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調剤薬局勤務の薬剤師です。今月のメディカル・クオールという雑誌に『クリティカル・パス』について書いてあるのですが、この記事が『クリティカル・パス』というものを知っている事が前提として書いてある為、記事の内容が理解できません。ご足労かけますが、由来、意味などを教えていただければ嬉しいです。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
勉強になりました。

お礼日時:2001/11/02 13:56

簡単ですが説明致します。

クリティカルパスとは、病気の種類(糖尿病、高血圧など)ごとに診療内容の標準を定めることです。
医科では最近こういった言葉が良く聞かれるようになってきましたが、歯科ではまだまだ認知されていないようです。クリティカルパスは、医者よって受ける診療内容のバラツキをなくすことが目的で、特に定額払い医療費が導入されている場合には大きな意味を持つことがあります。医療現場にクリティカルパスを広範に導入すれば、医療費総額は約13%削減されるとされています。
簡単でしたが、外科医からでした。
もっと勉強して下さいね。
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この回答へのお礼

この後、出てくる工業的な言葉とゴッチャになってしまっていました。
>もっと勉強して下さいね。
苦言もありがとうございます。
今後の糧とします。

お礼日時:2001/11/02 13:59

クリティカルパスについてですが、他の分野では別の意味を持ちますので間違えないでくださいね。


ちなみに工学系では「最短の工程」のことをクリティカルパスと言います。(ちょっと語弊があるかもしれないけど…)
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この回答へのお礼

ポイントは発行できませんでしたが、
これ(工学的な意味)があるからこそ、
より良い理解が出来なかったところであります。
前述の雑誌は工学的意味のさわりだけ書いてあったので、
かえって混乱してしまっていました…。

お礼日時:2001/11/02 14:01

私も薬剤師です。

本来クリティカルパスは産業界では製造工程の中で律速段階になっている経路を指す用語ですが、医療界では違った意味になっています。アメリカのKaren Zanderが医療界に初めて取り入れたのですが、強いて訳すならば「医療チームが共同で作り上げた、患者の最良の管理だと信ずるところを示した仮説」ということになります。アメリカでは1983年に医療費抑制のためにDRG/PPS(疾患別分類による包括支払方式)が導入されました。そのような社会背景の中で入院日数と医療費を削減しながら医療資源の効率的かつ質の向上を目的とする方法としてクリティカルパスが誕生しました。しかしクリティカルパスは経済面だけではなく、各医療スタッフが専門的技術を最も必要とされる時に最適のタイミングで関与して、協調された体制をもつことこそが「医療資源の効率的かつ質の向上」につながるものだといえると思います。 今まで抽象的表現でわかりにくかったと思いますので、クリティカルパスを具体的に表現すると、各種疾患における、患者の入院から退院までの医療内容、与薬、看護、指導、食事等を記した工程表ということになると思います。これくらいでよろしいでしょうか?
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この回答へのお礼

由来から、医療系における使い道、
わかりやすい表現…。
個人的に補足した知識とつながり、
大変よく理解できました。ありがとうございます。

一薬剤師として、恥さらしな質問をWEB上に出してしまいましたが、
一番解りやすく答えて頂いた方も、薬剤師さんということで、
個人的にも嬉しいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/11/02 14:06

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