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今度、家庭教師で漢文を教えることになりました。
でも漢文て句形の暗記、実際に漢文を読むしか
思いつく限りでやることなく教えることがないような気がします。

たとえば、英語の関係代名詞だったらポイントとして
2文に分解しよう、とか、数学だったら分母を有理化しよう、
とか大事なことを一言で教え、生徒をオッと言わせられるのですが。

漢文だとどんなことをポイントとして言うといいか、
おしえてください。
ちょっと質問の意味がわかりずらいですが、よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

こんばんわ、お困りですね。



さてご質問の件ですが、漢文というと最近はマイナーな学問ですね。まして入試となりますと、センター試験以外ですと、ごくごく一部の私立学校、国立の二次あたりかな?

というわけでセンター試験を対象とするのでしたら、下記の本が参考になります。句形も非常に大事であることは、当然です。ただ最近の傾向からしますと、センターも読解力中心にシフトしています。句形の中でも、読解力に直結する物を中心として出題されています。後は漢文特有の漢字。

こんな観点で書かれているのが下記の参考書です。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4053011 …
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漢文のポイントはただ1点につきます。



「漢文は句法を覚えること」

これだけです。高校の国語の教師から繰り返し言われました。
あえて付け加えると、「読めるようになること」ですが、これは句法を覚えれば読めるようになりますからね。
これを正しくやれば、センター試験は8割以上は得点できるようです。
それ以外のことは、受験には無益です。
これほどまでに特質が分かりやすい科目は、ほかにはありません。

ちなみに、漢文は日本語の素養として必要なほか、法律を読む際にも重宝します。民法をはじめとする法律の文章が漢文調だからです。
明治大学法学部が国語で明治擬古文を出題しているのは、学部の特質からして極めて正当と言えます。
齋藤孝『声に出して読みたい日本語』の中に、明治擬古文も含まれていることからわかるように、日本語の美しさは、漢文の影響も大きいのです。

また、漢文をやることによって、文章がぐっと引き締まります。
「~をして~しむ」「すべからく~べし」など、今でも使われる表現は少なくないですね。
(意味を間違えると恥をかきますが)
漢文の効用は意外に大きいのです。
そういうことも、ぜひ教えてあげて下さい。

私の時代の唯一頼れる参考書は小倉勇三『漢文ミニマム攻略法』(旺文社)でした。
現在は三訂版ですね。 \767(税込) ISBN4-01-038441-7
これだけで用が足りましたが、今はどうか。
参考URLから検索して、書店でご確認し、必要なら生協で注文してお買い求め下さい。

参考URL:http://www.obunsha.co.jp/
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以前,漢文を教えていたことがあります。


別の質問で参考書などについてはお答えしましたので,それとは別の視点で書いてみようと思います。
(いまみたら,一つは同じ質問者の方ですね)

生徒の前でオッと言わせられるポイントとはちょっと違うのですが,私は「2つの視点」を大事にしていました。
(1)漢文は(白文なら)昔の中国語である。
(2)返り点や送りがなを付けて訓読すると,(すこしくせのある)昔の日本語である。
(厳密には,現在でも漢詩を読んだりする人がいますので,「昔の」というよりは「昔風の」かもしれませんが)
つまり,どちらも,中国人や日本人が実際に使っていた生きた言語である,という視点です。
自分が高校生のときは,漢文というと,中国語でも日本語でもない,漢文の教科書の中にだけある「漢文語」という宙に浮いた幻の言語のようなイメージがあったので,それではまずいと考えているのです。

もしその生徒さんが,英語を得意としている(あるいは少なくとも苦手でない)なら,句法などで漢文英訳してみると面白いでしょう。
不必=not always(部分否定)とか,使役の構文など,英語と共通する構文はかなりありますので,記憶の助けになろうかと思います。
また,NHKテレビの漢詩紀行などでよくやっていますが,漢詩を中国語(現代の中国語で可)で読んでみると,脚韻や声調が美しく響いて,訓読したときとはまた違った味わいがあリます。
中国語でなくても,日本語の音読みで上から下へ読んでいくだけでも(ちょうどお経のように),味わいの半分ぐらいは感じられると思います。
例:国破山河在 城春草木深 → こくはーさんがーざい,じょうしゅんそうもくしん

また,返り点がSVOを示すしるしになっている場合がありますので,そんなときは,あえて返らずに直読・直解してみると,かえって構文が頭に入るかもしれません。
「我学漢文。」なら,「我,漢文を学ぶ。」と訓読しますが,それを「我,学ぶ。漢文を。」とするわけです。
これができると,試験の際に文章を読むスピードがかなり上がると思います。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=144077, …
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漢文は現代語ではなくて、古語に直すのだということを意識させるのが大切だと思います。


例えば、「王好戦。」だったら、「王戦いを好む。」ではなく、「王戦ひを好む」と直すとか、
「未来。」だったら、「未だ来ない。」ではなく、「未だ来たらず。」に直すとかですね。

あとは再読文字などを覚えるのは当然として、置き字のような読まない字があることを覚えさせるとか、
「ず」は「ざり活用」で活用するとか、
助詞、助動詞にあたる漢字は平仮名に直すとか、ですかね。

教える側の参考書としては、語学春秋社の、
「飯塚漢文入門講義の実況中継 上下」なんかが、
面白いと思います。

あと、テストでは、句読点を例文の通りにふすということが重要かも。
特に「。」を文の最後に付けておかないと減点する場合があるようです、下らないことだとは思うのですが……。
その辺は徹底させた方がいいかも知れません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ご丁寧に参考図書まで。それ(参考書)は私の知識の片隅にもあり
ませんでした。早速、見てみたいと思います。

最後のところはずばりポイントとしていばって先生らしく
言えそうですね。生徒に教えている様子が目に浮かぶ。

漢文がこんな奥深いとは予想外です。
まだお答えお待ちしておりますので締め切りませんね。
(実際、もうちょっと漢文のポイントを知っておきたいので^^;)

お礼日時:2002/08/12 21:16

家庭教師に漢文を教えてもらったモノです。



単に中国語の単語の語源の話を聞きました。

以外に面白かったです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
漢文を実際教えてもらったということで説得力ありますね。
その家庭教師さん優秀でしたね。
漢字の語源は好きなほうなのですが、うんちく言える質と量が
あるか?ですね。

お礼日時:2002/08/12 21:13

古典を読むことは面白い筈です。

題材を選んで、いろいろな漢文に触れさせてあげればいいと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはり題材は大事なのですね。きっちり頭に入れておきます。
でもその題材を選ぶほど読まないといけませんね。
教えるほうは大変です。

お礼日時:2002/08/12 21:11

漢文を教える事って結構難しいですよね。



 私の場合は、漢文は一種のパズルだと説明しています。返読文字などを理解させたうえで、白文に触れさせればパズルそのもの。
 また、漢詩などは韻を踏んでいますから、ラップの原形みたいなものですよね。そう考えると結構馴染めますよ。
 
 それで一緒に白文を読み下し、読み下すための返り点を振るようにすれば、漢文を理解できるのでは。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
白文を読みくだす、というのはいいアイデアですね。
私はそこまでやったかな?
パズルを解く、もいいアドバイスになりそうです。

お礼日時:2002/08/12 10:03

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