

No.7ベストアンサー
- 回答日時:
>水で濡れやすくすることで水切れ向上
これは簡単です。
水にぬれずらい場合には.ロウの上に水を垂らしたように.巨大な水滴ができます。
水にぬれやすい場合には.(こっぷの)水の上に水滴を垂らしたように.水滴になりません。
水にぬれやすくすることで.表面に巨大な水滴ができず.水切れが向上します。
「あわ」とは別問題です。台所用洗剤には.「水切れをゆくする成分」「泡立ちをよきする成分」「汚れを落とす成分」などの界面活性剤を適当に混ぜて使いますから。「泡立ちのよい」石鹸では.あわのたちやすい界面活性剤を多くしますし.良く落ちる石鹸では.「汚れを落とす成分」を多くします。
それぞれのメーカーの人が気分次第で調合して.売れた製品が残るのです。
納得のいくご説明をありがとうございます。
確かに、注意して見ると、
お皿をすすいで一瞬、お皿全体が、幕がはったように一面、濡れている状態に
なります。お皿の表面にまんべんなくついた界面活性剤が、水をつかまえているのですね。
今回の質問で、質問以上の、いろいろなことがわかり、とても面白かったです。
No.6
- 回答日時:
回答に自信がなくなったのでちょっと特許を調べてみました。
私の回答は間違っていたようで、水切れは撥水剤によってではなく、逆に水で濡れやすくすることで向上するようです。失礼しました。
公開特許公報 特開2000-144181「液体洗浄剤組成物」(ライオン株式会社)からさかのぼって、特開昭64-66298「液体洗浄剤組成物」(花王株式会社)に非イオン界面活性剤などにより水切れを向上する方法があります。これがedogawaranpoさんのおっしゃる成分と思います。特開2000-144181の解説には
「特開昭64-66298号公報では、すすぎ後の食器のウォータースポットの解消により、すすぎ後の皿の水切れ性に優れた液体洗浄剤組成物として、陰イオン性界面活性剤と含窒素の両性もしくは非イオン性界面活性剤の混合物に、更に、HLBが15以上で、オキシアルキレン付加モル数が50~300である窒素不含のポリオキシアルキレン付加型非イオン性界面活性剤と有機酸及び還元糖を含む天然果汁を含むpH4~6.5の液体洗浄剤組成物が開示されている。」
とあります。
参考URL:http://www.ipdl.jpo.go.jp/homepg.ipdl
お手間をかけて、特許という専門的なところまでご紹介下さりありがとうございます。なるほど、製品のキャッチフレーズにして売るくらいだから、特許が出ていたのですね。
ウオータースポット解消といえばそういえば、テレビコマーシャルで、大きなお皿の水切れの様子が、なにか1枚の0幕がはがれるように、「つるりん」と、水が切れていたのですよね。せとものであの水切れの様子はやっぱり不自然で薬品残ってるぽいかな。
「水で濡れやすくすることで水切れ向上」がどういう現象かよく理解(想像)できなかったのですが。
No.5
- 回答日時:
他の方がいろいろと既に答えていらっしゃるので、書かれていない視点を一つ。
界面活性剤では、直鎖型の分子量の大きいものが多いのです。早い話、分子の形がにょろにょろと長くて、はしっこに水とも油とも仲良くできる物質を持っている。この、「にょろにょろ長い」というのがポイントで、長いと泡立ちがよくなります。しかし、ごく単純に考えても、長いと流動性は落ちるわけで水で流れにくくもなるわけですね。と、いうわけで、水切れをよくするのに、この長さを短くしている可能性もありますね。
しかし、どんな界面活性剤でも100%きれいに流れ落ちるということはありませんから、口に入れた時の危険性を考えて、わが家では石鹸を使っています。石鹸も環境負荷がないわけではないので、環境のため、というよりは自分の身のためですね。手荒れも随分違いますよ。
ありがとうございます。
水ですすげば流れ落ちて何も残らない、とずっと思っていたので、
本当に今回は、「どんな界面活性剤でも100%きれいに流れ落ちるということはありません」というのが発見でした。

No.4
- 回答日時:
>あるのでしょうか。
知りません。知っているのは.食品衛生法による漬けすすきの禁止(流水で洗剤を洗い流す)の規定くらいです。洗剤(界面活性剤)を食品用以外の用途に使っていたためです。
No.3
- 回答日時:
台所用洗剤には、「泡切れをよくする成分」が入っているはずです。
これが入っていないと、いくらすすいでも微量に残った界面活性剤が泡立つため、泡立ちを抑える成分で完全にすすいだようにごまかすわけです。つまり完全にすすいだように思っても微量の界面活性剤は残っていることになります。ただし、この微量の界面活性剤が人体に悪影響を与えるほどのものかは別問題です。「水切れをよくする成分」はおそらく界面活性剤ではなく、撥水剤のようなものではないでしょうか。考えられるのはシリコーンオイルです。シリコーンオイルは人体への毒性は低いと考えられ、食品添加物にも指定されています。
洗剤の成分表示は家庭用品品質表示法に基づいていると思いますが、全成分表示の義務はないのではないでしょうか。この点は改善して欲しいところですね。
個人的には石鹸が好きです。必ずしも石鹸が合成洗剤より環境への負荷が少ない、または毒性が少ない、とは言い切れないとは思いますが、あのぬるぬる感が洗いやすい…。
ありがとうございます。
泡切れも、単に水で泡が流れていったと思っていたので、
泡切れを抑える成分まで入っていたとは、驚きです。
「界面活性剤は残る」というのが、全ての大前提のようですね。
それを理解している消費者はほとんどいないと思います。
シリコーンオイルとはもしかして、
シャンプーのさらさらコート成分とか、
車のウオッシャ液の撥水成分ですか。
自然界にはない成分だとしたら、
微生物などのことを考えたら、下水や地面に垂れ流しは、よくないですよね。

No.2
- 回答日時:
洗剤に使われている「石鹸」とか「界面活性剤」とかいわれている物には.大きく分けて6-10種類.1洗剤メーカーの製品が大体50-100種類*洗剤メーカーの数あり.これを配合して市販「台所用洗剤」として販売しています。
細かいことを忘れました(最近チャーミーグリーを買っていない.最近界面活性剤を使わなくなった)が.ノニオン系界面活性剤の1成分がたしか.水切れをよくする成分です。おおざっぱに見ると.「洗剤に含まれている何か」ではなく「洗剤そのもの」です。
ありがとうございます。
そんなに多くの種類が入っているとは、知りませんでした。
食器に残るくらいなら、それ以上に、手にも残っているのですよね。
私たち消費者にとっては、「食器用だから、洗濯用や住宅用よりも、安全な成分を使っているに違いない」と、信じるしかありません。
食器用洗剤のための安全基準みたいな規格や、合格しなければいけない製品試験はあるのでしょうか。
No.1
- 回答日時:
油汚れが洗った後にまた付くのを防ぐため界面活性剤があるのですが、この、どんな洗剤でも含まれる界面活性剤が、だいたい残って表面を覆っているモノです。
これにどんな影響があるかなど正確にはわかっていませんが、催奇形性、発ガン、アレルギー症状などが疑われています。
ありがとうございます。
水ですすげば、全部流れていくと思っていたので、
チャーミーグリーンに限らず、界面活性剤が残るというのは発見です。
油汚れ以外なら、お湯だけで洗ったほうがいいのかも・・。
確か、昔は私も普通に、そうやっていたのを思い出します。
例えば、お寿司の時は、お湯だけで、
ハンバーグなどの時は洗剤を使って、洗っていました。
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