「一気に最後まで読んだ」本、教えて下さい!

この手の質問がかなりありますが回答がもらえると助かります。
自分は投資信託の経験がない初心者なので、もし始めるのであればインデックス運用型(TOPIX連動型)の商品を毎月1万円の自動積み立てでやってみようかと興味を持っています。
ただサイト内のいろんな人の回答を見てきただけで実際に本を読んだりしたわけではないのでこの程度の知識で始めるのは無謀なのではないかと思っています。
やはり本を読んでもう少し理解してからのほうがいいでしょうか?
もしその方がよければ初心者でも読みやすい本をぜひ教えてください、できるなら延々と箇条書きでない本が希望です。お願いします。

A 回答 (4件)

投資信託は手数料が高いので不利だという意見も散見されますが、私はそうは思いません。

このOKWebにも、デイトレーダーで稼ぎたいがどうすればよいかという質問がよく載りますが、一般投資家はまず投資信託を活用するほうが証券投資としては正攻法だと考えます。

なぜなら、そもそも個別銘柄などの株価変動のメカニズムやリスクを理解しないまま、個別株式や為替のディーリングにいきなり挑戦するのは無謀といえるからです。日常生活とはかけ離れた相場変動に翻弄されて単なる偶然を実力と取り違えて大損することも大いに考えられます。
その点投資信託は分散投資されて通常それぞれの市場変動の平均的な動きにあわせて評価額が上下するように組まれているファンドが多いですから、自分でも相場の大きな方向性を推理することで投資のタイミングをとることが出来るからです。
個別株が何か特別な事情で急上昇するのを期待するような、的中する可能性の低いギャンブルに賭けてみすみす損失を被ることが少ないと考えられます。

ではなにを勉強すればよいかというと、株式のインデックス投信ならTOPIXなり日経平均なりの株式市場全体の動きを見て売買のタイミングを考えるのがよいでしょう。もしこれから株式市場全体が少なくとも年単位で上昇する傾向と見る(しかし今月から上昇するかどうかは分からない)ならおっしゃるように毎月同額の投資をする(=ドル平均法という)投資方法もよいかと思います。もっと強い相場上昇を予想するなら先にまとめて投資したほうが有利なのですが。
逆にもし何年も株式が下落するような過去10数年間のような相場を想定するなら結果的に株式の有利な投資タイミングはなかったことになります。このように、株式の相場見通しに自分なりの大局観を持たなければ10年単位で投資しても長期のドル平均法投資が利益を生まないことも現実としてはありえることは頭に入れておいてください。

同様に、外国債券の投信ならその高利回りが為替リスク、金利変動リスク、クレジットリスクの見返りに得られており、今はそれぞれ有利か不利かを推理することが論理的に可能です。一般投資家とプロとで見通しについてそれほど当たり外れに差がないかもしれません。

投信への投資に肯定的な説明をしてきましたが、その理由は個別株投資して一日に何%も儲かるというようなデイトレーディングはそれなりに自分の投資額を大きなリスクに晒しているからです。論理的に当たる推理が非常に難しいからです。仮に一度大儲けしたとしても、それがなぜ儲かったのかは本当には理解できないでしょう。人間大体そういう時には自分の実力を過信します。一方で十中八九、いずれわけの分からないまま大損することも起こります。

質問者が毎月自動積み立てでインデックス投信に投資するなら、毎日平均株価の変動の記録をつけて、その日の変動の理由として新聞などに書かれていることを記録し、別途自分なりの今後の相場予想を書いてみることをお勧めします。漫然と時間分散投資のドル平均法を続けるより確実に投資への理解が深まると思います。
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この回答へのお礼

分かりやすい回答を親切に書いてくれてありがとうございます。幸運なことに家では日経新聞をとっていますので、平均株価の記録をつけていこうと思います。回答者様が言われたとおり漠然とドル平均法を続けるより確実に勉強になりますよね、納得です。せっかくやるならば勉強しながらのがやりがいも感じると思いますし。

