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公的年金の空洞化問題についてよくわからないので教えて下さい!
また、どうすれば空洞化問題が解決すると思うか、ぜひ意見を聞かせて下さい。

A 回答 (2件)

老齢年金に絞って書きます。


公的年金は互助制度といい、現役世代が高齢者を支える構図になっています。
具体的には0~69歳までの就労者が保険料を納め、60歳以上の高齢者の年金とするものですね。

更に国民年金に絞って書くと
20歳~69歳(60歳以降は任意特例)までの就労者が65歳以上の高齢者の年金とするものです。

年金の空洞化というと様々な問題が出ますが、
給付金は保険料、運用利益、国庫負担金で構成されています。
本来、保険料、国庫負担金を積み上げ運用利益を出し、年金にあてる構図なのだと把握しています。

空洞化問題は
1.No1様のおっしゃる年金未納問題
2.自営業者減少(想定の28%)
があります。同じ様な問題に
2.運用失敗(箱物行政への巨額投資失敗含む)
3.少子化問題(団塊の世代を支える就労者が足りない)
等様々です。
1の年金未納問題は大別することが出来ます
(1)若年者の制度加入意識の希薄さ
(2)中堅世代の制度加入意識の希薄さ
(3)リストラサラリーマンの制度加入意識の希薄さ
(4)申告制である故の制度の不備(低収入等の申告漏れ)
(5)政府に対する不信感

またこれも様々です。
(1)と(2)を敢えて分けているのは(1)は無知から来る事、(2)は確信犯であることが上げられます。
(3)は厚生年金の積み立てや個人年金で十分な資産を得た方々で(2)に分けてもいいかもしれません。

結局のところ、払いきれないような保険料であれば免除申請を行うことが大切であり、意識の希薄さを改善するのが根底にあります。

しかし、多くの人は国民全員がきちんと納付しても足りないのでは?と考えています(事実試算すると将来的に足りなくなる様に見えます)。
年金原資として国が積み立てている額は世界最高額のはずですが、債務超過を引き起こしているからですね。運用を手堅くきちんとしていれば年金としての問題はここまで大きくならなかったでしょう。但し、箱物行政を含め経済への梃入れ(ゼネコンへの過剰投資という見方も出来ます)のための資本主義ならではの投資法を行っていなければ大不況という別の問題も出ていたはずです。

邪推ですが多くの資金を持ってしまった社会保険庁は、国に対しての責任等様々な事項を背負わざるおえなくなってしまったのでしょう。

もう年金だけ改革してもだめでしょう。国民全員が納付する義務は継続し、他の名目となっていく税金を納め政界最高水準の給付を維持する。そのための施策は実に様々です。御自身の意見をお伺いしたいのですが?
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近年増えているアルバイトやパートといった厚生年金の加入資格に満たない給与所得者が、保険料の雇用主半額負担が無いため厚生年金より自己負担の大きい(そして給付の少ない)国民年金に加入するべくもないため、国民年金の未加入率が急増している問題ですね



解決法は、国民年金と厚生年金の一元化(保険料の雇用主半額負担制度は廃止して補助額は各企業の労使交渉に委ねる)、厚生年金の加入資格の大幅引き下げ、あるいはその両方といったところではないでしょうか
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