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軍事の質問
海上自衛隊の対潜哨戒機P1は何故は何故生産配備が中止になったのですか?

現存のP3Cの耐久年数は次期対潜哨戒機が出来るまでたえられますか?

A 回答 (3件)

海上自衛隊が導入を予定している無人対潜哨戒機は「MQ-9B シーガーディアン」で、ジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズ社製です。

 全長11.7、翼幅24m、最大速度は390km/h、最高飛行高度は40,000フィート(12,000m)、連続飛行時間は40時間で、一度飛び立てば日本のEEZ(排他的経済水域)の外周を1周できる航続距離を有しています。 レーダーで船影を捉え、360度撮影可能な高性能カメラと赤外線カメラで目標物の映像をオペレーション室に伝送します。 操縦は衛星通信を介するため、遠隔操作の場所は選びません。 内部には363kg、外部にはボディに一つ、翼に8つのハードポイントによる1,814kgのペイロード能力を備えており、高度にモジュール化された機体はミッションに応じた装備を搭載することができます。 また、対艦兵器や対潜水艦戦用の装備を搭載することもできます。 

MQ-9Bは構造疲労や損傷耐性の向上、より堅牢な飛行制御ソフトウェアなど、ハードウェアとソフトウェアの両方のアップグレードが含まれているほか、防氷など悪天候での運用を可能にする拡張機能も含まれています。 さらに、この航空機は鳥や落雷にも耐えられるように設計されるなど、全天候型互換性とNATOの UAV耐空性基準であるSTANAG-4671をクリアしています。

センサー類には逆合成開口レーダー(ISAR)イメージングモード、自動識別システム(AIS)、高解像度の光学および赤外線カメラ、およびフルモーションビデオセンサーを備えたマルチモード海面検索レーダーを搭載。数千平方海里を超える海上の水上艦をリアルタイムに検出、識別し、昼夜関係なく、悪天候下でも上空から海洋の偵察監視を可能にします。 得られるデータはデータリンクを介して空自や米軍などとリアルタイムに共有することも可能ですが、既に導入している台湾軍が新たにデータリンク機器をアメリカに要求していることから、この機能は別途、必要なるようです。 その他、不審船などに音声による警告を行うこともできます。

MQ-9Bは、既に米軍で利用されている、長い航続距離と高い監視能力および攻撃能力を持つハンターキラー無人機「MQ-9」をベースにした非武装型です。 MQ-9は原型となったMQ-1 プレデターと同じく中高度・長時間滞空型(MALE)に分類されますが、より機体が大型化され、性能が大幅に向上しています。

MQ-9、MQ-9Bは、MQ-1プレデターと同じく、有人の地上誘導ステーション(MQ-1のシステムを使用可能)で遠隔操縦されます。 地上誘導ステーションの操縦員は、パイロットとセンサー員が1人ずつ計2名で構成されています。 

海上自衛隊は、固定翼哨戒機で行なっている警戒監視などの任務の一部を、将来的に無操縦者航空機により代替可能か検証のために、昨年8月から海自の八戸航空基地でMQ-9Bの試験運用をはじめました。 本機は、P-1哨戒機などが海中に投下したソノブイの無線を機体前方で受信し、潜水艦を探知できます。 前述通り、最大で40時間飛行が可能で、有人の哨戒機よりも燃料消費量が90%少なく、操縦に必要な人員が50%削減されるとしています。

警戒監視は哨戒機による監視員の「人の目」が大きな役割を果たしてきました。 目視でも10~20キロ先の船を見つけることはできますだが、不審な点を確認するために高度1千メートルから150~300メートルへの接近降下を繰り返さなければなりませんが、シーガーディアンならばクリック一つでそれができます。

昨年の報道では、今年9月までに計2千時間の試験飛行を行い、どこまで哨戒機の任務を代替できるかを海自が見極めるということだった故、既に結論が出ている可能性が高いでしょう。 

実は、海自よりも一足早く、海上保安庁が「シーガーディアン」の配備を決め、2022年より2機配備してパトロールに用いています。 その拠点となっているのも八戸基地です。 よって、海自のシーガーディアン導入もほぼ間違いないでしょう。
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この回答へのお礼

天才やな

より詳細なご回答有り難う御座いました。

お礼日時:2024/11/07 20:13

海上自衛隊の対潜哨戒機P-1の生産配備が中止された理由は、コストと運用効率の問題が大きく影響しています。

 P-1は高性能な哨戒機ですが、1機あたり約200億円と非常に高価であり、防衛省はコスト削減のために一部を無人機で代替する方針を取ることにしました。 また、国際的な市場での競争力が低く、輸出が難しかったことも一因です。

現存のP-3Cについては、耐久年数が限界に近づいているものの、次期対潜哨戒機が配備されるまでの間は運用を続ける予定です。 P-3Cは長年にわたり海上自衛隊の対潜能力を支えてきましたが、現在はP-1への更新が進んでおり、P-3Cの保有機数は減少しています。
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この回答へのお礼

ご回答有り難う御座います。その無人機の性能はどの様になるのですか?使い捨て。再利用。対潜哨能力のみ。対潜対艦能力です

お礼日時:2024/11/07 15:37

有人+無人化 


無人化にすると費用が半値の半値の半値で数も増やせるようで

今まの常識が変わるゲームチャンジ
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