです。(国内消費についての認証は不明)
ニュージーランドの場合
ニュージーランドもオーストラリアと状況は似ており、元々病害虫の発生量が少なく、過度の農薬使用はないため、価格の割にメリットを感じていないことにより都市部の一部住民が消費しているぐらいか。
農家の話でも例えば一般的なキャベツ栽培の場合も農薬は一回散布するだけであるため、そこまで有機栽培にこだわって作っても、害虫等による減収や手間を考えた場合有利な栽培法ではないといっていました。
しかし、栽培農家がいるのも事実で、やはり有機農産物に対する一種のこだわりが彼らをうごかしているのではと感じた。
両国を通じて
両国とも、有機農産物の流通についてまだこれから都市部住民やレストランの消費を中心に消費が伸びている現状であり、今後も急速に消費が増えることは考えにくい。
しかし、両国とも食料輸出国であり、輸出相手先の要望と価格次第によっては有機農産物の栽培が増える可能性は高いと考えられる。(土地、気候等日本に比べ有機栽培に向いているため)
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