幻覚は存在するのでしょうか?
私は「幻覚を見たことがある」と言明したことがあります。しかし、それは、どうしてそれが幻覚であるとわかったかと申しますと、過去にはそれと同じようなありかたのものはなかったからです。つまり過去との比較において、それは幻覚であるに違いないと考えたわけです。しかし、それは新しくそういうものが現れただけであって、私は本当にそれを知覚しただけなのではないでしょうか?私が知覚したものはすべて存在すると言って何か不都合なことはあるのでしょうか?
私はそのとき他人に確認していないのですが、仮に他人が「そんなものは見えない」と言っても、私には見えるのであるから、それだけで幻覚であるとはいえないと思います。他人がうそを言っている場合、他人が見逃してしまった場合、その他、いろいろ可能性はあるでしょう。
私は幻覚が存在してしまっては困るというわけではありません。ただ、幻覚が存在するためには何か条件があるような気がするのです。例えば、私が見たものはすべて存在すると思っている人には幻覚というものが理解できないはずなのです。そして、おそらく多くの人がそう考えていると思います。
幻覚というのは他人が言明するものであって、当人が言明するものではないのでしょうか?しかし、私は他人に何も言われずに、自分で、幻覚が見えたと言ってしまいました。これはどう説明したらよいのでしょうか。私は他人の視点に立てたのでしょうか。
No.12ベストアンサー
- 回答日時:
『障害を持っているため幻覚が見える人が、どうしてそれが幻覚であるかわかるのか』という疑問だと思います。
(脳の中の幽霊より)
有名なものにシャルルボネ症候群 というものがあります。
ラリー・マクドナルドは交通事故にあって幻覚を見るようになりました。
どれが本物でどれがニセモノか最初は区別できなかったそうです。
ベッドの側に医者と看護婦とフットボール選手はフラダンサーがいて、四方八方から声が聞こえてきて、いったい誰が喋っているのかわからない状態だったそうです。
脳がなんとか修復してくれ、現実と架空の声を聞き分けられるようになったそうです。
医者のラマンチャンドラン(脳の中の幽霊の作者)が「今でもそういうものがみえますか」と聞くと、「ええ、今も部屋の中に見えます」と言いました。
何が見えるかと聞くと、ラマンチャンドランの膝の上に猿が乗っているのが見えるのだそうです。
「どうして幻覚だとわかるのか」と先生が聞くと、「それはわかりません。でも、猿を膝の上に乗せている教授というのは、あまり考えられないので。だから本当じゃないと思ったのです」と答えました。
さらに、「でも いきいきとして本物に見えますよ」
「まあ 一つには何秒か何分かたてば消えるので、本物じゃないとわかるのです。幻覚が周りの風景になじんでいることも時々あるが、それでも、とうていありえそうにないので、ふつうは人に言いません」
と言っていました。
とても鮮明で本物より本物らしく見えるそうです。
時にはひどく周りの風景になじんだアニメの登場人物も見えるそうです。
普通は<ありえない>と理性が働くので、幻だと思うのではないでしょうか。
その後 見えなくなるので、「やはりあのとっぴなものは幻だったか」ということに慣れているのではないかと。
まぶたを閉じても変わらず見える というのも確かあったと思います。
例えば色盲の人には存在するのに目では認識できないということがたびたび起こると思います。
すると、普通は見えるのでなんでこの人は書いてあることを守らないのだろう となる。
しまいには「ここに書いてあるではないか」と示したものは、色盲の人には見えないので、この「書いてあるではないか」と主張する人が変 または幻覚を見ていると思うか?
