アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

酸と塩基を滴定で調整しました。
すると、塩基は正確な濃度が0.097で目標とした濃度は0.1でした。
そこからファクターを計算すると0.97でした。
この値から正確な濃度の溶液が調整できたかどうかというのは、どうやって分かるのですか?

A 回答 (2件)

何を質問したいのかよくわかりませんが、


ファクターというものは、きっちりした数字の濃度に近い溶液があった場合に、その溶液の濃度は大体0.1ですが、正確には0.097ですよ、という意味でつけるものです。

潮解性や吸湿性があるような物質を量りとって溶かして目的の濃度の溶液を作ろうとしても、その性質のせいで正確に目的のきっちりした濃度にはできないですよね。
ですから滴定で正確な濃度を求めてきっちりした濃度との比をファクターで表すわけです。

この回答への補足

0.1molの塩基を作りたくて、滴定で調整してみたら、その濃度は0.097でした。この実験結果からファクターを計算して、濃度調整がうまくできたかを知りたいのですが、ファクターはどうやって算出すればいいのですか?

補足日時:2005/06/26 20:29
    • good
    • 0

調製した溶液の検定を行います。



今回は塩基ですので、化学天秤ではっきりと質量の分かった酸を精秤し、それを調製した溶液で滴定します。

フタル酸水素カリウムのような、揮発性がなく安定した分子量が大きい酸性塩が検定に適しています。たとえば天秤で正確に測ったところ0.23456gだったとします。
分子量は204.22ですから、0.23456/204.22molはかり取ったわけです。

これを調製した0.1Nの塩基でて規定したら、11.83mL必要だったとします。
f=(0.2345/204.22)*(1000/0.1/11.83)=0.97
天秤で正確に量って正解が分かったいるものを測定し、それとのずれを補正係数としたのがファクターなのです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!