
腎臓病の猫の皮下補液(皮下点滴)について
口から摂取しないと細胞に水分が届かず、
脱水が改善しないようですが、
それではなぜ、皮下補液をする必要があるのでしょうか?
「皮下補液では脱水が改善しない」というソースは以下です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こちらに皮下補液でも脱水が改善しないというブログがあり、
(獣医師ブログ「皮下補液の本来の目的は」の欄。)
https://cutia.jp/jyuuishi-inu-neko-column/sinia- …
こちらのブログを書いた病院に尋ねましたが、
「通常皮下補液で使われる
乳酸リンゲルや生理食塩水は
Na濃度が細胞外液とほぼ同じなので
細胞内に入れない
細胞内脱水を改善するためには
自由水を経口摂取する必要がある」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
との回答を得られました。

- 画像を添付する (ファイルサイズ:10MB以内、ファイル形式:JPG/GIF/PNG)
- 今の自分の気分スタンプを選ぼう!
A 回答 (1件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.1
- 回答日時:
皮下輸液を4年近く続けた経験があります。
そもそも腎臓病の場合脱水対策をメインとして輸液をおこなっているのではありません。
腎臓が機能低下して老廃物が血中に戻ってしまっているので簡単に言ってしまえば薄めているのです。クレアチニンと合わせて老廃物を物理的に正常値に近づけましょうという作業です。
人間なら血液を出して洗浄して戻すということが透析として行われますが、猫では入る時に炭で吸着、体内に回った時に老廃物の濃度を薄めてやる程度のことしか今は出来ません。
例えば血中5%の老廃物を見かけ3%にするという感覚です。
腎臓病の皮下輸液はリンパなり血液なりに乗って水分が全身をめぐってくれれば良いのです。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
関連するカテゴリからQ&Aを探す
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
BSA溶液の作り方。
-
歯は細胞から作られるのでしょ...
-
腎臓病の猫の皮下補液(皮下点滴...
-
mock細胞とは?
-
生理食塩水の0.85%と0....
-
RAW264.7マクロファージについて
-
遠心分離の際の回転数の決め方
-
ナイルレッドについて
-
細胞塊をバラバラにしたい
-
細胞膜の選択透過性と半透性の...
-
細胞播種(96well)のコツを教え...
-
現在の脳科学では
-
細胞膜外のカリウムイオン濃度...
-
HEK細胞、HeLa細胞および初代培...
-
細胞に全く影響を与えない物質...
-
細胞培養中の長時間停電
-
DMSOについて
-
染色液
-
Cell LineとPrimary Cellの違い
-
多細胞であることのメリットは?
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
BSA溶液の作り方。
-
mock細胞とは?
-
遠心分離の際の回転数の決め方
-
パーセンテージで得られた結果...
-
グリセロールストックについて?
-
RAW264.7マクロファージについて
-
生理食塩水の0.85%と0....
-
Cell LineとPrimary Cellの違い
-
予定運命と発生運命の違いは?
-
PCV(Packed cell volume)とは何...
-
FBSの保存温度について
-
細胞をさいぼうとさいほうに読...
-
ヒトが飲食できる最高の温度は?
-
Image Jでの細胞面積の測定につ...
-
DNAの細胞内質量は
-
細胞培養について
-
線維化とは
-
細胞の遠心分離について
-
細胞の生死の判断
-
限界希釈法について
おすすめ情報