小さい頃からそういうトラブルに何度も遭遇しているはずなので、自分が見えなかったのか とまず考えるようになると思います。
これがもし 色盲の人がほとんどなら、信号機は作られなかったと思います。
色を認識できる色盲のレベルの基準で芸術も生活も、創造されていったと思えます。
だって、認識できない色を使いようが無いから。
遠赤外線が見える人たちがほとんどなら、また違った世界になっていたと思います。
追記
シャルルボネ症候群の人がよく見るものに幽霊があります。
シャルルボネ症候群になることで、幽霊が見える能力を獲得する というより、無いものが「見えた」と知覚してしまう障害です。
(だいたい数秒から数分で消える)
そういう障害を理解しているシャルルボネ症候群の人は、人が突然消えたとき、「幽霊がいた」と思わず、「幻覚だったのか」と思うのだそうです。
シャルルボネ症候群というのは面白そうですね。もしも、生まれつきのシャルルボネ症候群の人がいたら、さらに面白いのですが。
しかし、最初は本物、ニセモノの区別ができなかったのが区別できるようになるというのはすごいですね。
ありがとうございました。
No.25
- 回答日時:
幻覚に非を着せようとは思いません。
幻覚に頼る気持ちが役に立たないんです。身についた能力と自己とは違う。自己には人としての味わいがある。能力にはそれがない。能力に頼りすぎると、能力に自己を移している時間が多くなればなるほど、自己がうすれて人生がはかなくなる。人生の時が失われる。たしかに人生には能力が必要です。依存心が自己をうすめる。常に課題にさらされる自己。能力を身につけなければ履修が困難な時もある。その場合の主体は自己です。能力を身につけるだけでなく、能力を高めることに躍起になっていると自己がおいてけぼりをくらう。むないしいことです。能力に分類される幻覚、文字通りの幻覚。どちらにしても振り回されるのは有害です。社会的な益?それもいいでしょうが。「それが幻覚かどうかということを考え、迷い、決断して行動に移す、これも人間ではないでしょうか?」に同意します。
No.24
- 回答日時:
人間(乙)の背面にはもう一人の人間(甲)がいて客観的に見える人間(乙)を操っています。
乙は俗に言う「心」、「野獣性(感情)」であり、甲は「社会性・学問」です。
甲は主に大脳皮質から起源を発しており、乙同様に「無意識」を生成します。しかし、この「無意識」は機械的であり、知恵や打算を多く含みます。甲または大脳に障害があると、この甲が大脳に働きかけてある種の映像を創作し、人間に認知させるようにいたします。これが低劣な範疇に入る幻覚と言われます。脳に発達性があると他者から距離に関係なく「気」を受けてそれを映像として甲が写します。これは後天的であろうとも先天性の分類に属されます。なぜなら、誰でもその特異性が有ると言われるからです。
乙から発する幻覚には、俗に言う師につく「修行」によって開発されるものです。これは正しい発心、禁欲、正しい行為、正しい学問によって乙が促され扉が開きます。
乙から発する幻覚には、乙が何らかの理由により「壊れ」、「ねじれ」、数理的な演算が出来なくなった場合に、甲に強く働きかけ、甲がそれを受けて大脳を刺激し、幻覚を見させます。
総じて幻覚は人間にとって何の役にも立たないと私は結論付けています。なぜなら、考え、迷い、決断して行動に移す、繰り返しが人間という存在だからです。
この回答への補足
>総じて幻覚は人間にとって何の役にも立たないと私は結論付けています。なぜなら、考え、迷い、決断して行動に移す、繰り返しが人間という存在だからです。
幻覚は役に立たないからというのは、幻覚という現象でなく、「幻覚だ」という解釈のことでしょうか?
それが幻覚かどうかということを考え、迷い、決断して行動に移す、これも人間ではないでしょうか?
No.22
- 回答日時:
>患者が異変をどの様に感じ、その患者の認識を医師がどの様に判断するのか?医師は本当に患者のことを理解できるのか?
