
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
仰る通り、ニュートリノは非常に小さく、物質との反応も殆どないので、観測は非常に困難です。
>1さんの回答のように太陽ニュートリノを検出するスーパーカミオカンデは50,000トンの純水を使っています。
この水の電子にニュートリノが衝突すると、電子がはじき飛ばされ、その電子が光の速さよりも速く走る場合、ごく弱い光が発生し、これを観測しています。
ただし、荒い網というご指摘の通り、殆どのニュートリノは素通りしてしまいます。
しかし、その網にぶつかるニュートリノも存在するので、時系列的なニュートリノの増減などを観察することができるのです。
ありがとうございます。
水でよかったんですね。
電子光を利用しているんであれば、けっきょくのところ何でもいいってことなんでしょうか。
人類総デヴィ夫人みたいな(笑)
No.5
- 回答日時:
最新型のニュートリノ観測装置カムランド(カミオカンデの後継装置)では、液体パラフィンとベンゼン類の混合物を利用しているそうです。
ヤフートッピクスに書かれていたのはこれのことではないかと思います。後は、#2のかたのおっしゃるとおりです。
参考URL:http://www.awa.tohoku.ac.jp/KamLAND/index_j.html
No.4
- 回答日時:
こんばんは。
塩素37などはニュートリノと反応してアルゴン37に変化するようです。
測定装置ではこの塩素をクロロフルオロカーボン(CFC)として使用していたのではなかったかと思います。
特殊な油液とはこのCFCのことではないかと思います。
(参考urlでは四塩化炭素を使ったようです。P20)
参考URL:http://www-he.scphys.kyoto-u.ac.jp/~nakaya/edu/d …
ありがとうございます。
ようするに装置によって色々なんですね(^_^;
でも原子の種類が変化するほどの如実な反応をするなら、たしかに地球のニュートリノを観測できるのも納得です。
No.3
- 回答日時:
スーパーカミオカンデに似たものですが、純水は純水でも、重水というものを使っている装置があります。
水分子H2OのO原子の原子核は通常、陽子1コ 中性子1コ
で構成されていますが、この重水のO原子の場合は、
陽子1コ 中性子2コまたは3コ
となっており、通常の水よりも分子量は大きな値をとります。この重水を使ってニュートリノの観測を行う装置もあるそうです。
ありがとうございます。
なるほど。重水の方が水素原子が増えた分だけ密度を上げやすくなるでしょうしね。
考えてみりゃ、液体の状態で電子密度がある程度高くて、しかも安価なものとなると水しかないですからね。
No.1
- 回答日時:
スーパーカミオカンデは巨大な水槽に水が入っていたはずですが。
その水の分子とニュートリノがぶつかったときに発生する光を捉えるんだったような。
参考URL:http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/doc/sk/index.html
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