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マウスの皮膚のパラフィンを切っているものですが、うまく切れなくて困っています。

じぶんは自動包埋装置ではなく、手で固定から行っています。プロトコルは4%PFA O/N→エタノール置換→キシレン30分×2回→パラキシ60分→パラフィン60分×2回の後、包埋しています。

アダルトの皮膚をサンプルとしているのですが、大きすぎるとなじみが悪く、小さすぎるとすぐに組織がパラフィンから外れてしまうため、きれいに切れていません。

サンプルの大きさ以外に、なにか改善点や、アドバイス等ありましたらよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

マウスではなくアダルトのモルモットですが,学生時代私も同じような状況で苦労しました。


その際は、1)虫ピンと木板を使って皮膚を引っ張った状態で固定処理を行う。(この際、板と皮膚の間には空間を開ける)2)パラフィンに低融点のものを混ぜ,パラフィン浸シを低温長時間行う。でクリアできました。
切片にする時は、皮膚面に対して45度で刃があたるようにして真皮側から切るようにしていました。
理由は判りませんが、パラフィンは新品より使いまわしのもののほうがなじみが良かったような気がします(コレはあまり自信がありませんが)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。じぶんも1の方法はやっています。それで少しは改善されたと思います。

1番の方もおっしゃっていたように、真皮側から切るのがよいようですね。じぶんは堅いほうから切るのが一般的だと思っていたため、表皮側からいつも切っていたんですが、今回は真皮側から切ってみたいと思います。

お礼日時:2005/06/10 17:07

組織がパラフィンから外れてしまうという事は、組織の中までパラフィンが浸透しきっていないという事ではないでしょうか。



改善するために、エタノール脱水の行程を見直してみてはいかがでしょう?

私はキシレンを使わずに、レモゾールの方が組織の内部までしっかりパラフィンが入るように感じていましたが、いかがでしょう?
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この回答へのお礼

レモゾール…じぶんは聞いたことがなかったのでこれから調べてみようと思います。

キシレンが長すぎるとダメとかも聞くので、キシレン以外で試すのもいいかもしれませんので。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/10 17:04

染色方法によっては、不適当なこともあるかと思いますが、皮膚はブアン固定のほうが切りやすいと思います。

ブアン固定液は定番なので、すぐにレシピを見つけられると思いますが、一応、私の持っているレシピは、

飽和ピクリン酸 75 mL
フォルマリン原液 25 mL
氷酢酸 5 mL

数時間からO/N固定後、70% EtOHで洗う。ピクリン酸の色を特に除く必要があるときは、これに炭酸リチウムを添加する。

それと、皮膚の切片は真皮側から表皮側に切ったほうが、毛に邪魔されずに切りやすいと思います。
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この回答へのお礼

またのご回答ありがとうございます。

じぶんはブアンはまだ試したことがなかったので、今度一回やってみようかと思います。

お礼日時:2005/06/10 17:03

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