技術論という意味ではなく、心理学の「こころ」「意識」といったテーマで(フロイトやユングの精神分析など)、そのようなことをよく扱いますよ。
例えば、ある男性が、職場のある女性のことが気になっていて、「自分はどの様に思われているのだろうか。」と思い悩み、思いを伝えぬまま、彼女の発言・挙動に一喜一憂し、あるとき、自己嫌悪に陥り、「自分は、なんてだめな人間なのだろう。」と思い悩む。
勇気を振り絞り、思いを伝えるが、「仕事が面白いから、友達のままでいましょう。」と振られてしまう。
自分の世界 相手の世界
理想の自己像
↑
客観的な自己像→相手の中の自己像 |イメージ(言動など) ←相手の意識
自己意識 (表出しない本当の思い)
*普段の自分の意識が、「自己意識」
例えばの男性は、幻覚に近いものがあるということでしょうか?自分と相手とで認識の不一致があるというようなことでしょうかね。
アドバイスありがとうございます。
No.21
- 回答日時:
No12です。
訂正と追記。
>『輝きまたたく色鮮やかな点から砦が伸び緋色我っていく』みたいな。
ぶっ! 変換ミスです。
<輝きまたたく色鮮やかな点から砦が延び広がっていく>でした。
ヒルデガルドはその現象を神からの啓示だと解釈し、中世の人も彼女は超能力者的な人(預言者)だと認識していたようです。(あくまで信者の間だけだと思いますが)
それをサックスは
「 注意深く考察すると、彼女の言う内容や絵には明らかな特徴がある。
間違いなく偏頭痛性のもので、視覚的異常感覚を示している」と言っています。
さらに、彼女の書き残した絵について「偏頭痛性の幻視の典型的な特徴が絵に表れている」と言っています。
従ってヒルデガルドの幻視はてんかんじゃなくて、偏頭痛の前兆が起こる時現れる幻視のようです。
しかし本人も周りの人も神の啓示だと解釈したようです。
従って幻覚を幻覚だと認識できなかった例。
彼女はドイツの薬草の祖でもあり、もしかしたら研究中に今では麻薬となっているものも、幻覚を起こす薬草だとしらないで研究のため飲んでいたため、さらに偏頭痛がなくても幻覚が起こっていたのかもしれません。
知り合いで海外でパーティーがあり、薦められて断れず、わずかに白い粉をちょっとだけなめたそうです。
ほんのちょっとの量なのに、その効果はすごかったようで、天井が落ちてくるという幻覚と、パーティーの時見たTVの内容を(私が聞いた限りでは現実そんなテレビは存在しない) 現実のこととして、麻薬の効果が切れた後も信じていました。
いくら麻薬によって幻覚を見たのだと説明しても、「や 現実彼らはそのテレビを持っていた」と主張して、認識を訂正しませんでした。
(テレビの中からマドンナが出てきて、パーティーに参加した など。すごいテレビを彼らは持っていた って言い張るんですよ。。。。)
ドストエフスキーはてんかん持ちだったので、やはり異常感覚を体験していたようです。
「ほんの5秒ほどの短い時間で、永遠の調和を感じた。
恐ろしいことに、驚くべき明晰さで姿を表し、魂に法悦をもたらした。
もし、この状態が5秒以上つづくなら、又思惟はそれに耐えられず消滅してしまうだろう。
この5秒にわたしは人間としての全存在を生きる。
そのためなら、わたしは命をも賭けるだろうし、欠けても惜しいとは思わないだろう」
と述べたようです。
彼の場合は、それが幻覚かどうか巧拙することに興味はなく、その状態を大切な宝物として大事にしていたようです。
幻覚の例
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/psyqa0863.h …
本人は現実だと思っているし、周りが訂正したところで、それは現実だとしか本人は認識しない例です。
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/psyqa0749.h …
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/psyqa0715.h …
幻覚であると少しは認識している人の例です。
その他に、薬が効いて幻覚を見なくなった人が「あの頃はわからなかったが、今はあれは幻覚だったと思う」と述べている人もいます。
幻覚を見ている時は、それはリアルに存在するとしか思えず、幻覚などではなく現実だと思うのではないでしょうか。
私の例でいけば、リアルに幽霊と握手をした経験があります。
あれは絶対寝て夢を見ているのではなかった。
だけどあれは幻覚だとわたしは認識しています。
