都道府県穴埋めゲーム

AT車を駐車させる時に、私はフットブレーキで停車→セレクターをNレンジに→サイドブレーキを引く→セレクターをPレンジに→エンジンを切る、の手順で行ってます。
この話を周囲にしたところ、「サイドの前にPレンジに入れなきゃ」「Pレンジに入れておけばサイドを引く必要なし」など、喧喧諤諤の論争?になっています。
ところが、誰も「なぜその方法で良いのか?」を具体的に説明できず、議論が行き詰まっています。

私の場合は、車に一番負担の掛からない方法で駐車させたいのですが、その場合の手順はどうすれば良いのでしょうか?
私自身、Pレンジの構造がいまひとつ分かっていないので、「Pレンジの構造が○○だから、こうすれば良い」という形の回答が一番ありがたいです。

A 回答 (4件)

基本的に言えば、ATでPレンジに入れている場合でもサイドブレーキは掛けておくべきでしょう。

ATでPレンジにシフトした場合はトランスミッション内部でアウトプットシャフトをロックする構造になっています。従って車両が完全に停車する前にPレンジにシフトすることは、ミッション自体の故障につながり絶対避けるべきです。対してサイドブレーキはドラムブレーキ車の場合は走行時に使用しているブレーキを機械的にカムなどを使用してロックし、ディスクブレーキ車ではディスクパッドを機械的にロックするか、ディスクローター内に備えたドラムブレーキ機構を使っています。2トン~4トン程度のトラックなどではトランスミッションとディファレンシャルギアの間のプロペラシャフトに専用のドラムブレーキ機構を持っている物が主です。また、大型車では強力なスプリングにより作動するものもあり、主ブレーキ動作用のエアーの圧力により解除させています。

さて、一般の乗用車での件ですが、Pレンジにシフトしてあれば、とりあえず勝手に車が動いてしまうことは防止できるでしょうが、あくまで駆動系のロックによる間接的なもので、ホイールそのものをロックするサイドブレーキのほうがより確実と言えるでしょう。また、FF車の場合、多くはPレンジでのロックはフロントにサイドブレーキでのロックはリアに掛かりますので4輪ともロックできることになり、より安全な駐車が可能になります。

この他に駐車時の注意点としてはステアリングは、直進または車が動いたとしても、他に危害を加える可能性の少ない方向(例えば縁石に寄せた場合は縁石側か直進にしておく、決して車道側には切らない、坂道などであらかじめ移動方向が予想できる場合は、その場所に応じた方向に据え切っておく)に切っておくことで、もし駐車装置が不用意に解除された場合でも被害を最小限に食い止めることが出来ます。また、基本的にはPレンジサイドブレーキの併用をお勧めしますが、寒冷地などで積雪の上を走行した場合は、サイドブレーキの使用は避けた方がいいでしょう。これはサイドブレーキを動作させるワイヤーが凍結により戻らなくなり、サイドブレーキの解除が出来なくなる場合があるからです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
Pレンジは駆動系をロックするものなのですね。

お礼日時:-0001/11/30 00:00

Pレンジはミッションの歯車をロックする事により止めます、サイドブレーキはワイヤー、油圧によりドラム、ディスクを止めます。



20年くらい前にはATの止め方は1.サイド2.Pレンジ
と習いました(専門学校で..当時は多分ミッションを少しでも労る為だと習ったような気がします)

今はそんな柔なミッションは無いと思いますので心配は無いはずです
ですが、止め方としては、1.サイド2.Pレンジが良いと思います。
Pで停車後サイドを引くと平坦な道路は無関係ですが、幾らか傾斜が有る場合、次回走り出す際「P」レンジから「D」レンジに切り替える際(Pレンジから抜く時点で)
抜きにくい、引っかかる、「ガックン」とショックが有る等色々な現象が発生し易く成ります
正しいとか、誤っているとかでは無く、車に、人に優しい乗り方、止め方が良いのでは無いのでしょうか?
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私も大体同じ手順でやっていますね。


