プロが教えるわが家の防犯対策術!

今、学校のレポートを書いています。そこで磁気モーメントについて分からないことに出くわしました。
一般に、粒子の磁気モーメントはCGS表記で
g*e*h*J/(2*pi*m*c)
と表されるようですが。はたしてgの値はアイソスピンの場合常に一定なのでしょうか?また同じ原子核でも基底状態と励起状態でgの値が違ったりするのでしょうか?

A 回答 (1件)

>gの値はアイソスピンの場合常に一定なのでしょうか?


これはアイソスピンが同じ値のときにg因子の値が同じかどうかということでしょうか?
そうであるならアイソスピンは電気的な対称性を破っていますから、
例えば、陽子と中性子はどちらも I = 1/2 ですが
 μ_p = 2.79μ_N
 μ_n = -1.91μ_N
のように異なる値になっています。(μ_N は核磁子)

>また同じ原子核でも基底状態と励起状態でgの値が違ったりするのでしょうか?
磁気能率の
 μ = ehJ/(2πmc)
という形は構造のない点粒子の場合の式ですから、
それ以外の効果をすべて押し込まれているg因子は
値が変わると考えるのが良いと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。原子核のこととかは勉強し始めたばっかりなのでとても助かります。

お礼日時:2001/10/15 16:34

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!