どうしてかというと、「ありえない」からです。
確かに寝ていなかったし恐怖心でいっぱいで それはまぎれもなく現実だと思っています。
でも、睡眠障害というものを知っているし、それを起こした人が「あれは夢じゃない 現実だ」と主張しているのも知っているから。
だから、幽霊と握手をした体験がありますが、幽霊は存在しないとしています。
それでもよくかなしばったりしてます。
その時は「うわーーん こわいよーー」ってマジにリアルにその恐怖を感じて、かなしばりが解けたら電気をつけて何か存在しないか部屋の中を見渡します。
現実派ですが、こんな矛盾した行動をやってしまい、そんな自分をププっと客観視したりしています。
他にも幻音とかリアルに聞こえてきます。
耳のところで「がっきーん ごーーん ぐわしゃーーーーん」ってものすごい音がたまーにします。
幻音だと知っているので、「なにこれ?」なんて騒ぎません。
人にも言いません。
だって、幻だって知っているし1,2分で消えるので。
ドストエフスキーのようでありたいですね。無理かな。
それから、幻覚だとわかる場合とわからない場合があるのですね。
回答ありがとうございました。
No.20
- 回答日時:
No.12です。
ちょっと質問の趣旨とは違うので、「そういうこともあるのか」という参考程度までに。
哲学的アプローチはいいのですが、現実味の無い哲学(机上の論)をやってしまっても、それでは到底納得いかなくて、延々と藪をつつくばかりで、核に近づけないと思うので。
『妻と帽子を間違えた男』という本があります。
24の症例が書かれてあり、書いた人は脳神経方面の医者で、オリバー・サックスという人です。
その本の中に『ヒルデガルドの幻視』というものがあります。
わたしは知りませんでしたけど、彼女は有名な人だったそうです。
彼女の幻視は映画『アルマゲドン』の参考にも使われたそうです。
http://64.233.167.104/search?q=cache:uvHl23DkCT0 …
ベネデクト会修道女で、その幻視の彼女は預言者とも言われていたみたいです。
彼女の場合は幼い頃から亡くなるまで数え切れない幻視を体験していたそうです。
どういったものかというと、、、必ず<光>が出てくる。
『輝きまたたく色鮮やかな点から砦が伸び緋色我っていく』みたいな。
彼女が書いた絵の中には渦もありました。
で、『脳の中の幽霊』の中の<神と大脳辺縁系>と『妻と帽子を間違えた男』の中の<ヒルデガルドの幻視>を読む限りでは、このヒルデガルドは小さい頃から<てんかん>を持っていたと思えます。
それはあまりにも小さい頃から宗教儀式(お祈りや宗教的な側面からの理解)をやりすぎたために、大脳辺縁系が刺激され、彼女の体質から、それが小てんかんを何度も起こす体質へと成長とともに変化してしまった と私は思えます。
みんながみんなそうなるわけではなく、彼女の家系がてんかん家系でないのにそういうことが起こっていたのであれば、彼女は特殊な例だと思います。
(瞑想することに長けた人は、同じような状態に簡単に自分の脳のその部分を刺激できるようになるかも)
しかし、彼女のその幻視を聞いて、人生に失望していた人たちが、神の啓示、彼女を通して神が何かを伝えようとしている と思った人にとっては、それは意味のあるものになると思えます。
そういう人たちに「実は・・・・」と現実的な理解を示して、彼らからファンタジーを奪うのは酷かなぁと思います。
もちろん彼女のその話を自分の利益のために使おうとするのがミエミエな人には、「違うでしょう 神でも天使でもなく、それはてんかん発作の結果 脳が刺激されたので、そういう光関係の幻視が見えたんです」って言いますけど。
ご参考までに。
No.19
- 回答日時:
ありえないことの表現として、漫画や物語といったものがあります。
フィクションです。だけれど、そのありえなさを、表現を通して我々は共有します。空を飛ぶありえなさを、共有しているわけです。それは幻覚とは言えないけれど、幻想と言えるかもしれません。俺は、そういうありえなさを、共有できる社会は豊かであると思います。ありえない事を考えれるのは、創造力にも長けています。
虹色の渦を見た、という貴方が居るのだから、そんな虹色の渦が見えることはありえるのだろうが、実際に見ようと思って見れはしないと思いながら実生活するのが、俺です。だけれど、虹色の渦という表現を得ることで、一つのありえなさをまた、獲得しているわけです。そしてその、ありえなさを想像することで、ありえてもいいなと、思うようになるのです。つまり、現実の変化の幅に対応する力が、養われるのです。もし次に、俺がそれに類似する光景を見たら、「ホントにあったんだ」と、いきなり見るよりも、衝撃が軟化されているはずです。