ただし、N>サイドを引く>Pに入れるの間、ブレーキは踏みっぱなしです。
車にかける負担から見れば、ブレーキを踏んで、完全に停止しているのであれば、
D>Pに直接入れてからサイドブレーキでも変わらないと思いますよ。
登り坂での信号待ちなど、一時停止であれば、D+サイドブレーキも使いますが、
下り坂ではブレーキを踏みます。
平坦の信号待ちではN+サイドブレーキも使いますが、これで駐車はしません。
もしサイドブレーキだけで完全に車を停めようと思って力一杯サイドを引いてしまうと、
後で解除できなくなる可能性があるからです。

構造について簡単にご説明しますと、通常のブレーキは、
ブレーキペダルからの入力を油圧シリンダーで受け止め、
それをブースターで増力させて油圧ホースを通り、
前後のブレーキに同時にブレーキをかけます。
前後のブレーキバランスやタイミングなどは、
多少コントロールされているかも知れません。
ブレーキでタイヤがロックしたのを感知して、
油圧を自動的にコントロールするシステムが
アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)です。
それに対してサイドブレーキは、ブレーキレバー(またはペダル)から
ワイヤーを介して、通常後輪のブレーキを作動させます。
2輪にしか効いていないので、ブレーキを踏むよりも弱いです。
オートマのPレンジは、エンジンから駆動輪にパワーを伝える
ドライブシャフトをロックする物なのだと、教習所で習いました(笑)。
つまり、ロックされるのは駆動輪に限定されます。
前輪駆動なら前輪、後輪駆動なら後輪、4輪駆動なら4輪です。
と言う事は、後輪駆動でサイドブレーキって、あんまり意味無さそうですね(^^;
逆に、前輪駆動だと、前輪はPで、後輪はサイドブレーキでいいかも。
また、4駆であれば、4輪ともロックできる(ホントかな?)は良さそうですね。
そう言えば昔『4駆は4輪ともロックされるからレッカー移動されない』
なんてウワサもありましたね(実際には、4輪とも持ち上げちゃうので無意味)。

寒冷地で駐車する場合などは、サイドブレーキをかけておくと、
寒さでブレーキやワイヤーなどが張り付き、ブレーキが解除できなくなってしまう
可能性がありますので、Pレンジに入れてサイドブレーキは引かない様に、
と言われていますね。
なるべく雪道での坂道駐車は避けたいところですが、
止むを得ない場合は、車止めを併用するなどしたいところです。
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なにをもって正しいとするかですが、完全停止状態をつくるならPレンジです。

サイドブレ-キを掛けても動いてしまうような坂でも決して動きません。
車に負担はかかるのでサイドブレーキを併用して掛けることはオススメしますが、メ-カ-での耐久実験には走行状態でのPレンジ入れというのがあり、もし酷使したくらいで壊れた場合、6年10万キロ以内なら無償交換対象です。

ちなみに構造としてはエンジンからの入力軸上にパ-キングギヤというものがあり、このギヤの歯にラチェットレバ-を引っ掛けて回転を止めるといういたって簡単な構造です。ギヤの外径やレバ-長は千差万別ですが構造は内外車、AT、CVT含め全て同じです。

サイドブレーキはドラムブレーキ、ディスクブレーキとも途中にワイヤ-を介してしまう為、どんなにきつく引いてもどうしてもきちっとは止めることができません。(もしお海苔の車がこれができるようであれば、多分走行中にブレ-キの引きずり傾向が出ているはずです。)

とは言うわたしも頭ではわかっていても完全停止させてからPにいれサイドを引きます。
(サイドを引かないとパ-クギヤとレバ-のがた分、車がぐらっときて気持ちがわるいです)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ATが、評判が今ひとつ?のZF社製のため、できるだけ無理のない使い方をしたかったのです。
参考になりました。

お礼日時:-0001/11/30 00:00

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