
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
塾で高校国語を担当している者です。
>古文と漢文では接続は多少違うのでしょうか?
そんなことはありません。
古文も漢文も同じです。
>古文では「ず」に「なり」がつくと本活用につくと習いました。
その場合の「なり」は「断定のなり」ではなくて、「伝聞推量のなり」になります。
「断定のなり」には体言(名詞)・活用する語の連体形などが接続します。
なので、漢文で習った「しかざるなり」の「なり」は「~に及ばないのだ」と訳す「断定の助動詞」であるということになります。
もし、「伝聞推量」であれば「~に及ばないようだ」と訳せますが、
基本的に漢文では推量表現もきちんと句法が決まっているため、
今回の「如かず」の場合は、推量表現は不適切である、と言えるということです。
No.2
- 回答日時:
「本活用」とは、連体形でも「ざる」でなく「ぬ」ということですね。
つまり「~ざるなり」でなく「~ぬなり」であるべきではないかということだと思います。
それがどの程度厳重なルールか私は知りませんが、古文と漢文と違うことはあります。
国語としては「用ゐる」(ワ上一)ですが、漢文では「用ふ」(ハ上二)とし、「居り」(ラ変)を「居る」(ラ四)にします。
話を戻せば、漢文訓読において、打ち消しの助動詞「ず」の活用のうち「ぬ」「ね」は使われることがありません。常に「ざる」「ざれ」を使います。
「な」「に」が使われないことは言うまでもありませんね。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
おすすめ情報
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
漢文「ずんば」と「ざれば」の違い
-
不叶恋←どういう意味?
-
白文を書き下し文に(漢文)
-
「継続力也」は正しいでしょうか。
-
桃李、不言、下自、成蹊の読み...
-
「愈究而愈遠」これって中国語...
-
漢文です。画像の白文に訓点を...
-
「一誠以貫」の読み方
-
『史記』、諸子百家の詩文の現...
-
漢文のポイント
-
難有う
-
身近にある50kgの物って何があ...
-
『キリマンジャロ』という曲の歌詞
-
「えびふりゃー」という言葉が...
-
キョロキョロ、回りの人を見ま...
-
「○○が肝」という用法について
-
煩悩が邪魔
-
なぜ雷と書いてあずまと読むのか
-
至急です。 夏休み最終日なのに...
-
煩悩の塊ってどういう意味です...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報