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談合について研究することになりましたが、資料が見つかりません。適当なサイトや書物を教えてください。当事者の方からの発言もお待ちしています。

A 回答 (6件)

建築基準法が改正されてから談合が助長されている業界がありますので、ぜひご研究ください。

それは、杭業界です。建築確認に認定書というものをつけなければなりません。そして、施工は当然ですがその認定書を持っている杭の会社に発注せざるを得ません。これまで相当程度、杭については「軽微な変更」と認められ、合理的な価格形成がされてきました。しかし、この認定書の制度により、確認がおりた時点でメーカーが決まっており、施工業者も「チャンピオン」と称して「うち以外と交渉させません。他者は見積もりをださせません。杭製造メーカーも承知です。」と平気で言いまわる始末です。建設業界、官庁工事での談合が消え去っていく過程の今、新たに法律によって守られたことによって生じたこの談合について誰も研究していないと思います。
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建設会社、所謂ゼネコンに勤務しています。

現在は管理部門ですが、以前は
営業部門にいたので、その辺の事情はある程度知っているつもりです。
談合については、仕事柄その歴史や法的諸問題についていろいろ勉強しました。
当然その実態から手法までよーく存じていますが、もし外部(社外)の人間か
らその類の質問を受けたとき、回答する言葉はただひとつ、「談合はありません、
すべて自由競争の結果です」と、私ならそう応えます。
外部の人間から興味本位(例え学術的な研究だとしても)の質問を受けて、回答
する業界の人間がいるかな、といった感じがします。質問者についてよほどの
信頼があるか、または回答者が現在業界を離れてフリーな立場にあれば別ですが。
談合の中枢にいて、その事情に詳しい人ほど口が堅くなるのでは、と思います。
国民の誰もが談合はある、と思っていても当事者が「やっています」と言えるわけ
無いじゃないですか。談合は刑法にもあるれっきとした「犯罪」行為ですから。
最近は刑法の「談合罪」ではなく、公正取引委員会から独占禁止法による摘発が
増えていることは新聞等でご承知かと思います。
公共事業の削減でゼネコンにとって逆風が吹きまくる現在、談合で摘発され、指名
停止処分を受けることは会社にとって死活問題になるので、慎重のうえに慎重を
重ねているところです。
ちなみに私の会社は、「過去も現在も談合は一切やっておりません」と応えておきます。
最後に談合はゼネコンが一番有名ですが、それ以外にも多くの業界にあるらしい
ですね。純粋に自由競争をしている業界の方が少ないのでは、と思えるくらい。
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そんな、談合なんてやばい話あつかっているサイトなんて無いと思います。

そこで私の体験談が役にたてばと思い、多少話します。

かつて私は公務員をしていました。建築職の技術吏員だったので、入札の現場説明もしていた経験があります。で、談合についてですが、談合は今でも無くなっていないと思います。談合とは現場説明に呼んだ業者達で、入札金額を相談してつり上げ、一社が利益をあげるものですが、参加した業者も順番に入札順を待っているという事です。
しかし、3つの面から、業者が不当に利益を得る談合が成り立つ可能性はないです。
1つ、不況なので、業者間で話がまとまらない。仕事を取りたい業者がたくさんいるのでとても順番を待っていられない。
2つ、入札参加業者の登録はかなり多いので、順番を待とうにも、入札に呼んでもらえる機会がなかなか回ってこない。今後、公共事業の縮減がなされるので、一層強まるということです。
3つ、公共側も積算をします。私も積算業務していたので、詳しいことは教えられませんが、積算した金額と最低落札価格をはじき出して、この中に入っていないと、落札できないようにしているのです。最低落札価格よりも安い金額だと、ちゃんと仕事してくれなさそうなのでダメ。積算した価格よりも高い金額だと、やはり高すぎるという事でダメ。高すぎると、再度入札、3回やってもダメなら、参加業者のメンバーを変えるので、談合ができなくなります。

それから、公務員としても、談合はあって欲しいのです。
これは実際に現場監督した時に実感します。設計段階では予期できない+αの仕事ってのはよくあるのです。例えば、地中に杭を打つ工事を発注したとしましょう。杭を打つ計画の一ヶ所で地中に大きな岩が埋まっていて、掘り出さないと杭が打てなかったりします。そうなると、掘削やら、岩の掘り出しやら、新設土の購入やら、場合によっては設計変更があります。大きな変更の場合は、設計変更で、役所も予算が取れます。もちろん、財政課などとかなりの協議をしないといけないし、なぜ当初の設計段階で分からなかったんだとかなりとっちめられます。しかし、軽微な変更の場合は追加予算はでないのです。こうなると、今ある予算の中で何か削って対応しないといけません。でも削れない場合が多いのです。この場合は、落札した業者に、サービスでやってよって事を頼みます。役所の予算がでない以上、ただ働きを頼むしかないのです。ここで、役所のはじき出した積算金額内ぎりぎりで落札していれば、適正金額内だし、業者にもある程度儲けがあるので、サービスで追加工事してくれるのです。しかし、入札の時に叩きあって儲け無しのギリギリ金額で落札されていたら、追加業務なんかほんの少しでもやってくれません。限界まで安くしているのに、これ以上サービスできるもんかって感じです。こうなると、現場監督は頭かかえます。だいたい、地中に埋まっていて事前に解らないものや、工事を始めて、周辺住民に反対派が急に出てきたりとか、工事してれば大抵+αの出費ってのはあるものです。この対応のためにも談合していてほしいのです。それに談合していたとしても、公務員の積算した適正金額内なのだから、業者が不当に利益を得てはいないのです。

ま、私は公務員なんて生ぬる湯に漬かった人生なんて大嫌いでさ、脱サラならぬ、脱公して、土地家屋調査士兼一級建築士しているんだけどさ。元公務員だけど、入札やっていたので専門家に丸つけておきますね
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 法律学的な視点からのご提案です。


 お近くの大学の法学部図書館には、「判例マスター」等の判例検索システムがありませんか?キーワードとして、「背任」「入札」と入力すれば、刑事裁判になった談合事件がいくつも出てきます。その中から、判例評釈を拾ってお読みになれば、参考文献が引用されていると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。早速活用してみます。

お礼日時:2001/09/24 11:42

 よく、役所に行きますが、入札待ちの人たちが、ロビーで集まっている


ことが時折あります。
 生の状況が聞けますよ。
 ここで、一人がボス的に差配していたりします。

 田舎の役所で、入札業者が泊まりでしかこれない所では、
入札の前日にすべての入札業者が、同じ宿にとまり、夕食が
宴会になることがあるようです。その宴会で何が話し合われて
いるのでしょうね。

 どこか、土建屋さんを紹介してもらったらいかがですか?
 土建屋さんの多くは、「談合」を必要悪とみなしている節
もありますので、案外簡単に取材ができるのでは?
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この回答へのお礼

参考にします。ありがとうございました。

お礼日時:2001/09/24 11:40

何の談合ですか?


市町村の受注する建築会社の談合とか。裁判所の競売の談合とか。
後者なら詳細に教えますが。

この回答への補足

基本的に土木業者間の談合を考えています。主に行政に関連するもので。談合の歴史、実情、そしてその社会的影響や解決法と全般的に見ていこうと思っています。なかなか裏のことであり資料がありません。

補足日時:2001/09/23 23:52
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