特攻隊の映像や遺書で感動する、泣くと言う人は特攻隊員の方々を侮辱してるのでしょうか？
発案したり命令したお偉いさんに怒るのが普通では？

Question

Umidojyou · Accepted Answer

美化された特攻隊に対する、その美化をもって感動し、涙している者に対して、怒りと侮辱しているのかと、質問者さまが感じているのであれば、私は質問者さまと全くの同感です。

美化とは、国家や天皇陛下への愛国と忠誠を述べ、それを守るためには、自分の命を捧げることを潔しとする決意の気持ち、自分を今まで育ててくれた父母への感謝を語っていることを、ことさら展示していることです。

十代かそこらで人生経験が乏しく、社会の仕組みも、人生がなんたるかもわかっていない若者の未来を、敵艦へのダメージを期待した一戦法に置き換える非情さ。
個人への尊重は微塵も感じられない扱い。
これが特攻隊の真実でもあり現実です。
本来なら、もう少し生きたい、女性も知りたい、遊びたいと思っても、何の不思議もない世代です。
それを、展示されている内容のような手紙を書くように洗脳し、暗に書かなければ脅し、それでもダメなら覚せい剤で狂わせ、無理やり書かせたような手紙に対して、その惨い人生に同情する涙や、怒りなら正しいと思います。
しかし、犠牲になった彼らの声を、国家への愛国心や陛下への忠誠心として、美化することは絶対に許せないし、この特攻隊の手紙の展示場が、このようなシステムを作った者に対する糾弾と、二度と作らせない決意を感じさせるようなところになっていないために、特攻隊員の本心をないがしろにすることに対する侮辱と感じ、怒りを感じるのは当然だと思います。
どんなに愛国心や忠誠心があろうと、そのためには自分の命は惜しくないと思っていようと、敵兵に自分が一発の弾も撃ちこめずに、勝利感を味わうこともなく、戦死することだけが目的にされることを、心から喜ぶものはいないと考えるが常識でしょう。
私は、怒るのが普通であるとのご意見に強く同感します。

tukachann · Answer

特攻隊など、歴史を現代人の視点だけで考えると勘違いしてしまうと思いますよ。

現代の私たちって、戦後の民主主義の時代に育ってその教育を受けてますね。民主主義、主権在民とか、個人の自由や人権を基本にした社会です。大きなメリットもある反面、人権や自由を振りかざして混乱を招く問題もありますね。
　そんな社会で育った私たちの目から見ると、国家が兵士を抑圧し無理な戦いに追い込んだ。国や軍が一方的に悪いという視点になりますね。

一方、戦前がどうだったかというと、帝国主義や全体主義は個人の権利や自由が制限される大きな問題の反面、日本の場合十二の徳目に代表されるような、一人一人が弱い者を助け合って生きていこうねという精神があったんですね。
https://www.countand1.com/2017/02/imperial-rescript-on-education.html
　戦前の日本人は、天皇を頂点にする大きな家族のような感覚で日本を捉えていたんじゃ無いでしょうか。
　一人一人の兵士にとって、大事なのは家族とその延長上の日本という国。自分はその大きな家族の一員として国を守る。特攻隊員の遺書を読んだときに内心では死の恐怖もあったに違いないのでしょうが、その個人的な感情は心に秘めて、家族に対する感謝が綴られてますね。

当時の特攻隊員の視点でみれば、兵士たちの精神の純粋さが見えてくると思いますよ。

tobirisu · Answer

涙腺のツボというのがあります。
そこをつくと人は泣くのです。

映画や小説で「絶対泣けます！」などのキャッチコピーがあるのも涙腺突くのが上手い作家がいるのです。

涙腺弱い人は突かれやすい。
だから悲しくて泣く人がいても何の不思議もないし、泣いてはいけないということはない。
そういう国への怒りとは別物です。

それとも特攻で死んだ兵士は国に騙された哀れな人と憐れむのがいいですか？

そこらへんの物知りな人 · Answer

侮辱....？
感動して泣くことが侮辱になるのですか？

satoumasaru · Answer

＞特攻隊員の方々を侮辱してるのでしょうか？
＞発案したり命令したお偉いさんに怒るのが普通では？

別に特攻隊員を侮辱していることにはなりません。
悲劇を美談として伝えるのではなく悲劇としてとらえる必要はあります。
悲劇に涙することは人として当たり前でしょう。

「お偉いさん」に対しての怒りは当然なのですが日本では余り追求されていませんね。
昭和17年のミッドウェー海戦で大敗北をした時点で勝利の見込みはなくなりました。
にもかかわらずずるずると戦争を続け多くの被害者をだしました。
戦死者のほとんどは昭和19年～20年です。

特攻を発案したり命じたりする人に対する怒りと共に、終戦を先延ばしにした当時の軍部や政治家の責任はもっと問われるべきだと思っています。

tobirisu · Answer

侮辱ではありません。
人が死ぬのは悲しいことです。

命令者への怒りとは別です。

nabe710 · Answer

単純に誰に対しての感情、思いかを混同しているというか、すり替えているというか。

交通事故、犯罪に関しても、加害者に対する感情、被害者に対する感情は別でしょう？

被害者に対して「気の毒に、かわいそう」と思うのがなぜ侮辱なのですか？

特攻隊の映像や遺書で感動する、泣くと言う人は特攻隊員の方々を侮辱してるのでしょうか？ 発案したり命令

美化された特攻隊に対する、その美化をもって感動し、涙している者に対して、怒りと侮辱しているのかと、質問者さまが感じているのであれば、私は質問者さまと全くの同感です。

特攻隊など、歴史を現代人の視点だけで考えると勘違いしてしまうと思いますよ。

涙腺のツボというのがあります。

侮辱....？

＞特攻隊員の方々を侮辱してるのでしょうか？

侮辱ではありません。

単純に誰に対しての感情、思いかを混同しているというか、すり替えているというか。

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