地球が丸い?ありえない。宇宙が平面?ありえない。
けど、ありえるかもしれない。
ありえないという認識の共有は、現実には考えられなかった変化への、準備段階を設けることだと思うのです。
「幻覚を見た」と、あなたが自身で言うのも、あなたが、動いている証拠なのだと思います。他人の視点に立てたというよりも、そういう認識の共有を求めたのではないでしょうか。事実と言っても信じられがたいので、幻覚と伝えたのでは。
ありえなさというのがあるんですね。それを豊富に持っていることがいいんですね。もし実際にあったときの構えが変わってくるということですね。
>他人の視点に立てたというよりも、そういう認識の共有を求めたのではないでしょうか。
これはあたっているかもしれません。これは幻覚の例に限らずです。
No.18
- 回答日時:
何かが見え、それが他のものと区別できるのならば、あなたにとってそれは現象として存在したのです。
「存在」というのは、「あるもの」が「ある領域」において他のものと区別されるかたちで現れることです。
つまり、あなたの見ている世界においては見えるものは存在しています。しかし、それが他の人に見えている世界に存在しているかは定かではありません。なぜなら、白昼夢のようにその人にしか見えていない事象もあるからです。
それでは、客観的現実と白昼夢の違いをどのように区別しているのでしょうか。
まず、客観的現実というのは人が見る現象のうち、大多数の人が共有可能である(可能であるだろう)「もの」と「もののありよう」によって作られた世界です。「もののありよう」とは「もの」と「もの」の関係性のことです。例えば、重いものは空中に投げれば落ちてくるし、水を火で炊けばお湯になる、というように誰が見ても(体験しても)同じように生じる現象は、その「ありよう」も客観的事実として採用されます。そして、「もの」と「もののありよう」が採用されれば、実際にその現象を見なくても、自分の中である程度の世界を構築することができるようになります。その構築した世界の「もの」と「もののありよう」が、実際に見た世界(現象している世界)とズレがあるとき、人はそれが「客観的現実ではないのではないか」と疑うのです。ズレがなければ判別は不能です。ですから、corpusさんが「他人に何も言われずに、自分で、幻覚が見えたと言ってしまった」のは、自分の中にある客観的現実とのズレを感じたからだと思います。では、ズレがあるもの全てが客観的現実になりえないのかというと、そうとは限りません。客観的現実というのは新たな発見とともに更新されていくものだからです。ただ現時点で、他者に対して多くの人が見る(体験する)ことができないものを客観的現実と認めさせるのは原理上無理なことだと思います。実生活に支障がないならば、corpusさんが体験されたことから、自身のために何か意義を取り出しても構わないと、私は思います。
No.17
- 回答日時:
NO15です。
ご質問の意味を取り違えていました。
自分に見えたものは本当に幻なのかと言う事ですね。
結論を先に言うと幻と認識した方が心の健康にはいいです。
もう一度盲視で検索して欲しいのですが、これらの事象は第六感すら有りうる事を示していますが、要するに人が見ているものは脳に見せてもらっているものと言う意味でも有ります。
これは自分自身が存在をしていると自覚できる最低限の自己とは、厳密にはずれた所にあり、無意識の領域です。
研究成果は馬鹿にならず、幻覚とは無意識に住む住人です。
不快に思われるかもしれませんが、幻覚を理由に現実そのものを疑うのは、最低限の自己の存在を否定することにつながりかねない危険な妄想で、振り払わないと最悪の場合精神疾患の引き金になります。
緊急を要すつほどの精神状態でなければ、理性とは強固なものですから、心の仕組み、脳の仕組みについて、質問だけでなくご自分で文献を読むなどして理解を深めれば、疑問はなくなると思います。
文献を読み進めると、意外なほど数多くの、それまで当たり前に思えた自分が、実は無意識に手伝ってもらって初めて認識しているものだと気づきます。
この総合的な自己の同一性にひびを入れるのは危険です。
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