郵政法案が否決になりそうなのでとりあえず本を読んで間をあけて、もう少ししたら投資信託を始めてみようかと思っています。
分かりやすい回答ありがとうございました。またなにかありましたらお願いします。

お礼日時:2005/08/08 22:13

NO.1の補足です。


参考図書は
田渕直也 著 「ランダムウォーク & 行動ファイナンス理論のすべて」
日本実業出版社

必ずしも初心者の投資の入門書という趣旨で書かれた本ではありません。しかし多少仕事で投資にかかわった者から見ても、実感に非常に近いこの世界について肉薄した本だと思います。決して難解な説明ではないので、いきなりこういうものを読んだほうが現実に触れられるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
教えてくださった図書、「実感に非常に近いこの世界について肉薄した本」と聞いて気になりました。始める前に現実に触れるのもいいと思うので、今度本屋で探してみたいと思います。情報ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/08 22:35

国内株式のインデックス型を毎月1万円ずつ積立で、というのは投資信託をはじめる一歩としては悪くない選択だと思います。

ひとまず始めてみる、というのは大切なことです。

余裕ができたら、いくつかの投資信託商品をバランスよく買っていくことを検討してみてはどうでしょうか。TOPIX連動型だけだと、TOPIX次第でプラスになったりマイナスになったりしますが、例えば海外インデックス型を併せて買っておくと、TOPIX連動型が調子が悪いときでも、海外インデックス型がフォローしてくれて、トータルで少しプラスになることもあるでしょう。投資先を分散させておくと、資産運用が安定します。

このような「分散投資」のことを説明した本を一冊ご紹介しておきます。

■ 内藤忍「内藤忍の資産設計塾」 ISBN:4426774039

投資信託だけでなく、株式や外貨預金など個人が投資できる商品全般の説明もありますが、基本的には、投資信託で長期・分散投資をするためのノウハウ本です。

内藤氏の最近の著書「内藤忍のお金持ちになる投資成功ノート」でも、重要なところは書いてありますので、こちらでも良いかも知れません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。余裕ができたら違う種類の銘柄に分散投資すると良いのですね、そのメリットがなんとなく理解できました、覚えておきます。
ただしばらくはTOPIX連動性の商品1本だけでいこうと思います、違う商品も毎月積み立てすると苦しそうなので・・・。
それから教えてくださった本は初心者向きな感じがするので本屋にいって中身を見てみようと思います。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/08 22:28

先ずはじめるのであれば商品も金額もわりといい選択ではないでしょうか。

(この世界にBestはありません。)
この程度の金額であれば、損失も許容できるように思いますので、(損失が許容できるのであれば、)先ずはじめるのも1つだと思います。

多少の上下(儲かったり損したり)はあると思いますが、短期で考えずNo.1の言われるようになぜ上がっているのか?/下がったのか?考える元にしてください。(机上と実際に自分のお金を投資したときとでは行ってくるほど違います。上がった(下がった)ときの要因や心理もよーくみえてきますし、自分の気持ちもよーく研究してください。将来株式投資や、信用取引を始めるようになった時にすごく役にたちます。投資は、市場を分析し予想するとともに自分(儲けたい/損したくない)との戦いでもあります。)
もし、資金に余裕があれば、海外株式や債券等にも投資してみるのもいいかもしれません。(リスクヘッジにもなりますし、より勉強できます。)
勉強ですが、希望にはそぐわないのですが、私は、以下をお勧めします。

「ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理」
最初は一寸長くて意味がわからないと思いますが、投資をしながら読み返すことで、その内だんだん判ってくると思います。(但し一寸古い本です。100%鵜呑みにするのではなく当時の時代背景も加味して5割程度にとどめてください。あなたがするべき行動を100%示唆することはありません(将来は予想できないのですから)が、投資家としてしてはいけないことに変わりはありません。(歴史は繰り返す))
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この回答へのお礼

親身になっていただいた回答ありがとうございます。
短期での上下に一喜一憂せず長い目で見ること、なぜ上がったのか下がったのか考える癖をつけようと思います。
経験者の方にすれば当然なのでしょうが、初心者にはありがたいアドバイスです。回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/08 22:18

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