性格悪い人が優勝

鉄道で言うと、11年前の2014年(平成26年)2月の関東地方で起きた大雪の警報の時に、京王電鉄が大雪で電車が一日中止まったという出来事があったが、レミオロメンの粉雪のレベルみたいな雪の場合は電車が止まる事があるのでしょうか。大雪が降った時の鉄道会社はどのような対応を取っているのでしょうか。

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A 回答 (1件)

こんにちは。



▪降雪予報が出ると
転轍機の先端軌条凍結による不転換、ポイントマシン空回りによる故障を防ぐ為、電気融雪器のスイッチを入れる。
灯油による融雪器の準備。
そして駅間で列車停止による立ち往生を防ぐ為、本社では間引く列車を決めて降雪時の対応ダイヤを作成する。
それに伴い、乗務区では乗務員の行路の訂正や、要員確保(呼集)を行う。
駅では除雪に必要な道具の準備をする。

▪実際に大雪になった場合
電気融雪器の付いている転轍機はスイッチのオンオフだけだが、灯油で着火して融雪する融雪器の場合は、随時灯油を補充する。
ブレーキが雨天時の時以上に効かないので、通常より速度を落として運転しブレーキ開始地点は通常より遥か遠くから掛けます。
当然ですがブレーキ時分が掛かるので遅延が発生します。雪国や北海道の列車の場合、こういう事を加味してダイヤを引いているので定時で運転できる事が多いのですが、都市部では列車本数が多いのでこれだと輸送力が足りなくなってしまいます。
こういう背景もあり、計画運休やダイヤを絞って、輸送力は落ちてしまうけど極力列車を走らせるようにします。
転轍機も、不転換で動かなくなってしまったら、最悪ハンドルをポイントマシンに挿して、手動にして金具で緊締します。

▪終電間際の時間帯
入庫する列車ですが、入庫時間中に降雪の重みでパンタグラフが上がらなくなってしまうと翌朝の出庫に支障してしまうので、出庫の早い電車はピットなど屋根のある車庫線に入れます。
係員は通常より確保しているので人海戦術が使えますので、出庫の遅い電車のパンタグラフが雪の重みで上がらなくなってしまったとしても、人手があるので対応ができます。
転轍機などは夜通しお守りします。竹箒で先端軌条の雪を払ったり、融雪器の灯油を補充したり。
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